新たな坂道グループ・青葉坂46のオーディションセミナーが本日9月23日に行われ、乃木坂46の賀喜遥香と池田瑛紗、櫻坂46の森田ひかると的野美青、日向坂46の上村ひなのと大野愛実が囲み取材に応じた。
青葉坂46は8月に発表された、オーディションで選ばれたメンバーのみで結成される約1年間の期間限定グループ。活動期間終了後、メンバーは乃木坂46、櫻坂46、日向坂46のいずれかのグループに配属される。9月17日に愛知、18日に大阪、そして本日23日に東京でオーディションセミナーが行われており、東京会場の1部に賀喜、森田、上村、2部に池田、的野、大野が登場した。
1部と2部の間に行われた囲み取材では、現役メンバー6名がそれぞれオーディションを受けた当時を回想し、未来の後輩たちへエールを送った。
特技ナシ?泣きながらソーラン節?それぞれの「オーディション失敗談」
賀喜遥香(乃木坂46)
「何もない毎日を変えたい」という思いから、2018年に「坂道合同新規メンバー募集オーディション」に応募した賀喜。「母に背中を押されて」挑戦を決意した彼女は、「イラストを描くのが好きなのでイラストを見せたり、最終審査ではどれだけ坂道グループが好きなのか、熱意をひたすら言葉で伝えました」と回顧。当時は「何か特技を作ればよかった」と少し後悔したというが、「今こうしてメンバーになれているので、あのときの選択は間違っていなかった」と自信をのぞかせた。活動を始めるにあたっては、「受かった瞬間から自分のすべてが変わることが不安だった」と振り返るが、坂道グループが好きという強い思いで乗り越えたという。「栃木の普通の高校生だった私がキラキラとしたアイドルになれた。スタッフさんやファンの皆さんのおかげです」と感謝を口にした。
森田ひかる(櫻坂46)
同じく「坂道合同新規メンバー募集オーディション」に合格した森田は、高校2年生の夏、人生を考えるタイミングで挑戦。特技がなく、審査でも素直に「ない」と答えたと言い「特技がないと悩んでいる人がいるかもしれませんが、そういう方の勇気になれたら」とほほえむ。また「極度の方向音痴で、最終審査の会場に迷ってギリギリに到着したので、事前に道順を予習しておけばよかったです」とリアルな失敗談も明かした。福岡からの上京組である彼女は、「17歳の私が、テレビの中で見ていた東京で一人暮らしをするなんて」と当時は不安でいっぱいだったという。しかし現在は、メンバーを「家族とも友達とも違う特別な存在」と表現し、「メンバーといろんな気持ちを共有できること、ファンの方から自分も知らなかった自分を教えてもらえたこと」を活動の喜びに挙げた。
上村ひなの(日向坂46)
上村が「坂道合同新規メンバー募集オーディション」に合格した当時は中学2年生。「人から話しかけられてもひと言も返せないような引っ込み思案な性格」だったものの、脳内でアイドルをプロデュースしたり空想したりするのが好きだったため応募を決意した。特技欄に「大真面目に『早歩き』と書きました」と明かした彼女の失敗談は、「背伸びをしてヒールの高い靴を履いていってしまい、早歩きができなくて会場を微妙な空気感にしてしまった」こと。また「昔は暗い性格をしていて、学校でなじめず、下を向いていない日はないくらいだった」と自身の過去を振り返るが、ファンの肯定のおかげで人間として大きく成長できたと語り、「同じライブの時間を共有して、人とのつながりやハッピーな感情が生まれるアイドルって素晴らしい。そんな日向坂46の一員でいられて幸せです」と笑顔を見せた。
池田瑛紗(乃木坂46)
2021年に乃木坂46の「5期生オーディション」を受けた池田は、応募のきっかけを「18歳のときに大学受験に落ちてしまい、人生について悩んでいたこと」と告白。「誰にも相談せずに応募し、最終審査の1週間前になってようやく親に打ち明けました」と振り返る。特技審査では「絵を描くのが好きで、2次、3次審査と絵を見せて通過してきたのですが、あろうことか最終審査の日にその絵を忘れてしまったのが一番の失敗談です」と苦笑い。さらに、グループ加入にあたり「学業との両立」に大きな不安を抱えていたという彼女。一度は大学進学をあきらめると伝えたが、スタッフから「両立してほしい。それが自身の力になるし、グループの未来にもつながる」と後押しされ、受験を継続する決断ができたと明かした。
的野美青(櫻坂46)
2022年開催の「櫻坂46 新メンバーオーディション」に参加した的野。櫻坂46が好きだからこそ躊躇しつつも一歩踏み出した彼女は、プレッシャーを感じず自分1人で完結させたかったため、誰にも相談せずに応募したという。特技審査では、体育の授業で習ったソーラン節を「泣きながら声を張り上げて踊った」といい、「少しでも審査員の印象に残っていたのならありがたいです」と当時を振り返る。活動開始前は「何かに本気になることが怖く、突き進んで壊れてしまった時の喪失感を恐れていた」と不安を抱え、1つのことに本気になれるのか葛藤もあったという。しかし現在は「やりたいことが自然と次々に出てきて、抱えきれないほど湧いてくるのがうれしい」と、アイドル活動の充実感を噛み締めた。
大野愛実(日向坂46)
日向坂46の大ファンだった大野は、2025年開催の「日向坂46新メンバーオーディション」のニュースを聞いて「運命だ」と信じて応募。最初は親に秘密にしていたが、のちにグループの素晴らしさを全力でプレゼンしたと語った。料理部だった彼女は審査ごとに曲名に関する料理を作って披露したというが、「泣き虫で、人生の分かれ道に立たされることが初めてだったので、恐怖心から涙してしまいました」と当時の心境を吐露。「でも、今振り返るとそれもありのままの自分だったのかなと思います」と前向きに捉えている。「憧れの先輩方と同じステージに立てるのか」という不安もあったが、今は「心配する必要はないし、活動していく中で自分の見せ方や個性がわかってくる」と未来の後輩へ頼もしくエールを送り、「先輩方と一緒に作品を作ったり、新しい青春を実感できています」と目を輝かせた。
ハッピーに迎え入れる準備はできている
「後輩をどのように迎えたい?」という質問に対し、池田は「個性豊かなメンバーがそろっているので、それぞれ違うものを受け入れられる先輩として迎え入れたい」とコメント。大野は「日向坂46で自分が後輩の立場なので、さらに後輩ができるのが想像つかないし未知数ですが、先輩からもらったハッピーオーラと同じくらい、いや倍以上にハッピーに迎え入れる準備はできています」と宣言した。
森田は「私は一期生の先輩から学んだことを後輩たちに引き継いでいきたい。現メンバーが優しくて温かい子たちばかりなので、心配しないでほしいです」と呼びかける。賀喜は「不安なことがあれば手をつないで進みたいし、涙を流すことがあれば先輩みんなで抱き締めて、愛でたい」とほほえみ、的野は「みんなの好きなことや挑戦したい気持ちを大事にして、切磋琢磨できる環境を用意したい」と力強く語った。上村も「青葉坂46という取り組みは、8年前の合同オーディションと少し重なる部分があります。相談に乗りたいし、後輩以前に仲間なので風通しのいい環境を作りたい」と意気込んだ。
青葉坂46という新プロジェクトに対して、賀喜は「新しい試みなので私たちもどうなっていくのか未知数ですが、だからこそ新しい道を見ていけるのが楽しみ」と期待を寄せ、森田も「1年を経てグループに配属されることで、いい変化が起こるのでは」と胸を弾ませる。大野も「仲間が増えたという武器を、それぞれの坂道で生かしていきたい」と語った。
それぞれのグループに入ってきてほしい人材について、池田は「どんな人でも受け入れたいですが、グループへの愛を持って、今の自分に自信を持った人」、的野は「自分の『好き』や『やりたい』を大事にできる方」、上村は「優しくありたいと思う心を持ち、活動に対して熱量のある方」と挙げた。なお、上村から「10年くらいいるんじゃないかと思うくらい貫禄がある」とリスペクトされている大野も、後輩を温かく迎える準備は万端のようだ。
合同オーディションならではの絆
過去の合同オーディションを振り返り、賀喜は「当時からひなのちゃんとひかるちゃんのことはずっと見ていました。ひなのちゃんが会場の笑いをかっさらっていたのを見て『絶対に受かる』と思っていましたし、合格後にもひかるちゃんがセンターでがんばっているのを見て刺激をもらっています」と明かし、「グループの垣根を越えてつながりができている気がします」と合同オーディションならではの魅力を語る。上村も「同じオーディションで受かった仲間がたくさんいるという安心感があった」と口にし、森田も「合同ということでそれぞれのグループのよさを知れたのがうれしかった。同期が1人でもがんばっている強い姿を見て励まされていました」と、グループを越えた絆の深さをうかがわせた。
また数あるアイドルグループの中で、坂道グループならではの魅力として、森田は「人数が多く、お互いに刺激されながら全員で1つの作品を作り上げること」、大野は「いつか別れてしまうという事実をわかっていながらステージに立つからこそ生まれる絆、タイムリミットがあるからこその感情」を挙げた。
最後に賀喜は、「新しく入ってきてくださるメンバーを待っています。オーディションを受けるということは人生が変わることなので、重く考えてしまうかもしれないけれど、私たちはここにきてよかったと思っていますし、自分の人生を選ぶことができて後悔はしていません。皆さんが青葉坂に、そして3つの坂道に来てくださることを楽しみにお待ちしております」と、未来の仲間に向けて力強いエールを送った。
青葉坂46オーディションは10月8日時点において満12歳から満20歳までの女性が応募可能。受付期間は10月8日23:59までとなる。詳細はオーディションサイトで確認を。なお、明日9月24日20:00に、青葉坂46のオーディションに関する“超重大発表”がYouTubeで行われるとのことだ。
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