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muque、新体制初ツアーで提示した覚悟と風格「これからもみんなと一緒に」

muque(Photo by Ray Otabe)
16分前2026年04月29日 12:03

muqueの全国ツアー「muque LIVE TOUR 2026 "GLHF"」の東京公演が4月19日に東京・Zepp Haneda(TOKYO)で開催された。

豪華なセットとともに繰り広げた新たな世界

今年1月にAsakura(Vo, G)、takachi(Dr, Track make)、Kenichi(G)の3人体制での活動をスタートさせ、ツアー中の4月15日には2ndアルバム「GLHF」をリリースしたmuque。新体制初ツアーのセミファイナルにあたる東京公演では「GLHF」の収録曲や過去の代表曲をコンセプチュアルな演出とともに披露し、muqueの新たな表現の世界をオーディエンスに提示した。

ライブのオープニング、ステージ前の紗幕に映し出された映像では、アルバムのビジュアルコンセプトである“三原色”から生まれた新しいmuqueが真っ白な世界へと向かう物語が紡がれる。紗幕が落とされ、満員のオーディエンスの前に姿を現したのはヨーロッパの庭園を思わせる豪華なセット。フロアにどよめきが起こる中、中央の玉座に腰を下ろしたAsakuraはアルバムのリード曲「DARK GAME」を不敵な笑みを浮かべつつ歌唱し、これまでのライブとは異なる風格を印象付けた。

「お待たせ、Zepp Haneda!」というAsakuraの言葉に続いては「Bite you」がドロップされ、takachiが刻むパワフルなビート、ステージを軽やかに行き来するAsakuraとKenichiのテンションに引っ張られて観客も心地よさげにジャンプを繰り返す。「my crush」「TIME」とおなじみのナンバーを連投したのち、Asakuraはこのライブの模様がU-NEXTで生配信されていることに触れ「急に緊張してきた!(笑)支えてね、みんな」とオーディエンスに呼びかけた。

“怖い都会”東京での大舞台に喜び

アルバムの1曲目を飾る「STYLE.」はミラーボールがきらめく中で披露され、Kenichiのギターを中心にしたライブならではのエモーショナルなアンサンブルでファンを魅了する。観客が心地よさそうに体を揺らしつつハンドクラップを届けた「ブルーライト」、Kenichiとサポートメンバーの森光奏太(B / dawgss)が鳴らすエッジーなイントロが印象的な「tape」と、ミディアムテンポの楽曲の数々でフロアに穏やかな熱量がもたらされた。そのままシームレスに始まったのは新曲「ルーティン」。ラフに玉座に腰かけたAsakuraは、歌詞の世界を気だるげなふるまいからも表現してみせた。

場内が暗転し、Asakuraが誰かと電話で会話するSEを挟んで披露された「bestie」では、4人がステージ中央に集まって演奏。ファンへの思いを届けるような丁寧な演奏に観客もじっと耳を傾けた。この日はmuqueにとって今年初の東京でのライブということもあり、MCでは今も福岡在住のメンバー3人が東京に関するトークを繰り広げる場面も。takachiが「平日の昼間にスーパーで買い物して『こいつ何してんだ?』みたいに見られている僕が、東京という怖い都会でライブしていることがうれしいです(笑)」とユーモラスに話すと、Asakuraも「東京で1人で行動するとき、バーガーキングかコンビニにしか入ったことがない」と未だ東京に慣れていないことを告白。Kenichiは「Zepp Hanedaでしかもソールドアウト。みんなの力があってこそです」と、東京の大舞台を実現させた喜びを笑顔で語った。

「456」「feelin'」で再びフロアのテンションに火を点けたあと、「HAPPY GROOVY」ではメンバーが笑顔でオーディエンスとの掛け合いを楽しむ。「皆さんめっちゃ声出てましたやん!」とその盛り上がりを喜んだAsakuraは、この曲のテーマを「恋愛の曲と思わせて、自己愛の曲」と説明。「『自分を愛してください』と言われても簡単にはできない、私もそういう人間だと思います。そんな似たような人たちが集まってるのかなと思ってこの歌詞を書きました」と話すAsakuraは「言霊でもいいから『愛されてるよ、必要とされてるよ』と言い続ければいつかは本当になるから。気軽に口ずさんでくれたらうれしいです」と、ファンにその思いを語りかけた。

私たちはみんなのことが大好きやけん

相思相愛の和やかなムードから一転し、「明日からまたストレスが溜まっていくけど、この時間に発散するしかないやんな?」とAsakuraが叫んだあとはアルバムのタイトルの由来ともなった「Good Luck, Have Fun」へ。感情を激しく爆発させるアグレッシブなメンバーのパフォーマンスに、観客も怒号のような歓声を上げて応える。「nevermind」「The 1」「カーニバル」とキラーチューンを立て続けに披露したのち、Asakuraはこのライブに至るまでの赤裸々な思いを語り始めた。

アルバムをリリースできたことをうれしく思う反面「みんなにアルバムをたくさん聴いてもらったうえでライブをしたかった」と、ツアー開始にリリースが間に合わなかったことを悔しがったAsakuraは「制作している間もすごく葛藤があった。3人体制になっていろいろなことを言われて……SNSの言葉に惑わされてしまうのが人間だし、皆さんの言葉でアーティストはすごく一喜一憂する」とストレートに明かした。「でもアルバムのサイン会ではみんなキラキラした笑顔で、愛が伝わって『何の心配をしていたんだろう』と。皆さんの存在に救われています」と微笑んだAsakuraは「日々うまくいかないことがあっても大丈夫。私たちはみんなのことが大好きやけん、これからもみんなと一緒にがんばっていけたらうれしい」と真っ直ぐに前を見据えた。

ひと呼吸置いて披露されたのはアルバムのラストナンバー「for you」。Asakuraの切ない歌声、takachiとKenichiのエモーショナルなアンサンブルを通じ、メンバーとオーディエンスは互いの切実な思いを分かち合った。そしてこの日のラストナンバーとして披露されたのは「Bouquet」。ステージ上から降り注ぐ紙吹雪がポップなサウンドを彩る中、Asakuraは花束を手にして情感豊かなボーカルを届けた。

muqueは6月より、今回のツアーの海外公演を5公演にわたって開催する。なおU-NEXTでは5月14日まで今回の東京公演の見逃し配信を実施している。

セットリスト

「muque LIVE TOUR 2026 "GLHF"」2026年4月19日 Zepp Haneda(TOKYO)

01. DARK GAME
02. Bite you
03. my crush
04. TIME
05. STYLE.
06. ブルーライト
07. tape
08. ルーティン
09. bestie
10. 456
11. feelin'
12. HAPPY GROOVY
13. Good Luck, Have Fun
14. nevermind
15. The 1
16. カーニバル
17. for you
18. Bouquet

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