坂本美雨の新曲「If I must die」が本日11月5日に配信リリースされた。パレスチナ自治区の人道支援に力を注いでいる坂本。「If I must die」はイスラエルの空爆で命を落としたガザの大学教授で詩人のリフアト・アルアライールによる詩「If I must die」にメロディを付けた楽曲だ。作曲・編曲・プロデュースは原摩利彦が担当。10人のストリングス隊とピアノをバックに、坂本が平和への祈りを込めて歌唱している。またジャケットには、坂本が司会を務めるNHK Eテレの番組「日曜美術館」の収録で出会い意気投合した画家・黒田征太郎の作品「戦争童話集」より、「年老いた雌狼と女の子の話」がデザインされた。<h2 id="NA_article_main_h2_1">坂本美雨 コメント</h2>この二年余りで、自分の考え方も生活も大きく変わりました。この時代に虐殺が起き、世界が残虐さを止められないだなんて、思ってもみませんでした。大国の後ろ盾を得たイスラエル軍によるパレスチナの占領と虐殺が何十年も続いてきたこと、自分も無関心によって知らず知らずに加担してきてしまったのだと知りました。当たり前に人間が持っていると思っていた良心やヒューマニティというものが崩壊している様を目にして絶望を感じると同時に、ガザの人々とメッセージのやりとりを通して友だちになり、初めてパレスチナ人の強さとあたたかさ、その人柄や文化に触れ、毎日心の中でパレスチナのみんなと共に暮らしているような日々でした。 パレスチナで起きていることは世界中の人が他人事ではなく、日本も、私たちの生活も、命を殺すことに関係している。それは人としてもアーティストとしても受け入れ難いことで、そんな世界の構造を、仕方ない、と見て見ぬふりすることはできません。このままの世界を自分の子供に渡すことも絶対に嫌です。 これからの子どもたちは「なんでこんなこと止められなかったの？ 大人たちはいったい何をしてたの？」と疑問に思うでしょう。その時に、何もできなかったんだよ、と答えるのでしょうか。本当にそうでしょうか？ すぐに結果に繋がらなかったとしても、個人ができることは、BDS運動（消費者ボイコット/投資撤退/経済制裁）、支援など、たくさんありますが、まずは一人の人の人生に触れること。それが、違う背景を持つ人を身近に感じ、自分や自分の大切な人の命と同じ尊さなのだと思うことに繋がるのではないかと感じます。誰かの人生の物語を心のそばにおくことで、その人のためにできること、したいことが生まれてくるのだと思います。 パレスチナの書き手を支援する「We Are Not Numbers」（私たちは数ではない）というグループを率いていたガザの詩人リフアト・アルアライールが、殺害される前に残した「わたしたちの物語が語られ、希望となるように」という願いをわたしは全身で受け取り、響かせたいと思っています。それはパレスチナについて伝えることだけではなく、社会に渦巻くあらゆる差別に抗うことなのではないかと思います。

坂本美雨の新曲「If I must die」が本日11月5日に配信リリースされた。

坂本美雨が平和への祈りを込めた新曲「If I must die」リリース、プロデュースは原摩利彦

マヒトゥ・ザ・ピーポー（GEZAN）のライブイベント「マヒトゥ・ザ・ピーポー with 黒田征太郎」が5月6日に福岡・東八幡キリスト教会にて開催される。5月7日には福岡・LIVE SPOT WOW!にてGEZANのライブツアー「あのちツアー」の追加公演を控えているマヒト。この公演の前日に実施される「マヒトゥ・ザ・ピーポー with 黒田征太郎」には北九州在住のイラストレーター・黒田征太郎も参加し、彼のライブペイントとともに演奏を披露する。また北九州で長年困窮者への支援活動を行っているNPO法人「抱樸」の理事長、奥田知志氏もオープニングトークで出演する。チケットの予約はPeatixにて受付中。収益は必要経費を除き、NPO法人「抱樸」が計画している「希望のまちプロジェクト」に寄付される。<h2 id="NA_article_sub_h2_1">マヒトゥ・ザ・ピーポー with 黒田征太郎</h2>2023年5月6日（土）福岡県 東八幡キリスト教会 ＜出演者＞ マヒトゥ・ザ・ピーポー / 黒田征太郎 / 奥田知志（オープニングトーク）

マヒトゥ・ザ・ピーポー（GEZAN）のライブイベント「マヒトゥ・ザ・ピーポー with 黒田征太郎」が5月6日に福岡・東八幡キリスト教会にて開催される。

マヒトゥ・ザ・ピーポーと黒田征太郎、北九州の教会で演奏＆ペイントセッション

GEZANのライブツアー「あのちツアー」の追加公演が5月7日に福岡・LIVE SPOT WOW!にて開催される。この追加公演は北九州で長年困窮者への支援活動を行っているNPO法人「抱樸」の理事長、奥田知志氏の希望によって決まったもの。奥田氏はGEZAN主宰レーベル・十三月が制作したドキュメンタリー「WiSH」への出演や月刊誌「ユリイカ」マヒトゥ・ザ・ピーポー（Vo, G）特集号への寄稿など、これまでもバンドと交流があった。彼は2月にリリースされたGEZANの最新アルバム「あのち」を聴き込み、「混迷する時代の中で、どうしても地元の人たちに聞いてほしい」という思いを募らせたことが今回の追加公演へとつながった。福岡公演はGEZANのライブに加え、奥田氏によるオープニングトークも実施。フライヤーには北九州在住のイラストレーター、黒田征太郎の絵が使用された。この絵は黒田がウクライナでの戦争をテーマに掲げて描いたもので、「いつか。そして。オワリ。」という文字が印象的に記されている。フライヤーのデザインは「ユリイカ」マヒトゥ・ザ・ピーポー特集号の表紙も手がけた川名潤が制作した。ライブの収益は必要経費を除き、NPO法人「抱樸」が計画している「希望のまちプロジェクト」に寄付される。チケットはPeatixにて販売中。<h2 id="NA_article_sub_h2_1">GEZAN あのちツアー in 北九州「希望のまち」応援ライブ</h2>2023年5月7日（日）福岡県 LIVE SPOT WOW! ＜出演者＞ LIVE：GEZAN オープニングトーク：奥田知志（NPO法人「抱樸」理事長）

GEZANのライブツアー「あのちツアー」の追加公演が5月7日に福岡・LIVE SPOT WOW!にて開催される。

#黒田征太郎

坂本美雨が平和への祈りを込めた新曲「If I must die」リリース、プロデュースは原摩利彦

マヒトゥ・ザ・ピーポーと黒田征太郎、北九州の教会で演奏＆ペイントセッション

GEZAN「あのちツアー」北九州で追加公演、収益は支援活動に寄付