山﨑天(櫻坂46)が本日9月25日に東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた長編アニメーション映画「我々は宇宙人」の初日舞台挨拶に登壇した。
「我々は宇宙人」は、普通であることに悩む内気な少年・翼と、クラスの人気者で特別な存在である暁太郎との友情を描く物語。2022年に“才能が潰されない世の中”を目指して誕生した映画レーベル・NOTHING NEWによる初の長編アニメーション作品だ。本作では翼役の坂東龍汰と暁太郎役の岡山天音がダブル主演。29歳の映画監督 / アニメーション作家・門脇康平が企画、脚本、監督を手がけている。
山﨑は翼と一番家が近いクラスメイトで、風邪をひいた際にはお互いの連絡帳を届け合う間柄の小夏を演じている。翼の友人であり、暁太郎の密かなファンであるバタ原役として松井ケムリ(令和ロマン)も出演。舞台挨拶にはキャストの坂東、岡山、山﨑、ケムリ、そして門脇監督の5人が登場した。初めて声優に挑んだ山﨑は、司会者に周囲の反応を聞かれると「櫻坂46のメンバーが予告を見てくれたときに『声を見つけられなかった』と言ってくれて、それがすごくうれしかったです。目の前で観てくれたので、緊張したんですけど、喜んでくれてよかったです」と笑顔で語った。
映画の宣伝活動として、さまざまな取材を受けてきたキャストの4人。ケムリが「坂東さんの印象がどんどん変わっていくのを感じますね。最初にアフレコでお会いしたときは純朴な好青年だと思ってたんですけど。今かなりエキセントリックな印象が強いので(笑)。最初と全然印象が違います」と切り出すと、坂東は「猫被ってたんですよね」と笑う。岡山が「暁太郎にすごく似てるなって。暁太郎もエキセントリックなキャラクターなんですけど、最近はもう暁太郎を超えてきてるなって思う」と言葉を重ねると、坂東は「だめだよ! 暁太郎以上だと思われながら観られたくない(笑)」と慌てふためいた。
好きなシーンの話題になると、岡山は「プールで暁太郎と小夏ちゃんが目を合わせるシーンです。今ちょうど『我々は宇宙人展』もやっていて、さっきみんなで行かせていただいて。実際の人の動きにあとからアニメを付けるモーションキャプチャーという技法があって、『我々は宇宙人展』で子役が実際に動いてるところを見せてもらったんですけど、感動しました。何かきっかけがないと忘れちゃってたような、子供の頃の細かな瞬間を呼び起こす装置みたいなものがちりばめられている作品だと思うので、ぜひ劇場でそれを食らってほしいです」と話した。坂東は好きなシーンを挙げようとするが、監督からネタバレ禁止のシーンだとストップがかかる。続いて山﨑が挙げようとしたシーンもネタバレNGになるも、「幼少期の小夏ちゃんの声がかわいすぎて。あれはみんな好きになっちゃうんじゃないかなと思います。心にグッと入ってくる、ときめく声をしているので、ぜひ映画館で聞いていただきたいです」と子役の鈴木咲が吹き当てた小夏の幼少期時代の声をポイントとしてアピールした。
舞台挨拶ではキャストにサプライズでメインキャラクターの幼少期を演じた子役の槙木悠人、中込佑玖、鈴木、末永陽が登場。鈴木のあとにアフレコをしたという山﨑は「幼少期の小夏ちゃんの声を頼りに演じていて。まず私の地声でしゃべって、そこから幼少期の小夏ちゃんの声にどんどん寄せていく作業をしていたので、本当にありがとうの気持ちでいっぱいです。とっても素敵な声でした」と鈴木に感謝の気持ちを伝えた。さらに9月28日に21歳の誕生日を迎える山﨑へのお祝いとして、バースデーサプライズも行われた。バースデーケーキと、監督が描いた似顔絵を受け取った山﨑は「公開日に誕生日までお祝いしていただけて本当にありがたいです。こんな素晴らしい作品に巡り会えて本当にありがたく思っています。ありがとうございます!」と声を弾ませた。
21歳の抱負を問われると、山﨑は「小夏ちゃんのような落ち着きを身つけたいなと思ってます」と宣言。“人生の先輩”として「落ち着きを身につける方法」を司会者に尋ねられ、岡山からは「あきらめたりすることじゃないですか」、坂東からは「孤独を知ること」とそれぞれ深みのある回答が飛び出した。山﨑は「誕生日ですよね……!?」と戸惑いながらも、「ありがとうございます。お二人の言葉を胸に刻みたいと思います(笑)」と受け取る。岡山は「落ち着いてる印象ですけどね。見てくださいよ、彼を。ずっと僕の体を触ってますから」と坂東に視線を向けて笑いを誘い、温かな空気の中で舞台挨拶を締めくくった。


