目黒鹿鳴館が本日閉館、45年の歴史に幕

目黒鹿鳴館が、本日12月11日に開催されるイベント「残された力」をもって現店舗での営業を終了する。

1980年のオープン以来、X JAPAN、LUNA SEA、GLAY、BABYMETALといったアーティストを輩出し、メタルの聖地として知られてきた鹿鳴館。目黒鹿鳴館のPEPE氏によると、本来は2024年1月で契約満了となるところを、公表後の反響を受けて2025年1月まで延期していたという。その後、予定していた移転の話が白紙となったものの、ビルオーナーの計らいにより12月26日まで契約が再延期されていた。最終的な営業終了日は、機材の撤収作業期間を考慮し、毎年開催しているイベント「残された力」が行われる本日12月11日に決定。1980年から45年にわたり続いてきた歴史にピリオドが打たれた。

PEPE氏は自身のXにて、「さよならは別れの 言葉じゃなくて 再び逢うまでの 遠い約束」と薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」の歌詞の一節を引用し、「今日ほどこの歌詞が沁みた日はないな…。刻むぜ」と心境をつづっている。