INIが9月16、17日にドームツアー「2026 INI 5TH ANNIVERSARY DOME TOUR [CITY OF LIGHTS]」の東京・東京ドーム公演を開催した。この記事では本日17日に行われた公演の模様をレポートする。
信じて待っていてくれてありがとう
11月3日にデビュー5周年を迎えるINIが東京ドームと大阪・京セラドーム大阪で計4公演を実施するこのツアー。INIは単独では初となる東京ドーム公演にて、2日間で約10万人を動員し、バンドの生演奏をバックにパフォーマンスを展開。オーディション「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」当時の楽曲から、昨日9月16日にリリースした最新シングル「ANTHEM」の収録曲まで詰め込んだ、デビュー5周年ならではのセットリストでライブを行った。
今年4月から腰痛のため療養していた田島将吾が昨日9月16日よりダンスパフォーマンスを伴う活動を再開し、11人でステージに立ったINI。メンバーは30名のダンサーを引き連れて「Non-Stop」を艶やかに歌い踊り、ライブ序盤から東京ドームに歓声を巻き起こし続けた。
リーダーの木村柾哉はMINI(INIファンの呼称)に埋め尽くされた会場を見渡し、「ヤバいねー! 来てくれて本当にありがとうございます! めちゃくちゃうれしいです。なんて言ったらいいのかわからないくらい」と感極まった様子。ステージに復帰した田島は「みんなひさしぶり! 将吾です! みんな俺を信じて待っていてくれてありがとうございます」と感謝の思いを伝えた。田島は「やりたかったことがあるんですけど……」と切り出すと、お決まりの「たじにー?」「たじたじー!」コールをMINIとともに繰り広げ、「平日なのにこんなにたくさんの方が集まってくれてうれしいです。皆さんの気持ちもめちゃくちゃ伝わっています。今日はぶちかますので、絶対に俺から目を離さないでください!」と告げる。髙塚大夢は「11人でのライブ、みんな観たかったでしょ? 僕らも早く11人でライブやりたくてうずうずしていたので、こうして皆さんの前に立てて本当に幸せです」と思いを噛み締め、「『CITY OF LIGHTS』というツアータイトルは、『僕たち11人が皆さんに光を灯せるように』という意味を込めて名付けました。なので、今日は僕たちからパワーをたくさんもらってくれますか?」と呼びかけて大歓声を浴びた。
個性豊かなユニット曲
本ツアーではメンバーが4チームに分かれてユニット曲を届ける場面も。尾崎匠海、後藤威尊、佐野雄大、松田迅のユニット曲「Give Me More」では、4人がダイナミックなダンスで抑えきれない熱情を表現した。MCでは池﨑理人が大阪出身の尾崎、後藤、佐野と沖縄出身の松田が集まるこのユニットを“なにわのめんそーれ”と命名する場面も。松田はYouTubeでも公開されているこの曲について「匠海がメロディを考えてくれて、僕が作詞を担当させていただきました。『CITY OF LIGHTS』というコンセプトにハマる曲を用意してきたので、それも踏まえて曲を聴いていただけたら幸いです」とアピールした。オーディション時代から“ドス鯉倶楽部”として知られる、INIのラップ担当の池﨑、田島、西洸人は「SWING」を披露。炎が吹き上がるステージでパワフルにリリックを放ち、バットを使った豪快なパフォーマンスを繰り広げた。
木村が紡ぐピアノの音色に乗せて、藤牧京介が歌い始めたのは、2人で作詞作曲したユニット曲「君がくれたもの」。優しいピアノサウンドと藤牧の温かな歌声が、蝶々型の紙吹雪に彩られながら寄り添い合うように響き渡った。MCでは木村が「手の震え、見えたでしょ? 今日は自分でもすごく震えてると思ってヤバかったです。でも、京介がリードしてくれたので」と藤牧に信頼を寄せる。藤牧も「柾哉と一緒にできてよかったです」と言葉にして強い絆を見せた。シュウ・フェンファンと髙塚が届けたのはジャズファンク調のナンバー「Spin It」。カラーレンズのサングラスをかけた2人は歌声を重ねて心地のいいグルーヴを生み出した。
INIとMINIのアンセム
昨日9月16日にニューシングル「ANTHEM」をリリースしたことを改めて報告したINI。西が「ありがたいことに各種チャートで1位という記録を獲得することができました。本当にMINIの皆さんのおかげです。ありがとうございます。そしてなんと、10作連続ハーフミリオン超えです!」と声を弾ませると、11人は「イェーイ!」と円になって大騒ぎ。感謝の思いを繰り返し伝え、西は「『ANTHEM』というシングルは、INIとMINIの讃歌になったらいいなと思って、楽曲選びから制作までやらせていただきました。その中でも『You Know What To Do』というタイトル曲は、僕と威尊で作詞させていただきました」と述べた。そんな西の言葉を経て、INIはファンキーなリズムが際立つダンスポップ曲「You Know What To Do」を披露。MINIの盛大なコールを浴びながら、まだ見ぬ未来へと一緒に進んでいく思いを晴れやかに歌い上げた。
さらにINIはシングルより、アジア競技大会・アジアパラ競技大会「Aichi-Nagoya 2026」の応援ソング「BEYOND THE SKY」を熱唱。重厚なバンドサウンドに乗せて、衝動に身を任せるようにエモーショナルなパフォーマンスを繰り広げる。ライブ終盤にはデビューシングル曲「Rocketeer」を含むメドレーを展開し、最後まで東京ドームを大きく沸かせた。
アンコールでは「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」のデビュー評価曲「RUNWAY」をINIバージョンでひさしぶりに披露。朗らかな表情を浮かべ、思い出深い楽曲をリフトを交えながら楽しげに届けた。「We Are」ではムービングステージで場内を回り、サイン入りボールを客席に投げ入れる。最新シングルよりレトロポップ調のナンバー「SUPER NOSTALGIC」も軽快に披露し、ドームを温かな空気で包み込んで初の東京ドーム単独公演に幕を下ろした。
東京ドーム公演を無事終えたINIは、11月14、15日に京セラドーム大阪公演を行う。
公演情報
2026 INI 5TH ANNIVERSARY DOME TOUR [CITY OF LIGHTS](※終了分は割愛)
2026年11月14日(土)大阪府 京セラドーム大阪
2026年11月15日(日)大阪府 京セラドーム大阪


