舞踊家や振付家として活動する山之口理香子(ex. ZOC)が新たなアイドルグループ・Lastmira(ラストミラ)を結成した。
Lastmiraは山之口と、声優やダンサーとして活動するミクによる2人組アイドルグループ。「人間に残された、最後の叙情的な営み。」をコンセプトに掲げ、「踊りに特化したアイドルがいてもいい」という考えを軸に、アイドルと舞台作品の中間にあるような独自のライブ表現を目指す。グループ名は「Last」と架空の少女・Miraを掛け合わせた造語で、Miraには「Mirage」(幻影・蜃気楼)というニュアンスに加え、ラテン語で「不思議な」「驚くべき」という意味が込められている。グループのデビューライブは来年1月16日に東京・青山 月見ル君想フで開催される。
山之口理香子 コメント
あらゆるものがデジタル化され、再現や複製が可能になっていく時代。
その中で、人間に残された最後の砦とは、「生身の肉体から生み出されるものを、生身の肉体で受け取ること」ではないだろうか。
身体が動き、空気が震え、感情が伝播する。
その瞬間、その場所に存在する身体同士でしか共有できない、再現不可能な感覚。
Lastmiraは、そうした人間の根源的な営みを、ダンスという身体表現を通して追求する。
どこか無機質で、感情の所在が曖昧な存在でありながら、踊り始めた瞬間には身体から強烈な「生」のエネルギーが立ち上がる。その矛盾や落差そのものを魅力として提示する。
音楽とダンスをただ心地よく調和させるのではなく、あえて強弱や質感をずらし、ときに音楽と身体が反発するような表現を取り入れる。
激しい音の中で静止する、美しい音楽に不穏な動きを重ねる、無機質な電子音に生々しい身体をぶつける。
そうしたわずかな「ズレ」が生み出す違和感を、観客の感覚に引っかかり、やがて癖になるような表現へと昇華させていく。
「上手い」「かわいい」「かっこいい」だけでは説明できない、まだ名前のついていないものを見た感覚を残したい。
アイドルというフォーマットを使いながら、これまで見たことのない身体表現をつくる。
Lastmira Debut Live「Lastmira」
2027年1月16日(土)東京都 青山 月見ル君想フ
OPEN 11:45 / START 12:30


