<p>9人組のパンクボーイズグループD.O.Lが5月15日に東京・Spotify O-EASTでグループ史上最大規模のワンマンライブ「D.O.L ONE-MAN LIVE ～DreamPUNK～」を開催した。</p><h2 id="NA_article_main_h2_1">キレのあるダンスで魅了した前半戦</h2><p>オープニングではビジョンにIBUKI、KAITO、NAOTO、TOMOKI、SHO、KAKERU、RUI、HIROKI、MINATOの9人それぞれの顔と名前が映し出される。そしてダンサーたちがキレのあるダンスを披露したのち、赤をベースにした衣装を身にまとったD.O.Lが登場。「始めようか」という宣言を経て、最新シングル「Dopamine / Melty Berry」の表題曲の1つ「Dopamine」でワンマンライブの幕が開けた。コレオグラファーとSHO、RUIが共作したシャープな振付を高いシンクロ率で踊る9人。随所にアクロバティックな振りもあり、大所帯のダンサーチームと一緒にダイナミックで緻密なフォーメーションが展開される。曲中、ステージ後方からKAKERUが勢いよく飛び出すと場内に歓声が発生。続いてシームレスに「強引プラシーボ」へと移り、アッパーなEDMサウンドにオーディエンスの合いの手が加わるとフロアがより一層盛り上がった。</p><p>次にD.O.Lは「騒げるか！」という掛け声とともに「Reaction」をパフォーマンス。再びダンサーが登場してステージ上がにぎわう中、多彩なラップを交錯させ、息もつかせぬスピードで3曲立て続けに歌唱した。MCでも場内を沸かせ、それぞれの個性が際立った自己紹介を披露するメンバーたち。NAOTOは「前回のワンマンで告知してから半年。いろんな声をいただいてまして、その声を糧に全力でパフォーマンスしますし、いい思い出になったらと思います！」と意気込みを口に。さらに、日本テレビ系「バズリズム02」5月度のエンディングテーマである「Dopamine」を同番組で歌唱することが告知された。</p><h2 id="NA_article_main_h2_2">オーディエンスを楽しませる演出も満載</h2><p>その後、Spotify O-EASTの楽屋エリアで「Melty Berry」をキュートに踊る9人の姿を映した幕間映像を経て、衣装替えをしたメンバーがステージに再登場。切れ味鋭いダンスパフォーマンスが映えた前半戦から一転、「Melty Berry」「Magic Hour」がキュートな振りを交えて届けられた。これを受け、フロアからは「かわいい！」という声が上がり、間奏でTOMOKIが「みんな！ D.O.Lが終わるまで一生ついてこいよ」と呼びかけると再び大きな歓声が沸き起こった。</p><p>ダンサーが加わって披露されたパーティチューン「ぱんく★ぼーいず」の間奏では、NAOTOが「O-EAST、そんなんじゃないだろ！」と煽り、フロアのテンションがより一層上昇。曲中には、NAOTOがダンサーとともに激しいダンスを繰り広げるパートも設けられた。ラテンなビートが特徴の「Hot Shot」の間奏ではIBUKIが「ここでスペシャルゲストを紹介します。バニー大越！」と紹介し、うさぎの耳を付けた男性マネージャーが運んできたショットグラスを9人で「みんな乾杯！」と言って飲み干す。オーディエンスを楽しませる演出がパフォーマンスの随所に盛り込まれた。</p><h2 id="NA_article_main_h2_3">動員達成に「言葉が出ないです」</h2><p>続いてNAOTOはこの日のライブが1000人の動員を目指して開催に至ったことを説明。その結果発表の時間に移るが、動員達成に伴いD.O.L初の5大都市単独ツアーの開催が決まるため、ステージ上にもフロアにも緊張感が漂った。そしてNAOTOの「どうぞ！」という声に合わせてビジョンに映し出されたのは「目標人数達成 DOL史上初の5大都市単独TOUR 2025年8月開催決定!!」という文字。NAOTOは「言葉が出ないです」と感慨深げな様子を見せ、ほかのメンバーも喜びをあらわにした。</p><p>リーダーのIBUKIは「僕たちがこうやってステージに立ってパフォーマンスできているのは、ここにいてる方たちがあってこそって改めて感じています」と感謝を伝え、「人間って1人で生きてるわけじゃないと思います。誰かの支えがあってみんなも今ここに来ていて、俺らもパフォーマンスできてます。そんな関係をみんなも大切な人と築いてほしいと思います。みんながつらいときは俺たちが絶対助けるから」と宣言した。その後、D.O.Lはメンバーが作詞を手がけた楽曲「Progress」を披露。IBUKIが担当するパートで始まる「もしも未来なんて見えなくなっても 君と歩んだProgress」「どうしても君にずっと この先のStory届けたいから 明日も僕達の夢を叫び続けるんだ」という最後のバースを歌う瞬間、9人は肩を組んで勢いよくステージ前方に飛び出し、強固な決意を示した。</p><p>ライブ本編最後に披露された楽曲は「UPGRADE」。2番のサビでステージから金テープが噴き出したのち、9人はダンサーと一緒に人差し指を高く掲げてパフォーマンスを終えた。その後オフショットとともにエンドロールが上映されるも、「本日はご来場いただきありがとうございました。なおアンコールの予定はござ……ござ……ございます」というアナウンスが流れ、サングラスをした狼のキャラクターとメンバーの姿がビジョンに映し出された。そしてステージにも同じくサングラスをかけた9人の姿が。「ねえ悪い男好き？」という歌詞で始まる新曲「治安ワルメw」が初披露された。「治安ワルメw」は「がおがおがお 治安ワルメ」という中毒性のあるサビが特徴で、センターのSHOの雄たけびで締めくくられるインパクト抜群の楽曲だ。場内の興奮が冷めやらない中、ここでメンバーは初のアルバムリリースが決定したことを発表。アルバムには「治安ワルメｗ」が表題曲として収められ、前体制時の楽曲を新録した音源も収録される。</p><p>最後はIBUKIが「今年もまだまだ動くし、みんなに楽しんでもらえるイベントをたくさん打っていきたいと思います」と伝えたあと、メンバー全員で手をつないで挨拶。KAKERUがマイクなしで「『D.O.L ONE-MAN LIVE ～DreamPUNK～』、お越しいただき誠にありがとうございました！」と叫んだのを合図に、9人でおじぎをしてライブの終演を迎えた。</p><h2 id="NA_article_sub_h2_1">セットリスト</h2><h3 id="NA_article_sub_h3_1">「D.O.L ONE-MAN LIVE ～DreamPUNK～」2025年5月15日 Spotify O-EAST</h3><p>01. Dopamine<br>02. 強引プラシーボ<br>03. Reaction<br>04. 90 Degrees<br>05. CRAZY CIRCUIT<br>06. RIZZ GOD<br>07. Telephone<br>08. Utopia<br>09. Melty Berry<br>10. Magic Hour<br>11. Love Forever<br>12. Juicy Baby<br>13. ぱんく★ぼーいず<br>14. Hot Shot<br>15. Progress<br>16. UPGRADE<br>＜アンコール＞<br>17. 治安ワルメw</p>

9人組のパンクボーイズグループD.O.Lが5月15日に東京・Spotify O-EASTでグループ史上最大規模のワンマンライブ「D.O.L ONE-MAN LIVE ～DreamPUNK～」を開催した。

#D.O.L

D.O.L、過去最大規模O-EASTワンマンで動員達成！5大都市ツアー開催＆アルバムリリースを発表