Mrs. GREEN APPLE、初の紅白大トリに「大きすぎますけど楽しみたい」今年の漢字は「初・逢・駆」その意味は

16分前2025年12月28日 9:07

12月31日にNHK総合ほかで放送される「第76回NHK紅白歌合戦」のリハーサルが本日12月28日に行われた。この記事ではMrs. GREEN APPLEの囲み取材の模様を紹介する。

昨年に続き、緑色の半纏姿というほっこりとした出立ちで報道陣の前に現れた大森元貴（Vo, G）は、初めに「紅白、大晦日のお祭りですから我々も楽しみですし、心を込めて演奏を届けたいと思います」と意気込み。そして、着用している半纏について「昨年は祖父の半纏を着ていたのですが、今年はミセスの半纏を作りまして。公式で作ってもらったので、気合いを入れて着てきました」と説明する。

今年の「紅白歌合戦」で、初めて大トリという大役を務めることについて「光栄ですよね。ちょっと大きすぎますけど、楽しみたいというのが率直な気持ちです」と語った大森。注目が集まる衣装について問われると、彼は「2人は知ってるよね？」と若井滉斗（G）、藤澤涼架（Key）に声をかけつつ「上品というか、僕はすごく大好きな装いなので、早く着たいなという感じです。おしゃれしたいなと思います」とコメントした。

大活躍だった今年1年については大森が「去年も充実していて、あれ以上はないと思っていたんですけど……あれ以上でしたね」と振り返り、「何より、ストリーミング再生回数が100億回を超えたり、5大ドームを回らせていただいたり、初めてのことづくしだったので、まだまだ知らない景色があるんだなと思いました。すごく充実していて、来年からも楽しみになるような1年でしたね。1日1日、歌う場所があることに感謝してステージに立っているので、それが脈々とつながって評価していただけたことがうれしいです」と思いを明かす。そして藤澤が「メンバーそれぞれが新しい場所で活動する場面もすごくあって、新鮮な気持ちになる瞬間もたくさんありました」と続くと、若井も「いろんな表現方法を通して、いろんなミセスをお届けできた。何より、3人が楽しんで活動できたのがよかったと思います」と2025年を総括した。

そんな3人にも、会見で恒例となっている「今年を漢字1文字で表すと？」という質問が投げかけられる。「初」だと答えた大森は「結成13年目だけど初めてのことがたくさんあって、刺激が毎日あるのが幸せだなと思っていました。初めての景色にわくわくしながら活動できた」とその理由についてコメント。藤澤は「逢」の字に「ドームツアーでたくさんのファンの皆さんとお会いしたのもそうですし、それぞれの現場の方やたくさんの方とつながって、気持ちのやりとりやコミュニケーションがあったので、大事な1年になった」という思いを込める。そして締めを担った若井が「駆」という字を挙げ「1年、駆け抜けてきたので。あと、馬に区切ると書くじゃないですか。来年は午年ですし。僕たちは今年で“フェーズ2”が区切りになるので」と語ると、その鮮やかな理由付けに大森と藤澤から思わず「すごい」という声が。大森に「びっくり、ちょっと引いちゃうくらい」と褒められると、若井は「自分でもびっくりしてます」と笑っていた。