なにわ男子が昨日10月28日に千葉・LaLa arena TOKYO-BAYで全国アリーナツアー「なにわ男子 LIVE TOUR 2026『ND⁵』」のファイナル公演を開催した。
祝祭感あふれるライブの幕開け
デビュー5周年を迎えたなにわ男子は、5枚目のオリジナルアルバム「ND⁵」を携えて、7月11日の北海道・北海道立総合体育センター公演を皮切りに過去最大公演数となる9都市45公演のアリーナツアーを実施し、約46万8000人を動員。10月24日から28日にかけて行われたLaLa arena TOKYO-BAY公演には、5日間で約8万8000人が集った。
約3000個のカラフルなバルーンがステージに降り注ぐと、その中から純白の衣装に身を包んだ7人が登場。アニバーサリーソング「Celebrate」でライブをスタートさせ、デビュー5周年イヤーならではの祝祭感あふれるステージを繰り広げた。「ND Time」ではホテルをイメージした世界観の中で7人が華やかに歌い踊る。さらにライブ序盤からデビューシングル曲「初心LOVE」も届け、なにわ男子らしいきらびやかな世界へとオーディエンスを引き込んだ。
雰囲気を一変させてミステリアスな空気が漂うナンバー「Black Nightmare」をパフォーマンスしたあと、メンバーは一度ステージをあとにした。その間、白いマントを被ったダンサーたちが迫力のあるダンスパフォーマンスを展開。そのうちの1人、キレのある踊りを見せるセンターのダンサーがフードを上げると、大橋和也の顔があらわになり、会場が大きな歓声に包まれた。そして次々とブラックのレザー衣装に身を包んだメンバーたちがメインステージに姿を現し、メドレー形式で「2 Faced」「Circus Night」といったダンスナンバーを披露。「Better run」では天井から火花が激しく降り注ぐ中、7人が力強い眼差しで一糸乱れぬエネルギッシュなダンスを繰り広げた。
その後、なにわ男子は高橋が“親方”として率いる建設会社の「鷹橋組」の社員となり、ホイールローダーに乗ってステージへ。スクリーンや小道具によって鉄骨や赤いコーンがフィーチャーされ、ステージは一瞬で工事現場に変貌した。カラフルな作業着を身にまとった7人は、関西弁のラブソング「ビーマイベイベー」やグルーヴィなヒップホップチューン「Gimme The Day」をにぎやかに歌い踊る。「ズッキュン・ザ・ムービー」ではメンバーが工事現場風に装飾されたテレスコープやクレーンに乗って高さ約10mまで上昇し、なにふぁむ(なにわ男子ファンの呼称)と楽しげにコール&レスポンスを行った。
初の“公開囲み取材”
ライブ中盤には、12月31日と2027年1月1日に大阪・京セラドーム大阪、1月15日と16日に東京・東京ドームでドームライブ「なにわ男子 DOME LIVE 2026-2027『ND⁵+』~あけおめぇ 初夢ぇ Stay with MEE~」を開催することが発表された。メンバーはグループ初の試みとして、ステージ上にリポーターを迎え入れて“公開囲み取材”を実施。単独でのカウントダウンコンサート開催について、西畑大吾は「まさかこんなに早くさせていただけるとは思っていなかった。今年の年明けにもドームでライブをやらせていただいて、締めくくりもドーム。すごくありがたい。なにわ男子の成長を見ていただけたのかな」と感慨深げに語る。長尾謙杜も「ファンの皆さんと一緒に年越しができるということで、来年スタートが切れるんじゃないかなと思います」と目を輝かせた。
「この7人だからできたことは?」とリポーターに尋ねられた藤原丈一郎は「山ほどある。ライブはもちろん、楽屋で7人でわちゃわちゃしゃべってるときも、しゃべってないときも、7人だからこその空間が特別。今こうして7人で横一列で同じ衣装を着て、こうやってなにふぁむの前で話せてるというのも、7人だからこそできてるなと思います」と話す。大西流星は「ステージ上でデビューを発表したときのことを思い出しますね」と会場を見渡し、5年前に神奈川・横浜アリーナでデビュー発表が行われたときの光景を重ねた。
「成長したと思うことは?」と話を振られると、今年30歳になり、初のフルマラソンにも挑戦した藤原は「僕的には今から新しい人生が始まるというくらいの気持ちでやってる。7人と一緒にいつまでもなにわ男子の曲をたくさん出していって、最終的には全員でフルマラソンを走りたい」と野望を語った。すると来年30歳になる西畑は「僕が最近ランニングとかするようになったんですよ。そしたら『フルマラソンやる?』ってめっちゃ聞いてくる。丈くんの中ではメンバーが30歳になったらフルマラソンを走るということになってるみたいで、次は僕なんですよ。僕、絶対走らないですから!」と慌てふためく。なにわ男子ならではのにぎやかなやりとりを経て、最後の「これからも守っていきたいものは?」という質問には、道枝駿佑が「僕たちらしい音楽をブレずにやっていくことを、これからもずっと大切にしていきたい。先輩方がつないできた伝統も受け継ぎながら、しっかりと信念を持ってやっていけたらなと思います」とまっすぐに答えた。
なにふぁむを驚かせた“瞬間移動イリュージョン”
囲み取材が終わり、なにわ男子は「Little Magic」でライブを再開。いたずら好きの“シャドウ”と呼ばれる存在が色を奪ったモノクロの世界で、Flare、Aqua、Leaf、Bloom、Sunny、Luna、Sparkと呼ばれる7人の妖精たちが奮闘していく。オーディエンスのペンライトの光で会場をカラフルに染めてシャドウを倒し、“なにふぁむタウン”に色を取り戻した妖精たちは、「勇気100%」や「Doki it」といったナンバーを次々と歌唱。45公演目にして大橋が藤原の妖精名“Aqua”を忘れてしまい「water!」と言ってしまうというハプニングもありつつ、妖精たちは会場を明るいエネルギーで満たした。やがて、なにふぁむタウンに夜が訪れると、道枝がアコースティックギターを携えてバラードナンバー「いつも」を歌い始める。月が浮かぶ夜空の下、7人は“秘密のハウス”のセットに腰掛けて温かな歌声をじっくりと届け、最後には藤原がブルースハープを吹いた。「せっかく夜空の下にいるからもう1曲歌っちゃおう」と道枝が告げ、感傷的な音色を紡いだのはSMAPの「夜空ノムコウ」。幻想的な星空を背景に、7人は先輩の名曲を大切に歌いつないだ。
「Hide and Seek」では赤と黒を基調とした衣装にチェンジした7人が、センターステージでパフォーマンスを披露。間奏になると、赤い幕に覆われたサーカス小屋のようなセットの中へとメンバーが続々と入っていった。最後に高橋恭平が小屋の中に入ったはずだが、幕が落ちるとそこには誰一人としていない。次の瞬間、スポットライトがメインステージを照らし出すと、大きな音玉とともにメンバーがポップアップで姿を現すという“瞬間移動イリュージョン”が繰り広げられた。
ライブ終盤を迎え、メンバーはデビュー5周年の感謝の思いを込めて「ダイヤモンドスマイル -Anniversary ver-」を皮切りにメドレーを展開し、「Dreamin' Dreamin'」や「I Wish」といった、なにわ男子らしいポップなナンバーを歌い上げた。「Timeless Love」ではメンバーがテレスコープやクレーンに乗り、スタンド席のオーディエンスにもあふれんばかりの愛を届ける。そして大橋が「僕たちが届けたいのは、笑顔も驚きも夢も詰まった、一秒たりとも目が離せない最高のエンタテインメント。さあ、この物語はいよいよクライマックス。全宇宙に笑顔を届けるために、皆さん、僕たちを見届けてください!」とオーディエンスにメッセージを贈ると、メンバーは笑顔をキラキラと輝かせながらもう一度「ダイヤモンドスマイル」を歌い踊ってメドレーを締めくくった。
「デビューしたあの日から、夢が1つずつ叶っていった瞬間も、会うたびに増えていった思い出も、今日こうして見ているこの景色も、全部なにふぁむと見つけた最高の宝物だから! まだ見たことのない景色を僕たちと一緒に見ていきましょう。ここまで本当にありがとう。そしてこれからも僕たちと一緒に恋しようね」と全員で伝えた7人。彼らは「Never Romantic」で最後までなにふぁむをときめかせて、ハートの紙吹雪に彩られながらステージを去っていった。
キティたちもデビュー5周年を祝福
サンリオのゲームソフト「サンリオ パーティランド」の新CMに出演中のなにわ男子は、ハローキティの耳のカチューシャを付けてアンコールに登場。ファイナル公演の特別ゲストとしてハローキティ、シナモロール、マイメロディ、クロミをステージに迎え入れ、ヒャダインこと前山田健一の提供曲「僕がカワイくて君がカワイくて」をキュートに歌い踊った。さらにメンバー全員で作詞した、なにふぁむへのラブソング「初心Letter」も歌唱。これまでのグループの歴史をたどるように、スクリーンには懐かしい写真の数々が映し出された。
ダブルアンコールを求める声に呼ばれてステージに現れた7人が最後に届けたのは「Seven seas」。ワイヤーがなくとも7人はセンターステージで輪になり、手をつないで“自力サークルフライング”を仲睦まじく見せ、笑顔でアリーナツアーを締めくくった。
セットリスト
なにわ男子「なにわ男子 LIVE TOUR 2026『ND⁵』」2026年10月28日 LaLa arena TOKYO-BAY
01. Celebrate
02. ND Time
03. Viva Viva Carnival!!
04. 初心LOVE
05. Black Nightmare
06. ARCHIVES(Circus Night~LAI-LA-LA~2 Faced~Live in the moment~F.L.E.X.~Shall we…?)
07. Better run
08. ビーマイベイベー
09. Gimme The Day
10. ズッキュン・ザ・ムービー
11. ドン!ドン!やったるで!
12. HARD WORK
13. Little Magic
14. 僕がカワイくて君がカワイくて
15. 勇気100%
16. Doki it
17. Because I just love you
18. Message
19. いつも~夜空ノムコウ (SMAP)
20. Wonder
21. Hide and Seek
22. アシンメトリー
23. ダイヤモンドスマイルメドレー(ダイヤモンドスマイル -Anniversary ver-~Dreamin' Dreamin'~I Wish~Make Up Day~ハッピーサプライズ~Timeless Love~サチアレ)
24. Never Romantic
<アンコール>
25. 僕がカワイくて君がカワイくて
26. スキスギ
27. なないろ day by day
28. 初心Letter
<ダブルアンコール>
29. Seven seas
公演情報
なにわ男子 DOME LIVE 2026-2027「ND⁵+」~あけおめぇ 初夢ぇ Stay with MEE~
2026年12月31日(木)大阪府 京セラドーム大阪
START 22:00
2027年1月1日(金・祝)大阪府 京セラドーム大阪
START 18:00
2027年1月15日(金)東京都 東京ドーム
START 18:00
2027年1月16日(土)東京都 東京ドーム
START 17:00


