PEOPLE 1、ツアー「ベッドルーム大衆音楽」東京公演で届けた最高にエゴイスティックな音楽

PEOPLE 1、ツアー「ベッドルーム大衆音楽」東京公演で届けた最高にエゴイスティックな音楽

PEOPLE 1「ベッドルーム大衆音楽」東京公演の様子。(Photo by Yoshio Nakaiso)

PEOPLE 1が10月9日に東京・Veats Shibuyaで東名阪ツアー「ベッドルーム大衆音楽」の東京公演を開催した。

今年6月に初ライブを行ったばかりのPEOPLE 1。彼らにとって初のワンマンツアーとなる「ベッドルーム大衆音楽」は、3公演すべてのチケットがソールドアウトとなった。バンドの勢いを感じさせる中での開催となった東京公演で、PEOPLE 1はライブ経験の浅さを感じさせない堂々としたパフォーマンスで会場に詰めかけたファンを魅了した。定刻を少し過ぎた頃、PEOPLE 1はサポートメンバーのHajime Taguchi(B, G)、ベントラーカオル(Key, G)を従え、4月発表の音源「Something Sweet, Something Excellent」の収録曲「113号室」をイメージしたネオンサインが輝くステージに登場。Deu(Vo, B)の低音ボーカルとダンサブルなビートが印象的な「アイワナビーフリー」で勢いよくライブの幕を開けると、続く「さよならミュージック」ではIto(Vo, G)が透き通った歌声を会場に響かせた。

Deuが会場に集ったファンに感謝を伝え、「初のワンマンツアー『ベッドルーム大衆音楽』へようこそ。名阪回って東京にやって参りました。ということは、ここはどこだ?」と観客に呼びかけると「東京」の演奏がスタート。声を上げることができないオーディエンスからはハンドクラップが湧き起こり、一体感のあるステージが繰り広げられた。ライブ中盤には、Itoがブルーを基調としたライティングに包まれながらバラード曲「ライカ」で繊細な歌声をじっくりと聴かせ、ゴスペル調の優しいメロディが印象的な「常夜燈」では軽やかボーカルを響かせるなど圧倒的なボーカリゼーションで観客を魅了。しかし、PEOPLE 1はその余韻を断ち切るようにダンスナンバー「フロップニク」をハイテンションでパフォーマンスして観客の体を揺らす。続く「スラップスティック・ガール」では気だるいボーカルと怪しげな照明が相まってサイケデリックな空間を生み出した。

ライブが終盤に差しかかると、Deuがステージに置かれた「113号室」のネオンサインについて語り始め、“113号室”は自身が以前住んでいた部屋番号だと説明。そして“113号室”での日々を振り返りながら、「挫折と苦労の中、チューニングをしていたような時期だったと思います。徐々に僕の作った音楽を聴いてくれる方が増えてきて、願っていた状態ではあるけど、途端にぬるま湯のようなあの日々が輝いて見えた。そして113号室を出るときに、この日々を忘れないように、美しい思い出として閉じ込めておくために、これから先のお守りになるように、自分のために1曲書きました」と話して「113号室」をプレイ。その後は「『ベッドルーム大衆音楽』は僕のエゴイスティックなライブです。でも、辛気臭いのはこれでおしまい。最後に最高にエゴイスティックな曲を、皆様の前で披露できることをうれしく思います。ありがとうございました」と挨拶すると、「Outro(Because I Love You)」を感情を吐き捨てるかのように熱唱してステージをあとにした。

アンコールでは、まずPEOPLE 1が3人だけでステージに登場。Takeuchi(Dr)は「みんながアンコールしてくれたおかげで日常に戻るのが遅れるってありがたい。アンコールがなかったら我々もみんなも日常に戻ってたから、それはイヤじゃん。ずっとライブしてたいじゃん(笑)」と、ここまでライブを見守ってきてくれた観客へ感謝の気持ちを伝えた。そしてTakeuchiによるグッズ紹介を挟んだのち、PEOPLE 1は未発表曲「大衆音楽」を3人だけでパフォーマンス。最後はHajime Taguchiとベントラーカオルを呼び込み、「ラヴ・ソング」を届けて場内をさわやかなサウンドで満たした。

なおPEOPLE 1はツアー「ベッドルーム大衆音楽」の追加公演を、12月20日に東京・TSUTAYA O-EASTで開催する。

PEOPLE 1 TOUR 2021「ベッドルーム大衆音楽」追加公演

2021年12月20日(月)東京都 TSUTAYA O-EAST

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