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EGO-WRAPPIN'春の恒例ホールツアー終幕、じっくり聴かせるセットリストで満員の観客を魅了

EGO-WRAPPIN'(撮影:仁礼博)
18分前2026年05月01日 8:05

EGO-WRAPPIN'のホールツアー「HALL LOTTA LOVE ~ホールに溢れる愛を~」の最終公演が4月25日に東京・昭和女子大学人見記念講堂にて開催された。

「HALL LOTTA LOVE」は、ホール会場ならではの響きにこだわって行われている春の恒例ツアー。2026年は3月20日の岩手公演を皮切りに、全8都市で追加公演を含む全9公演が行われた。2015年にスタートした「HALL LOTTA LOVE ~ホールに溢れる愛を~」は、今やファンの間で春の恒例行事としてすっかり定着している。本公演では、ひさびさに披露されたレア曲を含め、じっくりと“聴かせる”楽曲を中心にステージが届けられた。

バラード~ミディアムチューン中心の序盤

場内が暗転するとメンバーが登場。ステージ中央に設置された円形のお立ち台に中納良恵(Vo)が歩を進め真っ赤なランプを灯すと、ライブは美しいバラード「timeless tree」で穏やかに幕を開けた。序盤から中盤にかけてはバラード~ミディアムチューンがじっくりと届けられていく。2曲目は、ひさびさの披露となる「ウィスキーとラムネ」。森雅樹(G)が奏でるアルペジオで静かにスタートした楽曲は演奏が進むにつれダイナミズムを増してゆき、会場の熱気をじわじわと高めていった。哀愁漂う「あしながのサルヴァドール」を経て、これまたライブでひさびさに演奏される「5月のクローバー」へ。レゲエのダウンビートがゆったりと会場を揺らす。中盤にかけてバンドは「on this bridge」「Right on Shower」「morning star」を続けて演奏。伊藤大地(Dr)、真船勝博(B)、TUCKER(Key)、icchie(Tp, Flug)、武嶋聡(T.Sax, S.Sax, Flute, Clarinet)からなる腕利きのサポートメンバーが繊細な音色を丹念に重ねていき、水彩画のように美麗かつ壮大なサウンドスケープを描きあげていった。

TUCKERを交えた3人編成で「a love song」披露

ここでサポートメンバーが一旦退場し、中納と森の弾き語りによる「衛星ハロー」に。森が爪弾くイントロのギターに乗せて、中納は「もしも将来、月に住めるようになったら」と切り出し、「そこでは風が吹いて、タンポポがそよいで、命が生まれて、子供たちが歌ったり……」と、月から見た青く美しい地球に思いを馳せる。続けて彼女は「やっぱり私は美しい地球に住みたい。戦争は絶対に嫌です」と平和への思いを口にして、客席に語りかけるように「衛星ハロー」を優しく歌い届けた。続けてTUCKERがステージに合流し、3人編成による「a love song」の演奏がスタート。ダブワイズされた中納の歌声とTUCKERが奏でるキーボードの音色が美しく溶け合う。続く「サニーサイドメロディー」ではスウィートなメロディに乗せて中納と観客がコーラスパートを合唱し、ピースフルな空気が会場いっぱいに広がっていった。

アンコールでは中納が客席を練り歩き歌唱

残りのメンバーが合流して「下弦の月」の演奏がスタートすると寂寥感漂うサウンドとともにメランコリックな空気が場内を満たしていく。むせび泣くようなサックスのブロウが鳴り響き、「かつて..。」でライブは終盤に突入。「天国と白いピエロ」では中納がステージを歩き回りながら歌唱し、アクティブなパフォーマンスで観客を盛り上げる。「CAPTURE」「カサヴェテス」といったキラーチューンを畳みかけるように届けて狂騒的なムードを作りあげたEGO-WRAPPIN'は、本編最後に幻想的なバラード「phosphorus」を演奏。静かな余韻を残してステージを後にした。

アンコール1曲目は「Neon Sign Stomp」。森もステージ中央のお立ち台でギターを演奏して会場を沸かせた。ラストナンバー「A Little Dance SKA」では、中納が客席を練り歩きながら歌唱し、観客とハイタッチを繰り返す。春らしい陽気なスカのリズムが鳴り響く中、ツアーはフィナーレを迎えた。

セットリスト

「EGO-WRAPPIN' Live tour "HALL LOTTA LOVE ~ホールに溢れる愛を~"」2026年4月25日 昭和女子大学人見記念講堂

01. timeless tree
02. ウィスキーとラムネ
03. あしながのサルヴァドール
04. 5月のクローバー
05. on this bridge
06. Right on Shower
07. morning star
08. 衛星ハロー
09. a love song
10. サニーサイドメロディー
11. 下弦の月
12. かつて..。
13. 天国と白いピエロ
14. CAPTURE
15. カサヴェテス
16. phosphorus
<アンコール>
17. Neon Sign Stomp
18. A Little Dance SKA

ライブ情報

EGO-WRAPPIN' "Dance, Dance, Dance"

2026年7月11日(土)山梨県 河口湖ステラシアター
OPEN 15:30 / START 16:30

2026年8月1日(土)大阪府 大阪城音楽堂
OPEN 16:30 / START 17:30

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