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奇妙礼太郎が初のドラマ主題歌担当、柿澤勇人主演「終のひと」に新曲「愛がすべてのこと」提供

奇妙礼太郎
11分前2025年12月20日 9:06

奇妙礼太郎が、1月13日深夜にスタートするTBS系ドラマ「終のひと」の主題歌を担当することが発表された。

「終のひと」は、清水俊の同名マンガを原作とする柿澤勇人主演のドラマ。柿澤が演じる余命半年の破天荒なベテラン葬儀屋・嗣江宗助(しえそうすけ)と、西山潤が演じる仕事に忙殺され自分を見失ったエリート会社員・梵孝太郎(そよぎこうたろう)が、梵の母の急逝をきっかけに出会うところから物語は始まる。嗣江と梵という正反対の師弟がさまざまな死や遺族と真摯に向き合う中で現代社会の家族、孤独、老い、喪失、そして再生が描かれるヒューマンエンタテインメントだ。

奇妙がテレビドラマの主題歌を担当するのは今回が初。奇妙は今作のために新曲「愛がすべてのこと」を書き下ろした。楽曲について、奇妙は「物語のテーマ、正面に生と死があって、あるんだけれど、既存の価値観を紐解きながら、慎重に綴られて超えてゆく物語に思えて、そこに歌としてどう寄り添うのが良いのかと、色々と頭の中を巡りながら制作していました」と語っている。

奇妙礼太郎 コメント

物語のテーマ、正面に生と死があって、あるんだけれど、既存の価値観を紐解きながら、慎重に綴られて超えてゆく物語に思えて、そこに歌としてどう寄り添うのが良いのかと、色々と頭の中を巡りながら制作していました。
「終のひと」日常見ることのない世界、葛藤や成長、ドラマ版でどのように描かれるのか、今からわたしも楽しみにしています。

佐井大紀(プロデューサー)コメント

奇妙さんの楽曲を兼ねてから拝聴しており、シンプルな構成と詩に胸を打たれ、欧米のポップスの影響を経由して日本ならではのブラックミュージックを奏でることの可能性などを考えながら、いつかご一緒したいとずっと願っておりました。
ドラマ全体のトーンにおいて70年代の探偵モノを目指していたのですが、ブラスや鍵盤で彩られたソウルフルなこの楽曲を聴いた瞬間、はじめて「終のひと」が完成したと感じ、身体の奥から熱いものが沸き上がるのを感じました。
嗣江と梵のバディ男臭さと命の終わりの切なさを、「愛」という最もシンプルな言葉で表現して下さり、本編も主題歌に負けられないと襟を正す思いです。

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