西畑大吾(なにわ男子)と福本莉子がダブル主演を務める映画「時給三〇〇円の死神」の主題歌として、HYが書き下ろしの新曲「心海」(しんかい)を提供した。
10月2日に公開される「時給三〇〇円の死神」は、作家の藤まるによる同名小説を実写化した映画。人生に絶望する大学生・佐倉真司は同級生・花森雪希から“時給三〇〇円の死神”という謎のアルバイトに勧誘され、“死神バディ”として死者たちの思いを見届けていく。西畑が佐倉を、福本が花森を演じるほか、渋谷凪咲、齋藤潤、泉谷星奈、佐津川愛美、山口馬木也、小澤征悦といった豪華キャストが出演する。監督はドラマ「美しい彼」シリーズや映画「ストロベリームーン 余命半年の恋」で知られる酒井麻衣が務めた。
本作を手がけたのはHYの代表曲「366日」をモチーフにした2025年公開の映画「366日」の製作チーム。HYと再びタッグを組んだ理由について、企画プロデューサーの種田義彦氏は「作品に深く寄り添い、一緒に物語を考えてくれる稀有なアーティスト」と明かしている。楽曲制作にあたってはHYのメンバーたちも本編を鑑賞し、佐倉の目線を軸に物語が進む一方で花森の本心は多くが語られないことから「花森の視点から綴る歌」というアイデアが共有された。
喪失を抱えながらも大切な人を思う優しさを歌った「心海」について、HYは「救ってあげたい子供たちに対する思いや感情、自分自身の経験やこれまで見聞きしてきたものを込めながら、さらに映画の主人公ふたりの感情も飲み込んで書かせていただきました」とコメントを寄せている。YouTubeでは主題歌の一部を用いた本予告映像、HYからのコメント映像が公開された。
HY コメント
主題歌の「心海」は、この映画の答えがそこにあるような、最後に温かく包んでくれるような楽曲になっています。どのように書こうか迷いましたが、救ってあげたい子供たちに対する思いや感情、自分自身の経験やこれまで見聞きしてきたものを込めながら、さらに映画の主人公ふたりの感情も飲み込んで書かせていただきました。亡くなった後でも残る「やりたかったこと」「言いたかったこと」といった無念というのは本当に大きな心の傷で、他人からするとさもないことでも、本人にとっては「こんなにも傷ついてたんだ」というような想いもあるのではないかと思っています。
海だけは深さが測れないと言われていますが、そんな海と計り知れない心の傷とを込めて「心海」というタイトルにしました。
誰もが人生を生きていれば、楽しいことだけではない、辛いこともある。生きることって結構大変だったりする。でも見方を変えると、前に進んでいけば、たくさんの素敵な仲間との出会いや幸せもあったりする。生きていく上で必要なものや気づかされるものがそこにあって、この映画はきっとあなたに何かのきっかけを与えてくれる作品だと思います。ぜひ一人でも、友達や家族とでも、映画館でお楽しみいただければ嬉しいです。


