壱タカシとJYAGAの共同名義、壱タカシ and JYAGAが本日7月29日にニューシングル「Okaaayyy!!!」を配信リリースした。
壱タカシはR&Bやハウスを軸に活動するシンガーソングライター兼プロデューサーで、これまでにゆっきゅん、butaji、HAIIRO DE ROSSIらの楽曲制作にも携わっている。JYAGAは、幼少期から所属した聖歌隊で培った繊細な歌声を持つアーティストだ。
「Okaaayyy!!!」は、今後リリースされる予定のEPからの第1弾先行シングル。ヴォーギングやボールルームカルチャーから着想を得た、BPM117の踊れるハウストラックとなっている。
歌詞には「Nobody can screen me out」「Don't judge yourself」といったフレーズが登場。クィアであることを公表している2人が、他者の価値観や偏見に縛られずに自分らしく生きるという強い意志を歌っている。さらに東京・AiSOTOPE LOUNGE、ArcH、AiiRO CAFEといった新宿2丁目に所在するナイトスポットや、クィアカルチャーを代表するEAGLE TOKYOなどのイベントも盛り込まれ、コミュニティへの感謝とリスペクトが表現されている。
コメント
壱タカシ
夏の光を跳ね返して、輝く準備は出来てますか?
JYAGA
私たちは日々、知らず知らずのうちに誰かの基準で自分を測り、正解を探し続けています。
でも、その「誰か」の正体を辿っていくと、最後にいるのは案外自分自身なのかもしれません。
この曲は、「自分をふるいにかけているのは誰なのか?」という問いから生まれました。
「Nobody can screen me out」というフレーズには、誰かからの評価や選別だけでなく、自分自身が自分を選別してしまうことからも自由でありたい、という思いを込めています。
壱タカシと私にとって「ゲイである」ことは一つのアイデンティティであり、同時に表現の輪郭を形づくる大切な要素でもあります。
「私たちにしかできない表現は何か」を考えたとき、この楽曲はとても自然な答えでした。
ヴォーギングカルチャーやクィアコミュニティは、既存の価値観の外側に置かれながらも、それぞれの表現や美しさを育み、自分たちの居場所をつくってきました。
この楽曲も、その精神に大きな影響を受けています。
一方でただ「個性を大切にしよう」と言いたいわけではありません。
「特権を持つ者からまずは想像しよう」
自分を肯定すると同時に、自分とは異なる立場や社会の構造へ想像力を向けることもこの楽曲の大切なテーマです。
最後に登場するクラブやイベントの名前は、私たちがカルチャーを学び、多様な表現を受け止めてもらってきた場所への敬意です。
「あれもこれもどれも私」
一人の人間の中にある矛盾や多面性を、一つの正解に整理する必要はありません。
この曲はその複雑さごと肯定するためのダンスミュージックです。
自戒も含みますが、誰かと比べるためのものではなく、自分自身を狭い判断から解き放つきっかけになればと思っています。


