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スクリーミング・マッド・ジョージ、69歳で死去

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5分前2026年08月17日 3:01

特殊メイクアップアーティスト、造形作家、映像作家、ミュージシャン、教育者として国内外で活動したスクリーミング・マッド・ジョージが、2月に69歳で亡くなったことが発表された。

1956年大阪生まれのスクリーミング・マッド・ジョージは、1992年に開催されたライブイベント「EXTASY SUMMIT 92」の東京・日本武道館公演にSCREAMING MAD GEORGE & PSYCHOSISとして出演したほか、数多くのアーティストのミュージックビデオにおいて監督やプロデュースを手がけるなど、音楽と映像を自在に横断する活動を展開。アメリカ・ハリウッドの映画産業においても約20年にわたって第一線で活躍し、強烈なビジュアル表現で世界的な評価を得た。これまでに携わった作品は、映画「プレデター」の特殊効果や造形、Slipknotのマスク、X(現X JAPAN)「Jealousy」のジャケットアートワーク、hideが在籍した多国籍バンドzilchの「ELECTRIC CUCUMBER」ミュージックビデオの一部ディレクションなど多岐にわたる。

ジョージの創作の核にあったのはシュールレアリスム(超現実主義)で、彼はホラーの枠を超えた「異形の美」や「生命の変容」を追求した。帰国後は大阪芸術大学の客員教授として後進の育成に尽力。さらに合気道を経てロシア武術「システマ」に取り組み、インストラクター資格を取得するなど、身体表現の分野でも才能を発揮した。

2024年頃から脚の不調や間質性肺炎などの持病を抱え、車椅子での生活を余儀なくされたが、最後までアートへの意欲を失うことなく、体よりも生徒を優先して大学へ足を運び続けた。2025年10月には東京で個展「Special Hallucinogenic Art Show」を開催。同年12月の「東京コミコン2025」にも出展し、ファンや友人との再会を喜んでいたという。

2026年2月、ジョージは入浴後に意識不明となり心肺停止。一時的に一命を取り留めたものの、ICUでの治療の末、家族に見守られながら、安らかに息を引き取った。なお遺族の心の整理や、日米の関係者間での協議を重ねた結果、このタイミングでの公表となったという。

一周忌にあたる時期にはお別れの会が執り行われる予定。詳細は追ってアナウンスされる。