現代アーティスト・村上隆とラッパー・JP THE WAVYによるプロジェクト・MNNK Bro.(モノノケブラザーズ)が、昨日5月22日に第4弾シングル「SHUTOKO TOKYO」を配信リリースし、YouTubeでミュージックビデオを公開した。
「SHUTOKO TOKYO」は、村上がMNNK Bro.結成当初より胸に抱いていたテーマ「首都高」と「AKIRA」を融合させた1曲。ineedmorebuxプロデュースによる疾走感ある重厚なビートと、JP THE WAVYの高速ラップで退廃的な“ネオ東京”の異世界を表現した楽曲となっている。MVはトラヴィス・スコットやザ・ウィークエンドの映像も手がける、アメリカ・ニューヨークのディレクターデュオ・BRTHRが制作した。
また30分を超える大作リミックス「SHUTOKO TOKYO 1988 -Extended Version- [ineedmorebux & Takashi Murakami Remix]」も同時リリースされた。村上の強い希望により実現した本作は、映画「AKIRA」の世界観を彼が再解釈して制作したもの。さらに本作のリリースを記念し、世界的なカルチャーメディア「Complex」のカバーに、MNNK Bro.が登場している。
村上隆 コメント
WAVYさんとのコラボで最初からやりたかったコンセプトであり、タイトルも決め打ちの「首都高東京」"SHUTOKO TOKYO" でした。
WAVYさんが指揮棒を振った歌版は、2年くらい前に完成していましたが、僕がわがままを言って、アニメ映画「AKIRA」の芸能山城組的なる世界観の30分モノに延長した版も作って欲しいと相談させてもらって、ineedmorebuxさんと一年半くらい揉ませてもらっての完成です。
MVは「LV MURAKAMI」がすごくよかったので、BRTHRさんにお願いして、コレまた約一年かけて(かかってしまって)完成した、苦労が多かったプロジェクトです。
2020年台の今を描くこの曲が未来に残らん事を祈ってます!
JP THE WAVY コメント
MNNK Bro.として4曲目になりますが、これまでの楽曲と比べると自分の色が少し強く出ているというか、疾走感のあるビートの上で速いラップをしているので、また新しいMNNK Bro.になったと思います。
「首都高」という、日本に住んでいれば当たり前の風景でも、海外から見ると「ワイルド・スピード」や「湾岸ミッドナイト」、「AKIRA」のような世界観や走り屋カルチャーとしてかっこいいと思ってもらえるので、そこにグッとフォーカスして制作しました。
今回も自分の音楽と村上さんのアイデアやエッセンスが混ざり合って、カオスだけどキャッチーな作品になったと思います。映画を観ているような感覚で楽しんでもらえたら嬉しいです!
Alex Lee(BRTHR / ディレクター)コメント
本作は日本、そしてその長い歴史の中で生まれ、育まれ、今なお息づく数々のサブカルチャーへ捧げるラブレターです。
私たちは村上隆氏が築き上げた象徴的な世界観に敬意を表し、多彩な映像表現を通してカイカイキキの進化を探求し続ける彼の終わりなき旅路を描いています。
JP THE WAVYと村上隆氏による「MNNK Bro.」としての象徴的なコラボレーションは、二人それぞれの世界観とアーティスティック・アイデンティティが交差し、ぶつかり合うことで生まれたものです。その融合はまったく新しく、刺激的で見る者に強いインスピレーションを与える表現となっています。
また、日本のラップカルチャーにも敬意を捧げ、その魅力とエネルギーを世界中の人々を驚嘆させるビジュアルとして表現しました。それは、日本におけるヒップホップへの情熱が常に進化し続けていることを象徴しています。
このビデオは、愛情、敬意、情熱、そして多くの努力を込めて制作された作品です。


