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BUMP OF CHICKENの凱旋やThe Strokesがスタジアム沸かせた「サマソニ」初日、ケシ×HANAやマンウィズ×Zebraheadコラボも

The Strokes
17分前2026年08月20日 9:04

8月14日から15日にかけて、千葉・ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセと大阪・万博記念公園で音楽フェスティバル「SUMMER SONIC 2026」が開催された。音楽ナタリーでは幕張公演の3日間について、ヘッドライナーおよびサブヘッドライナーのステージを3本の記事に分けてレポート。この記事では初日のサブヘッドライナー・BUMP OF CHICKENと、ヘッドライナー・The Strokesのライブを中心に伝える。

「サマソニ」会場のある千葉は開催前日、記録的な豪雨となった。14日も時折雨が降る空模様だったが、幕張では午前中から熱演が繰り広げられた。初日公演はメインステージであるZOZOマリンスタジアムのMARINE STAGEにThe Strokes、BUMP OF CHICKEN、ケシ、BABYMONSTER、オードリー・ヌナ、WEST.が出演したほか、幕張メッセのステージにJENNIE(BLACKPINK)、マカロニえんぴつ、アイナ・ジ・エンド、女王蜂、MAN WITH A MISSION、Fear, and Loathing in Las Vegas、PassCodeら、BEACH STAGEにSTUTS、indigo la End、eill、Novel Core、MAYSON's PARTYらが出演。ケシのステージにHANAが、マンウィズのステージにZebraheadが登場しコラボを繰り広げた。

BUMP OF CHICKENが千葉のスタジアムに13年ぶり凱旋

バンプはメンバー全員の地元・千葉で結成されてから今年で30周年を迎えた。彼らが「サマソニ」に出演するのはこれが初であり、千葉のスタジアムでライブを行うのは旧称・QVCマリンフィールド時代の2013年以来、約13年ぶりとなった。大雨に見舞われた直前のケシのステージがうそのように晴れ渡った夕暮れどき。スタジアムにはバンプの凱旋を見届けようとたくさんの観客が詰めかけた。定刻になり、大歓声に迎えられた藤原基央(Vo, G)、増川弘明(G)、直井由文(B)、升秀夫(Dr)は美しい旋律の「アカシア」でライブを開始。藤原が「会いたかったぜ幕張ー!」と咆哮し、スタジアムは高揚感で満たされた。「なないろ」「クロノスタシス」でスタジアムを心地よく揺らしたのち、藤原は観客の様子を気遣い「よく来てくれたね。ありがとう。会えてうれしいです。このステージに立った人、みんなが思ったはず。『あなたが観に来てくれてよかった』と。最後まで安全に楽しんでください」と優しく語りかけた。

バンプはこの日、最新曲「I」をはじめ、近年のシングル楽曲を中心にパフォーマンス。リリックを軸とした叙情的な映像演出を背に、特別なステージを噛みしめるようにスタジアムを見回しながら、長年の活動に裏打ちされたコンビネーションで音を紡ぐ。「Gravity」や「SOUVENIR」では合唱で会場がひとつに。藤原や直井が花道へ躍り出て、熱いステージングで観客を沸かせるひと幕もあった。そして「ray」「カルマ」で会場に熱気をもたらした彼らが、ラストナンバーにチョイスしたのは、13年前のスタジアムライブでも本編最後に演奏した「天体観測」。言わずと知れた初期の代表曲でさわやかにライブを締めくくり、The Strokesへとバトンを渡した。

The Strokesの貫禄に満ちたステージ

初日公演のヘッドライナーを務めたのは、3年ぶりの来日となるThe Strokes。スモークが立ち込めるステージにメンバーのシルエットが浮かび上がると、興奮混じりの歓声がMARINE STAGEに響く。大歓迎を受けた彼らはツインギターの妙で魅せるダンサブルな代表曲「Hard to Explain」をはじめ、サイケデリアへ誘うロックチューン「Juicebox」などの初期ナンバーはもちろん、「The Adults Are Talking」「Bad Decisions」などの近年の楽曲を織り交ぜたパフォーマンスを展開。ジュリアン・カサブランカス(Vo)は、貫禄に満ちたステージを披露する一方、「We love you」「You guys are amazing」とオーディエンスに語りかけ、広いスタジアムを沸かせていく。ラストナンバーの「Ode To The Mets」では、オーディエンスがスマホのライトを灯し、シンガロングを繰り広げる。その景色を前にジュリアンは「It's best place in the world」とひと言残してステージをあとにした。