冨田恵一が新会社「Tomita Lab Music 株式会社」(ToL、ティーオーエル)を設立した。
音楽プロデューサー、作編曲家として日本のポップスシーンを牽引し、セルフプロジェクト・冨田ラボでも活動している冨田は、長年にわたり数々の名曲を世に送り出し、洗練された和声と緻密なオーケストレーションで「ポップマエストロ」と称されてきた。冨田ラボは現在、Arche、北村蕗、santa(S.A.R.)、ヨウ(Natsudaidai)という4人のボーカリストを正式メンバーとして迎え、個人プロジェクトから次世代アーティストを巻き込む“集合体”へとその体制を進化させている。
そんな冨田が新設したToLは、自身の音楽創造環境のさらなる向上と次世代への文化継承を目的としている。主な事業内容は、音楽制作やプロデュースをはじめ、冨田ラボを中心とする実演・ライブ制作、音楽文化資産の継承など。社会構造の変化やテクノロジーの進化に対応し、従来のマネジメント方式からクリエイター自らが舵を取る「エージェント制」へ移行する。さらに、冨田が信頼するパートナーたちと協力しながら、文化的価値を持つ録音作品の追求とライブ空間のクオリティ向上を目指し、それらを次世代へと継承していく。
新会社設立にあたり、冨田は「『録音作品』『ライブ』双方のクオリティをさらに引き上げ、みなさんにより楽しんでいただけるよう、そして文化的価値のある作品や実演を社会へと発信、未来へ繋いでいくため、新体制のもと尽力して参ります」と決意を新たにしている。
冨田恵一 コメント
私、冨田恵一は、新会社「Tomita Lab Music 株式会社」(略称:ToL)を設立いたしました。
設立の目的はシンプルです。良質な音楽をより多く生み出し、未来の世代へと受け継いでいくことにあります。特にいま、人々の気持ちを前向きにしていくことが必要と感じていますが、良質な音楽には確実にその力があります。
ポップミュージックは素晴らしいエンターテインメントであると同時に、高い芸術的価値を持つ文化遺産でもあります。そして、AIが浸透した現代においては、その芸術性、普遍性、訴求力に関して、今まで以上に「誰がジャッジするのか」が、より重要になってきます。その点はお任せください。
こうした激変する社会構造の中、一曲でも多くの素晴らしい音楽作品を生み出すための環境向上を模索し、辿り着いた結論がこの「ToL」です。これからはクリエイター自らが舵を取る「エージェント制」へと移行、信頼するパートナーたちと協力しながら新たな一歩を踏み出します。
私の本分は録音芸術の追求にありますが、同時に、オーディエンスと直接響き合える「ライブ」という空間も大好きです。これまで以上にライブの場も増やしていく所存ですが、ポップ・ミュージックにおいて、すべての基盤となっているのは「録音作品」であるというのが私の立場です。「録音作品」「ライブ」双方のクオリティをさらに引き上げ、みなさんにより楽しんでいただけるよう、そして文化的価値のある作品や実演を社会へと発信、未来へ繋いでいくため、新体制のもと尽力して参ります。
良質な音楽を共に創造する仲間を増やし、さらなる未来を切り拓いていく「Tomita Lab Music」に、どうぞご期待ください


