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きゅるりんってしてみて、強いビジュアル詰まった初フォトブックを語る “中身”も見えちゃう1冊に

きゅるりんってしてみて。左から環やね、島村嬉唄、逃げ水あむ、チバゆな。
17分前2026年05月08日 5:05

きゅるりんってしてみての活動5周年を記念したフォトブック「きゅるりんってしてみて 5th Anniversary Photobook カワイイ・リアリズム」が本日5月8日にKADOKAWAより発売された。5周年を祝うパーティ会場をイメージした華やかな集合カット、メンバーそれぞれの“なりたい姿”を形にしたソロカットといったグラビア編と、5年間の歩みを振り返るロングインタビュー、ライフスタイルに迫る「きゅるちゃんのカワイイ・レシピ」などを掲載した読み物編で構成された本作。書籍の刊行にあたり、メンバーの島村嬉唄、環やね、逃げ水あむ、チバゆなが音楽ナタリーの取材に応じた。

まだまだ気持ちは新人、グループの強みは“奥行き”

2021年の結成から5年。アイドルシーンの中で独自の存在感を示してきたきゅるしてだが、環は「自分たちが5年前にレジェンドだと思っていたアイドルさんたちと比べて、5年経った今も全然自分たちのことをレジェンドだとは思えない」とどこか俯瞰して見つめる姿勢をのぞかせ、まだ気持ち的には“新人”だと笑う。きゅるしてファンは女性比率が非常に高く、同世代や年下の女の子から憧れの視線が多く注がれているが、環いわく「『どれくらい埋まるかなあ』とかばかり考えていて、どういうファン層がつくかとか予想もしてなかった。とりあえず走り出しちゃったよね」と、あくまで自然な流れだったという。

他のグループに負けない、きゅるしてならではの強みを問うと、チバは「ガツガツしてない、ゆるくてふんわりソフトな空気感」と回答。島村は「私は4人それぞれ個性がけっこうあるなと思ってて。みんな知れば知るほど面白いのが魅力的。『かわいい』から興味を持ったとしても、『こんなに面白い人なんだ』ってなると思う」と分析。これにはチバも「確かに。みんなそれぞれ奥行きがあるね」とうなずいた。

“強い”4人のビジュアルを形に

きゅるして初のフォトブックとなる本作について、特に強い思いがあることを聞かせてくれたのは逃げ水。「この4人が一緒にかわいいシチュエーションに収まったところを形にしたいなと思っていたんです。それがやっと実現しました」と“強い”4人のビジュアルを1冊の本にまとめて証明できることが楽しみな様子だった。また逃げ水は撮影時の印象的なエピソードとして全員で制服衣装を着用した河川敷でのロケを挙げ、「撮影のことを忘れてみんなで遊んじゃって。あとからデータを見たらあまりにも自然すぎる絵がいっぱい撮れてました」とその充実ぶりを振り返った。

ソロカットのページでは、それぞれが“なりたい姿”をテーマに異なる世界観を表現した4人。普段の自分とは真逆のイメージとしてボクシング姿に挑戦した逃げ水は「スポーツは全然できないし、『弱そう』ってよく言われるんですけど、物理的に強そうな私を見せたくてああいうボクシングをやってる私にした」とコンセプトの選定理由を明かし、「強そうに写るって思い描いていたより難しくて……何カットも撮ってがんばったので、ギャップがあってかわいい絵になりました」と手応えを語った。

環のソロカットは「古いお屋敷に置いてありそうな日本人形とフランス人形の融合」がコンセプト。「クールビューティーなカットが多いんですけど、意外とピースとかしていたり楽しそうなカットもある。私がなりたいクールビューティーの私と、ちょっとおちゃらけた本当の私をどっちも楽しめます」と注目ポイントを解説した。

一方、チバは「退廃的な堕天使」を目指したものの「プリティすぎて“天使”になっちゃったか~、という感じ」とコメント。「もしフォトブック2があったら本格的な堕天使になりきる」と、早くも次回作への意欲を見せた。

3人とは打って変わってナチュラルな仕上がりの島村は、憧れのCMの世界観をイメージしたという。「石原さとみさんが出演していた『組曲』のCMがすごく好きで、ああいう雰囲気を撮ってみたくて。普段はフリルがいっぱいついた衣装でキラキラしたセットで撮影することが多いので、あえてナチュラルな服装と自然光の中ではかなさを出せたらいいなと思って撮影しました」と、島村はシチュエーションへのこだわりを明かした。

普段は見せない、きゅるしての中身

本書はフォトブックでありながら読み物コンテンツも充実している。中でもメンバーそれぞれがメイク方法や好きなものを図解で紹介する「きゅるちゃんのカワイイ・レシピ」のコーナーは、彼女たちに憧れるファン必見。環は「ネットではメイクレシピなどをあんまり出さずにやってきたので私のこだわりを知れる珍しい機会になったと思う。『日替わり』『気分によりまーす』みたいなことも書いちゃったんですけど」と語り、逃げ水は「『あむちゃんってどんなものを食べてるの?』ってファンから聞かれることがよくあるんですよ。そういった普段は発信しない食事についてのお話なんかも見れたりします」と続けた。また、チバは「SNSやファンとの交流では自分が言いたいことだけ言うけど、フォトブックのインタビューにはホントは内緒にしたいこととかも書いてあります」と明かし、「きっと『買ってよかった』と思ってもらえる内容になっている」とアピール。島村はメンバーが挙げたポイントを踏まえ、「きゅるちゃんの中身が見えちゃう1冊」と本書の魅力をひと言でまとめあげた。

ホールツアーを終えた先に見える景色は……

初のホールツアー「Kyururin Heavenly」を経験し、香川や石川など、これまでに訪れたことのなかった土地も回った彼女たち。環は「初めての場所でもたくさんの人に来ていただけて、『こんなに私たちのことを好きでいてくれている人が全国にたくさんいるんだ!』って、きゅるしての可能性を感じました。もっといろんなところに行ったら、いろんな人に会えるのかな」とツアーで見た景色を噛み締める。地域によって盛り上がり方に違いがあり、“県民性”も肌で感じたという。逃げ水は「アイドル特有の、ファンとの間にある『こういうときはこう反応する』といったルールみたいなものが、きゅるしてには今まであまりなくて。でも今回のツアーを通して、探り探りきゅるして独自のノリみたいなものができてきた感じがあります」と、よりいっそう強くなったファンとの結びつきを晴れやかに語った。

きゅるしては5月5日に新曲「ムムム…Doなる!?ドリル! feat. ミームトーキョー」を配信リリースしたばかり。ミームトーキョーをゲストに迎えた彼女たちにとって初のコラボ曲で、ラップパートを含む大胆な構成が話題となっている。メンバーは「お互いの個性を貫いていて、すごいいい曲。かわいいもカッコいいも詰まっている」と口をそろえ、お気に入りの様子。最後にグループとしての今後の野望を尋ねると、4人からは「お母さん世代も知ってるみたいな。認知? より多くの方に知っていただきたい!」と頼もしい答えが返ってきた。

ヘアメイク:takane

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