堂本光一(DOMOTO)が、昨日12月5日に全国公開されたディズニー・アニメーションの最新作「ズートピア2」にカメオ出演、1人2役を演じていることが発表された。
堂本が演じるのは、ヘビのゲイリーの逃走を手助けしたと疑われ、指名手配犯となったジュディとニックを追いかけるヤギの警察官・ブシュロンとシェーヴル。サングラスが特徴的で、どこか威厳さえ感じさせる強そうな警官のバディだ。字幕版では、映画「ニキータ」「レオン」などで知られる名優ジャン・レノがカメオ声優を務めており、その日本版声優として、日本を代表する俳優・アーティストであり、長年エンタテインメント界をリードしてきた堂本が抜擢された。
ディズニー作品初参加となる堂本は、今回の決定を受けて「びっくりしました。心から嬉しかったですね」と喜びのコメント。「ディズニー作品に初めて携わらせていただけて、しかも、いきなり“2役”ということで光栄でした。本国の方では、ジャン・レノさんが演じていらっしゃると聞き、逆に“僕でいいんですか?!”と思いましたね」とうれしそうに語る。そんな堂本は、1人2役で演じた役どころについて「やり手な捜査官というイメージを持って演じさせていただきました。ブシュロンとシェーヴルはバディなのですが、同じようにバディであるジュディとニックに対して、最初は“この若造が!”みたいな雰囲気を醸し出しています」と説明。収録では格闘シーンなどの荒い息遣いの演技にも挑戦し「セリフというセリフが少なかったことが、逆に難しく感じました。ブシュロンとシェーヴルをそこまで使い分けなくて良いということだったのですが、その微妙なさじ加減も難しかったですね」と振り返った。
また、前作「ズートピア」の感想を問われると「純粋に幅広く楽しめる作品だと思います」と話した堂本。「お子様が観ると、動物たちがたくさん出てきて楽しいし、“夢や希望を持つことが大切だ”というメッセージも伝わると思います。一方で、大人が観ると、多様性を受け入れることの大事さというメッセージがありますよね。本当に幅広く、楽しい作品だなと思って観させていただきました」とその魅力を熱弁。ディズニー作品の魅力については、ミュージカルへの出演経験も豊富な堂本らしく「作品自体が素晴らしいのはもちろんのことなのですが、音楽も素晴らしいと思います。ミュージカル作品に限らず、“素敵な音楽だなぁ”と耳がいくことが多いですね」とし、「子供の頃の記憶はなかなか消えないですよね。東京ディズニーランドでもディズニー作品でも、子供の頃に楽しんだ記憶が自分の人生の中には刻まれていると思います」とも語った。
最後に堂本は「ズートピア2」を楽しみにしているファンに向けて、「前作『ズートピア』でも、他のディズニー作品でも、子どもが観ても大人が観ても、それぞれで受け取れるメッセージがあると思うんですよね。本作もそこは引き継いでいる部分だと思いますし、“ズートピアの謎”というところも今作の見どころだと思います。ですので、まずは僕に気づかず楽しんでいただけければ(笑)エンドロールを観て驚いていただけたら嬉しいですね」とメッセージを送った。


