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シベリアンハスキー、初の全国5都市ツアーはソールドアウトで完結!11月11日に前売り1111円のワンマンライブ「WAN-MAN」開催

シベリアンハスキー「痺れに来いツアー」の様子。(Photo by 池田彩音)
20分前2026年09月03日 8:04

シベリアンハスキーが8月28日、東京・Shibuya Milkywayにて全国ツアー「痺れに来いツアー」のファイナル公演を開催した。

今年結成3周年を迎えたシベリアンハスキーは、結成記念日の5月29日に、3年前の初ライブと同じ場所である東京・下北沢 近道で初のワンマンライブを成功させた。その勢いのまま8月にスタートさせた本ツアーでは、キャリア最多となる全国5都市を巡回。各地を熱狂させてきたツアーの終着点となる東京公演は、彼女たちが敬愛する女性4ピースバンド・Bray meをゲストに迎えたツーマン形式で行われ、チケットはソールドアウトを記録した。

憧れの先輩バンド、Bray meからのバトンを受けステージへ

先陣を切ったBray meの熱いパフォーマンスの興奮が冷めやらぬ中、満員のフロアを前にステージへと姿を現したシベリアンハスキー。ライブは美月(Vo, G)のアカペラをプロローグとする「落書きのような」で幕を開けた。曲の途中でファンにはおなじみのハンドクラップとシンガロングが沸き起こると、美月の「任せたよ!」という合図でステージとフロアが一体化。ソールドアウト公演ならではの熱気に包まれる中、続く「ふたりだけで」では結楓(Dr)がドラムイントロを炸裂させ、集中力みなぎる表情でビートを刻んでいく。「おい、ミルキーウェイ、かかってこいよ!」という美月の力強い一声に反応し、サビでは一斉に拳が上がった。さらに「ジャンプできますか?」という呼びかけから「ダーリン」へ。「うちのスーパーギター!」と美月に紹介されたかめ(G)のソロパートも冴え渡り、冒頭のアッパーな3曲でフロアは一気にヒートアップ。続くミディアムなロック・バラード「コンソメスープ」では、ツアー各地でつかんできた自信を証明するような力強い歌声が響いた。

ひと呼吸を挟んで、美月からソールドアウトの喜びが告げられ、客席からの歓声にかめも応える。3人は、以前Bray meのライブを観に行った帰り道に「私たち、ああなりたいね」と話し合ったエピソードも披露。「そんな奇跡みたいな日に立ち会ってくれて本当にありがとうございます」と改めて感謝の思いを伝えると、会場全体から惜しみない拍手が沸き起こった。

三位一体の熱演

バンド結成初期からのレパートリー「ナイトウォーカー」ではシティポップ風のアプローチのダンサブルなイントロに「いい夜にしましょう」という言葉がなじみ、フロアが横に揺れ始める。会場に夜の帳が下りたようなムードの中、続いて披露されたのは「星空を抱きしめて」。歌詞とメロディ、バンドアレンジが三位一体となって会場を包み込んだ。さらに、小気味よいギターカッティングで始まるライブチューン「いたいよ」で、会場はますます熱を帯びていった。

ここで、ツアータイトルの由来になった最新曲について美月がとつとつと語り始める。「痺れる恋とビー玉」は、光にかざすとキラキラしていても近くで見ると濁っているビー玉と恋を重ね合わせた楽曲だが、彼女にとってはバンドも同じで、その透明じゃない部分にも愛しさを感じているという。そんなシベリアンハスキーというバンドの当事者でしか得ることのできない感覚を楽曲に託し、3人は同曲をエモーショナルに披露。ツアーファイナルの特別な思いを込めて熱演を届けた。

「今、音楽に恋してます。」

ここから「ラスト2曲!」と叫んで、キラーチューン「ユー!」へ。イントロ、間奏、ギターソロでオーディエンスの大歓声と拳が楽曲の一部を形作り、その勢いのまま「アパートの一室で」ではさらに激しさを増して会場の空気がひとつに。ライブ本編は大団円で幕を閉じた。

アンコールに応えて登場した美月は、自身の音楽の歩みを振り返る。「ステージって私とはかけ離れた場所だと思っていました。人前で目立つことは好きじゃなかったし。だけど、いつからか音楽が好きになって、歌が好きになって、私もあれやりたいなあって思って、私たちは2023年の5月29日に初めてライブをしました。そのときもまだ怖かった、ステージは。でも今の私にとって、ステージってもう生きる意味になりました。私にはこれなしじゃ生きれないなって思うくらい、今、音楽に恋してます。私の気持ちを変えてくれたこのステージで、あなたの心のつまみをフルテンにしてもいいですか!」。かめのギターイントロに結楓のスネアが弾みを付けたのち、そう語った美月が歌い出したのは、新境地とも言える楽曲「フルテンディストーション」だ。「ロックンローラー、僕はロックンローラーさ」と歌うサビではメンバー全員の声が重なり、アウトロのコール&レスポンスパートではオーディエンスの大合唱が響き渡った。

こうしてツアーファイナルを終えたシベリアンハスキーは、11月11日に東京・Flowers Loftでのワンマンライブ「WAN-MAN」を開催することを発表。開催日になぞらえて、前売券の価格は1111円となっている。チケットはLivePocketで販売中。

セットリスト

シベリアンハスキー「痺れに来いツアー」ファイナル

2026年8月28日 Shibuya Milkyway セットリスト

01. 落書きのような
02. ふたりだけで
03. ダーリン
04. コンソメスープ
05. ナイトウォーカー
06. 星空を抱きしめて
07. いたいよ
08. 痺れる恋とビー玉
09. ユー!
10. アパートの一室で
<アンコール>
11. フルテンディストーション

ライブ情報

シベリアンハスキー「WAN-MAN」

2026年11月11日(水)東京都 下北沢Flowers Loft
OPEN 18:30 / START 19:00

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