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otsumami feat.mikan、声と呼吸をじっくりと届けた「ピアノと私のライブ #2」

otsumami feat.mikan「ピアノと私のライブ #2 ~よりどり日和~」の様子。(Photo by Akira“TERU”Sugihara)
12分前2026年05月12日 11:02

otsumami feat.mikanの単独公演「ピアノと私のライブ #2 ~よりどり日和~」が、5月8日に東京・青山 月見ル君想フで開催された。

otsumami feat.mikanは、音楽やアートなどさまざまな分野で活躍するクリエイターにより結成されたユニット。北海道を拠点とするアイドルグループ・タイトル未定の冨樫優花がmikan名義でボーカルとして参加している。本公演「ピアノと私のライブ」は、純度の高いポップソングとmikanの歌声をじっくりと堪能できるコンパクトな編成のライブで、今回で2度目の開催を迎えた。

会場に響く柔らかな歌声

鳥のさえずりとフィドルの音色がライブの幕開けを告げる中、バンドメンバーがスタンバイしたのに続いて、白い衣装を身にまとったmikanがステージへ。ピアノの伴奏をバックに柔らかな歌声を会場に響かせた。1曲目に披露された楽曲は「星を集めて」。浮遊感のあるペダルスチールギターの音色が優しく奏でられる。さらにmikanは続く「うたのつくりかた」や、スピッツ「春の歌」のカバーでもじっくりと歌声を紡いだ。

mikanは「『ピアノと私のライブ』は2度目の開催になるのですが、近い距離で私の声や呼吸をじっくりと聞いていただけるライブです」と本公演のコンセプトに触れながら挨拶しつつ、その後のブロックでは疾走感のあるパフォーマンスを展開していく。躍動感あふれる演奏と朗らかな歌声で「さよならメロディ」が披露され、「大人は忙しい」ではmikanがカズーを軽快に吹き鳴らす。今回のライブタイトルに引用された新曲のポップソング「よりどり日和」では、観客の手拍子によって会場に温かな空気が充満し、真正面から堂々とJ-POPを鳴らすotsumamiの魅力が存分に発揮された。

リリースやワンマンの発表に大きな拍手

続いて「レモン水」が始まると哀愁漂うノスタルジックな音像が広がる。mikanはしっとりとした歌声を届け、フラワーカンパニーズ「深夜高速」や小田和正「キラキラ」のカバーでは芯のある力強いボーカルを披露。リズムとメロディに対して自在に声を沿わせていく。本編ラストには「負けるな、わたし」が情感たっぷりに歌い上げられた。

アンコールでは、mikanがステージ後方で存在感を放つ月のモチーフを見上げながら「このステージに立ちたいと思っていたのでうれしいです」「この月、みかんに見えてきますよね……?」とほほえみ、場内を和ませる場面も。その後、彼女は宇多田ヒカル「あなた」をピアノの伴奏のみでリズミカルに歌唱。続けて「今年、初めてEPを出させていただきたいと思っています。楽しみにしていてください」「初めてのリリースをしてから来年で5周年を迎えるので、その5周年を記念してワンマンライブをやりたいと思います」と今後の活動に関する予告が行われると、期待に満ちた温かい拍手で会場が包まれた。なお、ワンマンライブの詳細は夏頃に順次発表される予定だ。ラストにmikanは夏の訪れを感じさせるドリーミーなナンバー「夏翳」を歌唱。曲の終盤、観客に向かって深々と一礼し、充実した表情でステージをあとにした。

なお、本公演の模様はStreaming+にて生配信された。アーカイブの配信は5月14日23:59まで行われている。

セットリスト

otsumami feat.mikan「ピアノと私のライブ #2 ~よりどり日和~」2026年5月8日 青山 月見ル君想フ

01. 星を集めて
02. うたのつくりかた
03. 春の歌
04. さよならメロディ
05. 大人は忙しい
06. よりどり日和
07. レモン水
08. 忘れ者
09. 深夜高速
10. キラキラ
11. 青葉
12. 負けるな、わたし
<アンコール>
13. あなた
14. 夏翳

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