日本語ラップの新譜情報、プレイリストなどを継続的に発信してきたkfp_harlandが、ヒップホップの作品作りに関わる制作メンバーを探せるプロフィールデータベース「SQADD(スクアッド)」を本日7月9日に公開した。
近年、日本のヒップホップシーンでは、ストリーミングやショート動画をきっかけに新しいアーティストが次々と登場し、リリースの数も、それを届けるミュージックビデオやライブの機会も増え続けている。その一方で、1曲を世に認知してもらうには、さまざまな役割を担う人材の存在が欠かせず、「人が足りない」「頼める相手がいない」という声は、いたるところで聞かれる。
しかし実際には、腕のある人材は全国各地におり、足りないのは人だけではなく、「どこにいて」「何を頼めて」「いくらでやってくれるのか」がわかる場所。そうした考えのもとで立ち上げられた「SQADD」は、ミックス、ビートメイク、デザイン、フォトグラフィー、MVの撮影、ライブDJ、イベント制作、レコーディングスタジオ、ライター / インタビュアーなど、ヒップホップの制作現場を支えるメンバーを探せるプロフィールデータベースだ。
アーティストやクリエイターは、職種、対応エリア、予算上限、料金単位、経験年数、作品登録の有無などの条件からメンバーを検索可能で、気になる相手のSNS、メール、Webサイトなどから直接コンタクトを取ることができる。複数の職種に対応するメンバーも検索可能で、「東京×MV撮影」「大阪×フォトグラファー」「福岡×レコーディングスタジオ」のように、必要な役割と地域を掛け合わせて探すこともできるため、都市部だけでなく、地方で活動する制作メンバーにも光が当たる設計となっている。
依頼の仲介やマージン取得を行わず、作品を作りたい人と、制作に関わる人が出会うための「見つける場所」として機能することを目指しており、検索の利用にあたって登録などは不要。掲載されるメンバー側も登録料・掲載料・月額費用はすべて無料だ。「SQADD」という名称には、ヒップホップにおける「SQUAD=仲間 / チーム」の感覚に、メンバーやクレジットを「ADD=加えていく」という意味が込められている。サイトのタグラインは「HIPHOP CREDITS INDEX」。表に立つアーティストと、その作品を一緒に作り上げるメンバーが出会い、次の作品作りへつながっていくための場所を目指す。
kfp_harland コメント
日本語ラップの新譜を追っていると、まだ知られていない良い曲や、もっと届いてほしい作品に出会うことがあります。そのたびに、作品そのものだけでなく、それを形にするまでの出会いや制作環境も含めて、音楽が世に出るまでにはいくつもの入口があるのだと感じてきました。
SQADDは、依頼を仲介するサービスではなく、作品を作りたい人が、必要な人を自分で見つけに行ける場所です。同時に、制作に関わる人が、自分の仕事や対応できることを置いておける場所でもあります。このサイトがきっかけで、まだ形になっていない曲や映像、企画が少しでも世に出ることにつながれば嬉しいです。

