山崎育三郎の新曲「高輪サバイバー」のミュージックビデオがYouTubeで公開された。
「高輪サバイバー」は岡崎体育が提供した楽曲で、山崎が7月にリリースした最新アルバム「19BOX ~STARMAN~」に収録されている。生まれも育ちも高輪である山崎の幼少期のエピソードや地元ならではの思い出が描かれた、遊び心あふれる楽曲だ。
MVの撮影は、歌詞にも登場する高輪近辺のスポットを中心に、山崎のゆかりの地を巡る形で行われた。映像には山崎を含む4人のメンバーで構成された“山崎軍団”が登場し、洗練されたパフォーマンスを披露。さらに以前から親交の深い秋山竜次(ロバート)がゲスト出演し、学生時代の同級生、中華料理の鉄人、ウェイトレス、父親など、作中の多様なキャラクターを見事に演じ分けてストーリーをにぎやかに彩っている。
山崎育三郎「高輪サバイバー」楽曲解説
高輪二丁目で生まれ育った山崎育三郎が、自分のルーツである街のリアルな日常と、高輪でしか起きない少年時代の記憶を描き出した一曲。
街を見渡せば緑の芝生などなく、どこも冷たいアスファルトと坂道ばかり。そんな限られた環境の中で、高輪プリンスホテルの周辺を駆け巡って遊んだケイドロや、狭い公園でうっかり放ってしまう「場外ホームラン」の数々が、少年時代の懐かしい思い出。
中でも異彩を放つのが、クラスの友人の誕生日パーティーにまつわる記憶。会場はなんと高輪のホテルの宴会場で、ビンゴの景品にはゲーム機やテーマパークのチケットなど、子どもにとっての夢が並ぶ。しかし、このパーティーに参加できるのは選ばれし者だけ。招待状欲しさに、その時期だけクラス中がスドウ君へ急に優しくなるという、子どもなりのユーモラスな生存戦略。極めつきは、あの誰もが知る、料理の鉄人にも出ていた中華の鉄人がサプライズで登場し、パーティーのために腕を振るうという豪華すぎるワンシーン。
泉岳寺の「藪そば」で父と並んで食べた日常の記憶もしっかりと息づいている。
「食べるのが遅いやつは仕事が出来ない」という父の教えは、今も胸の奥に残る小さな教訓だ。
夏休みになると「故郷に帰る」とみんなが口々に地方へ向かう中、自分が生まれ、戦う場所はいつだってこの高輪の街。高松中学校のバドミントン部で、少し浮きながらも「山崎軍団」の相棒たちとふざけ合い、過ごしたかけがえのない日々。
高輪というコンクリートと坂道の街で育ったシティーボーイが、等身大の誇りを込めて叫ぶ。
「そう、これが高輪生まれ高輪育ちの山崎育三郎。オレの高輪サバイバー!」


