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「今の僕は一番仕上がっている」ビッケブランカ、最高の加速で10周年突入!ツアー「Joyride to 10th」レポート

ビッケブランカ(撮影:藤井拓)
6分前2026年11月01日 8:07

ビッケブランカのホールツアー「VK Blanka Joyride to 10th Tour」のファイナル公演が10月25日に東京・LINE CUBE SHIBUYAで行われた。

ビッケブランカがミニアルバム「Slave of Love」でメジャーデビューしたのは2016年の10月26日。全国6カ所を回った今回のツアーの日程は、ツアーファイナルの翌日からメジャーデビュー10周年の活動が本格的にスタートする、という意味合いを込めて組まれていた。

エンジン音が響く中どんどん速度を上げるスピードメーターと、街を疾走する車のフロントガラスからの光景が映し出され、街角に立つ本人に迫る──というオープニング映像に続いてSEが響くと、ビッケブランカによるドラムソロでライブが始まり、満員のオーディエンスを驚かせる。そこにバンドメンバーの演奏が加わり、「Get Physical」へと入っていく。

そのまま、「ココラムウ」「Alright!」「アシカダンス」「Death Dance」と駆け抜けたところで、最初のMCタイムへ。ビッケブランカは「10周年へ勢いよく突入していこう」という目的がある今回のツアーについて説明しつつ、冒頭4曲のオーディエンスのテンションのおかげで、それが実現することが目に見えてしまったと感謝を伝えた。そして「懐かしい曲もいっぱい持って来たんで」と、2017年リリースの1stアルバム収録曲「さよならに来ました」をピアノを弾きながら歌い始めた。続く「夢醒めSunset」のラップの部分では、「Say!」と呼びかけ、この呼びかけにバンドメンバー全員とオーディエンスが声をそろえる。

「ここからは、ちょっとカッコつけて、矢継ぎ早にぶつけていこうと思っています」と、「キロン」「Lights Out」「Smash(Right This Way)」「Save This Love」をメドレーで演奏したビッケブランカ。バックトラックと生演奏が溶け合いながらシームレスに続いていく4曲で皆を踊らせる。そして「まっしろ」「今ここで逢えたら」と、2曲のバラードへ。「まっしろ」は後半パートまで自身が弾くピアノとバイオリンの音色だけを伴奏に歌い、「今ここで逢えたら」はギターの弾き語りで歌い届けた。ビッケブランカの切なくエモーショナルなボーカルにオーディエンスはじっくりと耳を傾け、曲が終わるなり大きな拍手が贈られる。が、その拍手の音が収まっても、ビッケブランカはしばらく黙ったまま。「なんか、悲しくて。悲しみに襲われてて、今」。ここからどう立ち直ろうと言う彼に、観客はハンドクラップを贈る。両腕を広げ、しばしそれを受け止めたビッケブランカは、我に返ったように「え、何か起こってた? しばらく記憶ないです」とひと言告げ、オーディエンスを笑わせた。

「デビュー1、2、3年目の僕は本当に信じられないぐらい性格が悪かった。3、4、5、6年目はちょっと落ち着いて丸くなったけど、丸くなり方を間違えていた気がする。7、8、9年目の今の僕は一番仕上がっている。このままの勢いで10周年に入って楽しいことをたくさんやります。何よりもこの前夜祭に一緒にいてくれて、本当にありがとうございます」と改めて観客にお礼を言ったビッケブランカは「ここから最後まで行くよ」と、ライブを後半ブロックへと進める。まず「僕ら人間ではかなわない圧倒的な力」である「雷」「大洪水」「雪崩」を描く3曲「THUNDERBOLT」「Great Squall」「Avalanche」を、この日2度目のメドレーで披露。そして彼は「Moon Ride」「追うBOY」を経て、「Slave of Love」「Ca Va?」「ウララ」と、アンセムソングを連発した。曲の中盤から歌も演奏もぐんぐんと熱を帯びた「Slave of Love」では、ビッケブランカがブレイクで「好きです!」と叫んで曲に戻る場面も。「Ca Va?」は曲名のコール&レスポンスをたっぷりと続けたのちに演奏がスタートし、「ウララ」ではこの日最大ボリュームのシンガロングがLINE CUBE SHIBUYAを包んだ。

アンコールでは2027年5月から7月にかけて、新たなツアー「VK Blanka Joyride A↑R 10th Anniv Tour」が開催されることが発表となった。詳細は後日発表だが、ビッケブランカ本人は「『A↑R』(エアー)だから、道でつながっていないところにも、行けるのかな? 10周年だから、いろんなところに行けるように」と予告した。そしてビッケブランカは「ドラゴンボール超ビルス」のエンディングテーマとして書き下ろした最新シングル曲「完璧のペキ」をライブで初披露。曲に入る前に「『ドラゴンボール超ビルス』のエンディングテーマとして書き下ろした新曲のライブバージョンを聴いてもらって、さよならしたいと思います」と言った通り、構成もアレンジも音源とは異なるバージョンが聴衆に届けられた。

セットリスト

ビッケブランカ「VK Blanka Joyride to 10th Tour」2026年10月25日 LINE CUBE SHIBUYA

01. VK Blanka DRUM SHOW
02. Get Physical
03. ココラムウ
04. Alright!
05. アシカダンス
06. Death Dance
07. さよならに来ました
08. 夢醒めSunset
09. キロン~Lights Out ~Little Summer~Smash(Right This Way)~Save This Love
10. まっしろ
11. 今ここで逢えたら
12. THUNDERBOLT~Great Squall~Avalanche
13. Moon Ride
14. 追うBOY
15. Slave of Love
16. Ca Va?
17. ウララ
<アンコール>
18. 完璧のペキ

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