SUPER BEAVERやsumika、マカロニえんぴつなど多くのアーティストが所属するインディーズレーベル・murffin discsの設立20周年を記念した初のオリジナル長編映画「はじまりのさよなら」が製作されることが決定した。
「はじまりのさよなら」は、音楽とともに育った美しい歌声の持ち主である少年が、変声期を迎えたことをきっかけに、自分らしさとは何かを問いながら成長していく姿を描く青春映画。撮影は広島県尾道市で行われ、穏やかな街並みや瀬戸内の美しい風景とともに、少年の揺れ動く心情と青春の日々を切り取った。主人公を演じるのは、本作で映画初主演を果たす大倉琉人。監督は映像ディレクターの隈本遼平、脚本は灯敦生が担当する。
また本作の音楽をSUPER BEAVERの柳沢亮太(G)が担当することも明らかになった。柳沢が映画音楽を手がけるのはこれが初めて。主題歌はsumikaが担当する。
大倉琉人 コメント
出演が決まった時は、“主演”を頂けたことに対する驚きと喜びが強く、同時に、演じ切れるだろうか。という不安も大きくありました。
でも、関わってくださる皆さんが持つ真剣な姿勢に刺激を受けて、うまく演じなきゃ。が、自分ができる最大限で向き合いたい。という意識に変わっていきました。
自分にもどこか覚えがあるような不快感や葛藤を強く持つ、長沢樹太という役。
それを取り巻く日常的で、それでもめまぐるしいほど変わっていく環境。
取り残されるのが怖くてちょっと背伸びしてみたり、それも不安だったり。
樹太が抱えるそんな悩みを、皆さんと共有できたら嬉しいです。
隈本遼平 コメント
身体も声も心も大きく変わっていく時期は、不安や戸惑いに満ちています。でも、その時間は二度と戻ることができないからこそ、美しく、愛おしいものでもあります。
この映画では、言葉にならない感情や、揺れ動くまなざし、その瞬間にしか生まれない空気を大切にしました。カメラの前で偶然生まれた出来事や、台本を超えてこぼれ落ちた表情も、そのまま作品の中に息づいています。
この映画が、皆さんにとって大切な誰かや、かつての自分を思い出し、「あの頃の自分も、今の自分も悪くなかった」と、少しだけ優しく思えるきっかけになれば、とても嬉しく思います。
灯敦生 コメント
脚本づくりって、変声期みたいだなぁと思いました。貴方の、はじまりのさよならは何でしょう。
物語に描いた変声期で移ろう少年が、映像と音楽のドリームチームによって強く、強く寄り添い見守られている……。隈本監督を筆頭に、関わった全ての人の眼差しを感じる試写でした。きっとご覧になった誰もが同じく、少年を見つめ、音楽愛をかき鳴らすのかもしれません。
SUPER BEAVERの大ファンで、sumikaやosageと作品ご一緒したり、ご縁のあるmurffin discs映画に携われたこと自体、大感激でした。岡村Pの映画熱は凄まじいので、聞いた時は「ついにか!」と。
大倉琉人さんら役者陣の一つの季節が、美しいです。


