ROIROMが10月22日に東京・東京国際フォーラム ホールAでファンクラブツアー「ROIROM FANCLUB TOUR 2026 "LIGHT IT UP"」のファイナル公演を開催した。
洋館に足を踏み入れた2人
2025年5月に結成された、浜川路己と本多大夢によるアイドルデュオ・ROIROM。今年7月には神奈川・横浜アリーナで単独コンサートを2DAYS行い、結成からの1年間で培った表現力と大きな進化を見せた。「ROIROM FANCLUB TOUR 2026 "LIGHT IT UP"」はROIROMにとって初のツアー。2人は福岡・福岡サンパレス、大阪・グランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)、愛知・愛知県芸術劇場 大ホール、東京国際フォーラム ホールAの4都市へ赴き、大切なcHaRm(ROIROMファンの呼称)に思いを届けた。
オープニング映像では浜川と本多が真っ暗な洋館に足を踏み入れる。ランタンを手に、2人は辺りを見渡しながらそっと屋敷の中を進んでいった。美しいステンドグラスの前に行き着き、本多がランタンの火を消したところで映像は終了。会場が光に照らされると、赤いカーテンを背景にしたゴージャスなステージの上段にROIROMが姿を現し、「LIGHT UP」でライブをスタートさせた。スタンドマイクの前に立った2人は、シンメトリーの振付を交えながら華やかなパフォーマンスを展開。さらに8人のダンサーを引き連れてメジャーデビュー曲「CLASSIC WAVE」を阿吽の呼吸で歌い踊り、会場を埋め尽くしたcHaRmの目を釘付けにした。その勢いのまま、彼らはメドレー形式で「DRESS CODE」「Dear DIVA」「Only me now」を続けて披露。上品で艶やかなROIROMの世界観へと観る者をたちまち誘った。
キレのあるパフォーマンスと和やかなMCのギャップもROIROMの大きな魅力の1つ。自己紹介コーナーでは、2人がお互いを紹介することになり、浜川は「引き締まったシックスパック! 愛情は無限パック! その名も本多大夢!」と独特のワードセンスを披露した。本多は「お顔は天使! トークは発展途上! ROIROMの末っ子担当、浜川路己です!」と浜川の魅力を詰め込んで紹介。浜川は「気持ちいいね!」と満足げな様子で、トークについて「成長できる部分はあるなと思います」と意気込んだ。
その後、2人は11月にリリースするニューシングルの表題曲「MISTIA」を披露し、危険な恋に溺れていくさまを情熱的なダンスで表現。そして凛とした佇まいで「ZEROGRAVITY」「AYE」を届け、卓越したスキルと表現力で2人の世界を織り成していった。「GHOST HOUSE」ではゴーストになったダンサーを引き連れた2人がステッキを操りながらパフォーマンス。ゴーストを彷彿とさせる印象的な振付で会場を大きく沸かせた。
始まりの火を灯せ!
MCコーナーでは1人ずつソロでトークを繰り広げる場面も。浜川は「LIGHT IT UP」というツアータイトルについて「大夢くんといろいろとお話しして、俺たち2人って『LIGHT IT UP』じゃない?って思ったんですよね。初めてのツアーをcHaRmの皆さんに見ていただいたときに、『ROIROMってこういうことをしたいんだな』と感じてもらえるようなツアーにしたくて。『始まりの火を灯せ!』という意味で『LIGHT IT UP』にしました!」と説明。さらに本多に関する“いい話”として、「大夢くんがよく着てたパーカーをもらったんですよ。もらってうれしかったんですけど、気付いたら左腕にシミができちゃって。それで大夢くんに『すみません。シミがついちゃいました』って言ったら、『それも思い出じゃん』って言ってくれたんですよ! 僕も懐の広い大人になりたいと思いました!」と最近印象的だった出来事を興奮気味に話した。
一方、本多は「路己が引きこもる話って知ってる?」と話を切り出し、「ライブ前になると『僕、洞窟に行ってきます』って言うんですよ。現場入ると、スケジュールに“路己の集中タイム”というのがある。薄暗い部屋を1つ用意して、アロマを焚く。毎公演やってるんですよ。音楽番組のときもやってる。路己が真面目だということはみんな知ってると思うんですけど、そういう部分があるということを改めて言っておきます」と相方の一面を明かす。さらに自作曲をアカペラで歌い上げ、cHaRmを喜ばせた。1人ずつのMCを経て、ROIROMは「Tell Me, Lover」でライブを再開。ステンドグラスを背にスタンドマイクで切ない歌声を響かせ、赤いバラの花を投げた。
ラテン調のナンバー「Escape」を熱っぽく歌い上げたあと、2人はシルバーとゴールドの王子様のような衣装にチェンジ。ポップなラブソング「キミにHOLIC」をシャボン玉が漂うファンタジックな空間でキュートに歌い踊った。「君の名前を呼びたくなる日」「アイ」をさわやかに歌い上げたあと、本多は「皆さまが温かくて、歌っていてジーンとくる」としみじみと言葉にする。その後は「キミにHOLIC」の「…責任とってよ?」という本多のセリフパートを浜川が披露して会場を盛り上げる場面もあった。「Pa Ri Ra!!」ではcHaRmのコールが息ぴったりに響き渡り、キャッチーなダンスも会場に広がる。ラストナンバーは「Justice」。2人は火花が上がるステージでラテンテイストのダンスを繰り広げ、ステージをあとにした。
まずcHaRmのみんなに会いたい
アンコールを求めるcHaRmの声に呼ばれて、2人はオリジナルキャラクターのMUMUとROWROWをイメージしたぬいぐるみ風のパーカーを身にまとってステージに登場。「どっかで」を笑顔で届けたあと、客席へ降りてcHaRmのそばで「Love Me Only」を歌い上げた。そして最後に「I SITE U♡」を通してcHaRmにありったけの愛を贈った2人。浜川は「『LIGHT IT UP』ツアーはすごく挑戦だった。本当にcHaRmの支えがあったおかげで今日この最終日を迎えることができましたし、改めてcHaRmがいるからこそステージに立つのが楽しいなと思えた時間でした。これからもcHaRmと一緒に楽しんでいけるコンテンツを発表できたらいいなと思います。大好きな大夢くんとcHaRmと一緒にこれからもずっと歩み続けられるように精一杯がんばりたいなと確信した日々でした」と思いを伝え、「風の噂によりますと、3月にアルバム出すらしいですよ」とサラッとうれしい情報を告知してcHaRmを驚かせた。
本多は「みんなからの応援の声で僕たちがんばれていますし、ステージに立たせていただけています。ツアーをやるにあたって話を進めていく中で、まずcHaRmのみんなに会いたいということで、最初にファンクラブツアーをやらせていただいた。4都市を回らせていただいて、皆さんに会いに行けたことに意味があった。自分たちが皆さんの場所に行って、空間を作れたことが今回幸せだなとすごく感じました」と感慨深げに話す。そんな2人の思いに応える大きな拍手と「ありがとう!」という歓声を浴びながら、ROIROMは晴れやかな表情でファンクラブツアーを終えた。
本公演の模様は12月27日にMUSIC ON! TVで放送される。
セットリスト
「ROIROM FANCLUB TOUR 2026 "LIGHT IT UP"」10月22日 東京・東京国際フォーラム ホールA
01. LIGHT UP
02. CLASSIC WAVE
03. DRESS CODE(メドレー)
04. Dear DIVA(メドレー)
05. Only me now(メドレー)
06. MISTIA
07. ZEROGRAVITY
08. AYE
09. GHOST HOUSE
10. Tell Me, Lover
11. Escape
12. キミにHOLIC
13. 君の名前を呼びたくなる日
14. アイ
15. Pa Ri Ra!!
16. Justice
<アンコール>
17. どっかで
18. Love Me Only
19. I SITE U♡


