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ジュリアナの祟り、江夏亜祐の生誕40周年を盛大に祝福!アレン様も駆け付け大にぎわい

ジュリアナの祟りとアレン様。
6分前2026年02月02日 4:01

ジュリアナの祟りのワンマンライブ「令和版 風雲!バブル城~ジュリアナの祟り10周年スペシャル☆ビヨンド~FINAL 江夏城編」が1月29日に東京・Zepp Shinjuku(TOKYO)で行われた。

フロアは桃色一色、祝福ムードたっぷり

本公演は、作詞・作曲・編曲・プロデュースを手がける江夏亜祐(Dr)の生誕40周年を祝うバースデーライブ。3年連続で江夏誕生祭の会場となったZepp Shinjukuには、ショッキングピンクのTシャツやビブスなどを着込んだ熱心なタタラー(ジュリアナの祟りファンの呼称)たちが駆け付け、フロアを艶やかな桃色一色に染め上げた。開演を控えるステージは大きな幕で覆われ、そこに映し出される「リグレット~君を想い返している~」のミュージックビデオや、ライブの楽しみ方指南映像などがタタラーの期待感を徐々に高めていく。客席後方には江夏考案のキッズエリアが設置されており、小学生以下の子供たちは一段高くなったフロアからステージを楽しめるようになっている。保護者も安心の親切設計だ。

定刻を過ぎて場内が暗転すると、幕に映る映像がオープニングムービーにスイッチ。雅楽テイストのトランスミュージックとともにひとしきり前口上が高らかに読みあげられたのち、映像が消えた幕に威風堂々と屹立する江夏とおぼしき人物のシルエットが浮かび上がる。すると一気に幕が落とされて舞台の様子があらわになり、江夏、蕪木蓮(Vo)、矢島銀太郎(B)、翌桧ダンク冬雪(パフォーマー)、佐川ネル秋吉(パフォーマー)の5人がお目見え。フロア上空を紙幣を模した紙吹雪が景気よく舞い散る中、江夏の歌い上げるトランス歌謡「キミクロニクル」で華やかにパーティタイムの火蓋が切られた。

続く「薄紅色の淡い夢の中で~バブルの呪文はAYATRA~」からは江夏がドラムセットに収まり、矢島はピンク色の5弦ジャズベースを構え、さらにサポートメンバーのノブ(G)が赤いストラトキャスターを抱えて登場。ライブ前半は蕪木をメインボーカルに据えるバンドセット形態で届けられた。翌桧と佐川は両翼からキレのあるダンスや軽妙な口上、懇切丁寧なコールの入れ方ガイドなどで盛り上げ続け、派生ユニット・そのまんま祟りのメンバーからなるバックダンサー2名を含む最大8名の大所帯がステージを華やかに彩った。

フィーバータイム突入で狂乱状態に

ライブの折り返し地点に設けられた、佐川のDJプレイおよび翌桧とダンサー陣によるタップダンス&紙芝居の余興コーナーを経て、後半戦では様相が一変。蕪木からメインボーカルのバトンを受け取った江夏とエレキベースを放り出した矢島がフロント組に加わり、トランスやユーロビートなどのハイテンションなダンス歌謡ナンバー群をノンストップで畳みかけるフィーバータイムに突入した。

「40歳なんてまだ子供だよねー!」と絶叫する不惑の江夏を中心にお祭り騒ぎを繰り広げるステージ上に呼応して、フロアもバブル経済期のディスコティークさながらの狂乱の様相に。江夏自らが制作したというキッチュさとローファイさを強調したデコラティブな映像とも相まって、みるみるうちに熱に浮かされたようなフィーバー空間が形成されていく。「パンティーナイト♂」ではビキニパンツ姿に変貌した矢島をフィーチャーする“勝手に始まる矢島のターン”パートが設けられたほか、オーディエンスがタオルを振り回す「あーもー!アモーレ!!アイツのタタリ~」では白煙がジェット噴射される特効演出も。

めくるめく狂乱のステージが進行する中、その盛り上がりに水を差すような「延長どうなさいますか」のアナウンスが唐突に響き渡り、我に返った様子で再びバンドセットにスタンバイする江夏ら。蕪木ボーカルで王道ムードロック歌謡ナンバー「リグレット~君を想い返している~」を披露した彼らは、「40は多い」との理由から毎回恒例の10連続ジャンプをもってライブ本編を締めくくった。

アレン様、パイプ椅子でライブ鑑賞

アンコールでは、バースデーケーキを持ったゴージャスなピンクドレス姿の人物が「Happy Birthday to You」を口ずさみながら乱入する場面も。それが江夏にも知らされていなかったスペシャルゲスト・アレン様であることを認識した客席から、悲鳴のような歓迎の叫声が上がった。江夏に気付かれないように会場入りし、ここまでのステージを舞台裏から見守っていたというアレン様は「いい歌が多くて感動してました」と感心しきり。「もっと注目されないとおかしい」と力説しつつも、矢島の過激なビジュアルについては「これは地上波ムリよ」と会場の笑いを誘った。

当初の予定ではすぐに退場する段取りとなっていたアレン様だが、次の曲目が自身お気に入りの「バブリー革命~ばんばんバブル~」であることを告げられると、「ここで聴くわ!」と目を輝かせて主張。急遽ステージ上にパイプ椅子が用意されるも、立ったままの姿勢でメンバーのパフォーマンスを舞台後方から聖母のようなほほえみとともに見守った。

満足そうな表情でステージをあとにしたアレン様を尻目に、江夏らは再びバンドセット形態となってラストナンバー「アクシデント」をプレイ。蕪木の音頭で今度は40連続ジャンプ締めを行い、華やかなフィニッシュを決めた。江夏は「アレン様のお墨付きももらえたし、売れるでしょう!」と声に確信をみなぎらせ、万歳三唱からの一斉「バブリー!」コールを扇動。刹那的かつきらびやかな狂騒のパーティをにぎにぎしく締めくくった。

セットリスト

「令和版 風雲!バブル城~ジュリアナの祟り10周年スペシャル☆ビヨンド~FINAL 江夏城編」2026年1月29日 Zepp Shinjuku(TOKYO)

01. キミクロニクル
02. 薄紅色の淡い夢の中で~バブルの呪文はAYATRA~
03. 結論
04. しゅわわ。なシャララ。
05. ギリギリ勝負な僕たちは
06. だーりん
07. 夏のyou
08. 鬼ごっこ
09. SAQRA
10. New Scene
11. キミリウム
12. 泡沫の罪な夏
13. キラキラ☆hero
14. ギラギラサマーパラダイス
15. パンティーナイト♂
16. 【事勿れ主義】SNSメッセンジャー【痛い人】
17. 紫陽花モードで責めてくれ!
18. 無敵シュプレヒコール~このSを、聴け!~
19. あーもー!アモーレ!!~アイツのタタリ~
20. リグレット~君を想い返している~
<アンコール>
21. バブリー革命~ばんばんバブル~
22. アクシデント

撮影:蔵屋敷英樹 / 月海りの