7人組アイドルグループ・HzMeが、5月10日に東京・Spotify O-WESTでデビューライブ「HzMe Debut LIVE『First Hz』」を開催した。
HzMeはAppare!、Palette Parade、UtaGe!を擁する株式会社PLAYYTE発のグループ。注目のデビューライブは、グループがステートメントとして掲げる「孤独だった周波数が、“私たち”になる瞬間。」を体現するステージとなった。
周波数を思わせる規則的な音で始まったSEは、7人が姿を現すとともに複雑さを増す。やがてそのメロディは観客のクラップとひとつになり、表題曲「First Hertz」へとなだれ込んでいった。そんな独特な幕開けを飾ったデビューライブで披露されたのは計6曲。感情をそのままぶつけるようなパフォーマンスが続いた。言葉を叩きつけるように叫ぶ場面が目立つ中、グループ内で圧倒的な声量を出していたのは伊波凛。楽曲に緩急をもたらす大きな存在感を漂わせた。
振付の随所に取り込まれたフォーメーションダンスには、グループとしての統率力が表れる。ヒップホップを10年間やっていたものの、アイドルとしての表現に苦戦していたという永江梨乃も、壁を打ち破るように輝きを放った。またメッセージ性が強い楽曲からダークポップナンバーまで多彩な曲が披露される中、どの場面でも早川渚紗がきらびやかな笑顔を見せ、パフォーマンスに柔らかさを加えた。
MCでは、橋本美桜が「約1年半ぶりに、アイドルとしてステージに立てました。いま、めちゃくちゃ幸せです!」と感極まった様子を見せる。2024年に解散した真っ白なキャンバスのメンバーだった彼女の言葉を受け、フロアに歓声が響いた。そんな橋本が「誰にも聞こえない悲鳴をあげているあなたへ、全力で届けます」とメッセージを紡ぐと、YouTubeでリリックビデオが公開されている「行方不明」のパフォーマンスがスタート。アイドル未経験である小熊来実も全力のパフォーマンスを見せた。
感情剥き出しのままの7人がラストに届けたナンバーは、未発表曲「メランコリック」。「生きてる 生きてる 生きてる」と繰り返すサビでは、拳を挙げる観客とメンバーの周波数が重なった。すべての曲を終え、晴れ晴れとした表情を見せるHzMe。関西出身で、初めてアイドルのステージに立った三浦翠が「ライブってこんなに楽しいんやな」と素が垣間見えるコメントをすると、会場が温かな空気で包まれた。最後に藤井優衣が「こんなにたくさんの人が来てくれて、これからどんな世界を見れるんだろうとワクワクしています」と感想を語る。そして彼女が「これからも付いてきてくれますか?」と会場に問いかけると、HzMeの虜になったファンから歓声が送られた。
セットリスト
HzMe デビューライブ「First Hz」2026年5月10日 セットリスト Spotify O-WEST
01. First Hertz
02. Halo
03. アイニー
04. アンチシンデレラ
05. 行方不明
06. メランコリック

