純烈が白川裕二郎の卒業、および新メンバー募集オーディションに関して本日6月8日に東京・シャルマンシーナ東京で記者会見を行った。
「卒業を考えたのは5年前」「解散はありません」
2027年3月31日をもって純烈を卒業することを発表した白川。5年前から卒業について考えていたという彼は、このたび決断に至った理由について「昨年10月に母親が他界しまして、続けていく情熱がほかのメンバーよりもなくなってしまいまして。こういった中途半端な気持ちで続けるのはよくないということで卒業を決断させていただきました」と説明。今後については「心と体をリセットして、充電させていただいてからまたファンの皆さんの前で歌わせていただければと考えております。来年の3月31日まで時間を大切にしながら進んでいければ」と語った。
白川の卒業がファンクラブで先行して発表されると「純烈は解散するのか?」という心配の声が寄せられた。それに対し、後上翔太が「解散はありません!」ときっぱりと否定。また、白川の言葉に対し、「彼は今、中途半端な気持ちと言っていましたが、お母さんを亡くされた当日も地方でライブがあって、つらい中でも純烈らしく明るくステージに立っていました。そういう姿を見てきているので、この決断を心の底から尊重したいと思いました」と近くで活動を見てきた身として言葉に力を込めた。リーダー・酒井一圭は「お母さんのために歌ってきた白川が、リードボーカルとして8年連続で『紅白歌合戦』に出演して。昨年亡くなったお母さんにもしっかりとその姿を見てもらえたんじゃないかと思います」と白川に言葉を贈った。
亡き母への思い涙ながらに語る
純烈としての活動で一番の思い出を問われると、白川は初めて「紅白」に出場したときを挙げ「母親もめちゃくちゃ喜んでくれました」と涙ぐみながらコメント。母親が亡くなった日に質問が及ぶと、「やっぱり後悔もありますけど……母は口癖のように『ファンの皆さん、仕事のありがたみを大事にして何があってもがんばりなさい』と言ってくれて。その言葉を思い出しながらステージに立っていました」と言葉を紡いだ。酒井は「夢は紅白、親孝行」という純烈のスローガンは、白川をグループに引き入れるための口説き文句だったと明かす。「今年もし『紅白』に出られれば9年連続なので……白川も卒業しますし、関係者の皆様、どうかお願いできませんでしょうか」と頭を下げ、記者陣を笑わせるひと幕もあった。
白川裕二郎にとって純烈とは
また白川は酒井に対し「来年で僕たちは結成20周年になりますけど、リーダーとは純烈を組む前から顔なじみで。人生の半分は携わってくれている。今あのまま役者を続けていたら、きっとこんなにもたくさんの皆さんに囲まれて卒業の会見はできなかったと思います。人生を変えてもらいました」と感謝の思いを伝える。後上については、「彼は芸能生活0年からがんばっている姿を見せてくれました。年が自分よりも10個下ですけれども、本当にいろいろと矯正してくれるような存在でした」と思いを語った。
現在のところ特別な形での卒業イベントなどは決まっていないという。自身にとって純烈とは?という質問に、白川は「青春だったかな。泣いたり笑ったり、いろんな経験をさせてもらいました」とコメント。卒業を悲しんでいるファンに向けて「突然の発表で、ファンの皆さんにはご心配、ご迷惑おかけしてしまったかもしれませんが、ポジティブな卒業としてとらえてほしいと思っています。また戻ってこさせていただけるような場所があれば、また笑顔でお会いできればと思いますので、どうか健康に気を付けて長生きしてください」とメッセージを送った。
オーディションはスキルも年齢も不問、モナキの次の次まで検討
白川の卒業に伴い、純烈の新メンバーを募集するオーディションが開催されることが決定した。これはモナキを輩出した「セカンドチャンスオーディション」の第2弾として行われる。純烈が迎え入れたい新メンバーは3人。歌やダンスのスキルは不問で、人生を変えたい人、夢を諦めてきたがもう一度チャレンジしたいという志を持っている人、思い立った人などから幅広く応募を受け付ける。さらに酒井は「モナキの次のグループ、さらに次のグループまで検討したい」と構想を明かし、オーディション参加者の年齢は不問だと強調。「モナキのメンバーのようにそれぞれの個性が集まって光るというのがグループのよさだと思うので、ピンときた方、男性であればどなたでも。75歳くらいまで……受かる確率は低いけど、自由なんですよ。ただ、毎日のように移動があるので、ご自身の健康と命と相談してください」と未来のメンバーに向けて語った。
酒井はオーディション後の活動の形について自由に想像を膨らませているようで、「純烈は40代が中心ですが、おじいちゃんグループの“超純烈”があってもいい。モナキのじんが最年長なので、ダンスがキツくなってきたら、あんまり踊らずみんなと触れ合って喜んでもらえる純烈に入るとか。冗談のようにいろいろ言ってますけど、言っているうちに本当になることもあるので」とさまざまある構想の一部を明かした。なおモナキに続く新たなグループについてはノープランで、該当者なしのパターンもありえるという。
打倒・モナキの精神で
メインボーカル、すなわち“顔”である白川の卒業を酒井は「いよいよ最大のピンチ。ファンの方が8割減ってしまうのではないか。でもそれをちょっと俺も後上も面白いと思ってしまっている。次に入ってくれるメンバーの音楽性によってもいろいろ変わってきますよね」と語る。全国を巡回しながら観客と触れ合うスタイルは変えるつもりはないという。
オーディションのエントリー募集は7月31日までで、その後、夏に選考が行われる。新生純烈の始動は1年後の予定。酒井は「モナキを倒すくらいの純烈にしたい」と意気込んだ。自身卒業後の純烈に対して、白川は「やっぱりファンの皆さんに支えられてきたグループなので、これからも変わらずファンの皆さんを大事にしていっていただけたらと思います」と願いを込めた。


