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This is LASTが初武道館ワンマン完遂「一緒にここを“通過点”にして、先に行かないかい?」

「This is LAST one man live at 日本武道館 “通過点”」の様子。(撮影:日吉”JP”純平)
12分前2026年10月22日 9:04

This is LASTの単独公演「This is LAST one man live at 日本武道館 “通過点”」が、10月15日に東京・日本武道館で開催された。チケットが即日完売となった本公演は、彼らにとって初の日本武道館単独公演。2018年の結成から8年の軌跡を凝縮したステージとなり、アッパーチューンからバラード、初期曲など多彩なナンバーが披露された。

定刻を迎えると、菊池陽報(Vo, G)が「武道館!」と力強く叫んでライブの口火を切り、1曲目「恋愛凡人は踊らない」へとなだれ込む。「もういいの?」「沼超えて湖」「火の花」とアッパーチューンを畳みかけると、客席から一斉に手拍子が沸き起こった。「今日、ギリギリまで曲詰め込んでるんだけど、やれるかい?」という菊池の問いかけに、満員のオーディエンスは大歓声で応じ、熱狂を加速させる。5曲目の「ベイビー」後の最初のMCで菊池は客席を見渡し「すげえ!」と本音を漏らす。そして「今日、初めてこのステージに立たせてもらってます。ここを通過してその先に行きたいなという、願いというより計画という気持ちを込めて“通過点”という名前を付けました。過去も伝わったらいいなと思うし、未来が見えるようにしたいなと思うし、何よりも今生きているThis is LASTを見せられたらなと思います」と、公演タイトルに込めた決意を語った。

菊池の弾き語りで始まった「Strawberry」では、鹿又輝直(Dr)のビートとサポートメンバー・芳井雅人(B)の低音が重なり、ダイナミックなアンサンブルを展開。さらに菊池と鹿又の2人は、ミラーボールが回る下で「結び」、最新曲「アイリス」、バンドの代表曲へと成長した「#情とは」と、メロディアスなバラードを情感豊かに連続で届けた。

鹿又と言葉を交わしたのち、菊池は「2018年に結成して、夢中になって走ってきましたけど、本当にいろんなことがありました」とバンドの歩みを振り返る。もともとメタルコアバンドで活動していた菊池と鹿又だったが、菊池が当時の恋人に浮気されたことを契機にThis is LASTを立ち上げたこと、当初は失恋の痛みを歌っていたが、さまざまな出会いを通じて心の穴が埋まっていったことを明かした。そして自らの音楽が誰かの支えになると気付いたことで、菊池はかつて自身の痛みを歌った楽曲「左耳にピアスをしない理由」を“封印”していたことを告白。「今日はあの日に戻って、自分のためだけに歌う」と告げ、ソリッドなアンサンブルとともに同曲をエモーショナルに歌い上げた。

その後、「やるぞ、武道館!」の叫びとともに届けられた「愛憎」を皮切りに、前に進んでいく意志を歌う「ヨーソロー」、菊池がハンドマイクで歌唱した「Any」、軽快なリズムが刻まれた「シェイプシフター」と多彩なアプローチでThis is LASTの世界を届けていった2人。終盤のMCで菊池は、解散を考えた時期に手を差し伸べてくれた現事務所やマネージャー、歩みを共にしてきた鹿又や芳井、そしてファンへ感謝の思いを伝える。「人が動くバンドになったんだなと思うのと同時に、ぶっちゃけちょっと怖くなってくるんだよ」「自信を持って言えはしないけど、ここにいるあなたの前で歌えていることが、1個の証明なのかなと思います」と噛み締めた。また「ここ(武道館)に立つバンドを見て、俺もああなりたいって願って、This is LASTを立ち上げて、8年かけてここに来ました。何が起こるかわからないよ、人生っていうものは。終わったって思う瞬間、俺もあったよ。無理だって思う瞬間もあった。でも今日がある。一緒に、ここを“通過点”にして、先に行かないかい?」と観客に呼びかけ、ライブをクライマックスに導いた。

本編ラストの「オムライス」では大合唱が巻き起こり、強固な一体感が武道館を包み込んでいく。アンコールで2人はスクリーンに過去の写真が投影される中で「拝啓、最低な君へ」を披露。「これをやらないとって曲をやってない」という菊池の言葉からThis is LASTの“始まりの曲”である「殺文句」を堂々と鳴らし、初の武道館公演に幕を下ろした。

なお、ライブ中には11月19日と20日に地元である千葉・柏DOMeで凱旋ワンマンライブを開催すること、翌年にはZeppツアーを控えていることもアナウンスされた。

This is LAST one man live "Homecoming" at Live House DOMe Kashiwa

2026年11月19日(木)千葉県 ライブハウスDOMe Kashiwa
2026年11月20日(金)千葉県 ライブハウスDOMe Kashiwa

This is LAST one man live Zepp tour 2027

2027年3月5日(金)東京都 Zepp Haneda (TOKYO)
2027年3月6日(土)東京都 Zepp Haneda (TOKYO)
2027年3月12日(金)愛知県 Zepp Nagoya
2027年3月13日(土)愛知県 Zepp Nagoya
2027年3月19日(金)大阪府 Zepp Osaka Bayside
2027年3月20日(土)大阪府 Zepp Osaka Bayside
2027年3月26日(金)福岡県 Zepp Fukuoka
2027年3月27日(土)福岡県 Zepp Fukuoka
2027年4月11日(日)北海道 Zepp Sapporo

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