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ハク。とストレイテナー初対面で対バン「何を隠そうファンです」「大切なバンドです」

「ハク。の日」東京・LIQUIDROOM公演よりハク。のステージの様子。(撮影:髙野立伎)
7分前2026年08月25日 3:02

ハク。の主催イベント「ハク。の日」が8月9日に大阪・BIGCAT、18日に東京・LIQUIDROOMで開催された。

初対バンを前に「シーグラス」カバー

「ハク。の日」は今年で6回目を迎えるハク。恒例の夏イベント。大阪公演にはHomecomings、東京公演にはストレイテナーが出演した。この記事では東京公演の模様をレポートする。

ハク。とストレイテナーが対バンするのはこれが初。公演に向けて、ハク。はストレイテナーのサマーチューン「シーグラス」のカバー動画をSNSアカウントやYouTubeに投稿していた。9月にメジャーデビュー1周年を迎えるハク。と、10月にメジャーデビューから丸23年となるストレイテナー。世代もキャリアも異なる2組の異色の対バンとあって、会場にはさまざまな年齢層の観客が集まり、期待と興奮が渦巻いていた。

ストレイテナー

開演時刻を迎え、真っ赤なライトに染まるステージに姿を見せたのはストレイテナー。ホリエアツシ(Vo, G, Piano)のカウントから、彼らはライブに欠かせない「Melodic Storm」で「ハク。の日 -東京編-」を始め、テナーの歴史も感じられるギターロック「叫ぶ星」、タイトなビートで進む「Silver Lining」でエモーショナルなムードを演出する。

ストレイテナーとハク。はこの日が初対面。ホリエは「お盆が明けて『ハク。の日』がやってまいりました。どういうわけかハク。に誘っていただいて、ステージに立ってます。何を隠そう僕はハク。のファンです。なんでそんな歌詞が書けるのかとか、4つ目とか8つ目で変なコードをぶち込んでくるのかとか、聞きたいことであふれかえってます」と素直な思いを口に。「昨今ロックフェスが数多あるので、いろんなところで世代の違うバンドと出会うきっかけはあるんですけど、まったく出会わずにLIQUIDROOMという素晴らしいライブハウスで対バンできることがあるなんて……ホントに楽しみにしてきました」と声を弾ませた。

その後は、躍動感あふれるアンサンブルに未来へのメッセージを重ねた「COME and GO」、寂寥感が漂うシューゲイザーテイストの「メタセコイアと月」、ホリエのシンセサウンドが牽引する四つ打ちのアッパーチューン「Skeletonize!」で多面的な魅力を発揮したストレイテナー。ファンから人気の高い定番曲「羊の群れは丘を登る」を経て、この時期ぴったりの「シーグラス」のリアレンジバージョンでさわやかな風をもたらした。ライブバンドとして貫禄のパフォーマンスを展開した彼らは肩を組んで深々と一礼した。

ハク。

ハク。のライブは極彩色のライトが明滅する中、ミステリアスなポップチューン「宇宙船ハート号」でスタート。「頭の中の宇宙」では軽やかなロックサウンドを響かせ、ストレイテナーのライブで温まった場内にさらなる熱気を呼び込む。また、あい(G, Vo)のピュアな歌声とメンバーの浮遊感のあるコーラスが優しく溶け合う「ふわ輪」や、リフレインするギターが印象的なラブソング「dedede」でハク。らしいチャーミングな魅力を放った。

「出演してくださったストレイテナーさん、ありがとうございます」と切り出したあいは「バンドを始めたときに『ネクサス』を聴いて、自分に浸透する歌詞だなと思って。その頃から大切なバンドの1つです。一緒にステージに立てたことがうれしいです」とストレイテナーへメッセージを送り、「みんなに何回も言うよ。特大のありがとう!」とオーディエンスに感謝を伝える。短いMCを挟んで、ハク。は9月9日に発表するメジャー1stアルバム「世界が変わる時」のリリースに先駆けて収録曲「飛行」を披露。さらに、ニューアルバムより「渋谷から」を投下し、エッジの効いたロックサウンドで観客を圧倒していく。勢いそのままに、メジャーデビュー曲「それしか言えない」へ突入すると、繰り返される「言えない」の歌声とサウンドがダイナミズムを増し、フロアの熱量は最高潮に達した。終盤に届けられたのは、希望が示された楽曲の数々。ギターのストロークで始まるバラード「世界」で混沌としたムードを生み出し、大胆にテンポチェンジする「一進」、穏やかなアンサンブルが光る「奥二重で見る」が本編の終わりを彩った。

熱烈なアンコールに応えてステージに戻ってきたハク。は両手を振って喜びを表現。あいは「ハク。の日を毎年開催できているってことがおかしい……うれしいってことです!」と笑顔を浮かべる。惜しみない感謝を伝えたハク。はエールのこもった新曲「GO」を生き生きとパフォーマンス。シームレスに「回転してから考える」へとつなぎ、あらゆる感情を爆発させるような轟音を鳴らした。今年の「ハク。の日」を終えたハク。はさっそうとステージを去った。

セットリスト

「ハク。の日 -東京編-」2026年8月18日 LIQUIDROOM

ストレイテナー

01. Melodic Storm
02. 叫ぶ星
03. Silver Lining
04. Next Chapter
05. COME and GO
06. メタセコイアと月
07. SAD AND BEAUTIFUL WORLD
08. Skeletonize!
09. 羊の群れは丘を登る
10. シーグラス[DECADE EMO MIX]

ハク。

01. 宇宙船ハート号
02. 頭の中の宇宙
03. ふわ輪
04. dedede
05. 飛行
06. 自由のショート
07. 渋谷から
08. それしか言えない
09. 世界
10. 一進
11. 奥二重で見る
<アンコール>
12. GO
13. 回転してから考える

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