石崎ひゅーい、全18公演のアコースティックツアーの幕をそっと下ろす

石崎ひゅーい、全18公演のアコースティックツアーの幕をそっと下ろす

石崎ひゅーい(撮影:鈴木友莉)

石崎ひゅーいがアコースティックツアー「石崎ひゅーい Tour 2021『for the BLACKSTAR』-Acoustic Set-」の最終公演を昨日10月30日に神奈川・横浜赤レンガ倉庫にて開催した。

石崎は初タッグとなる山本健太(Key)の奏でるジャジーなピアノに乗せて「ブラックスター」で静かにライブの口火を切る。「パレード」が歌い終わったところで「ファイナルへようこそ」と集まったファンを歓迎した彼は、続いて「第三惑星交響曲」を披露。客席から自然とハンドクラップが巻き起こると石崎はうれしそうにフロアを見渡し、フェイクで応えた。

「ピノとアメリ」「ひまわり畑の夜」というバラード2曲を届けたあと、石崎は「こうやってみんなが集まってくれるのを見るだけでうれしいです。それに尽きます」と感慨深げな様子で語る。そして地元の友人とのエピソードから次曲「おっぱい」へと半ば強引につなげ、「座っちゃえよ 席が空いてんだから」の歌詞パートでは山本の座っている椅子に腰かけて背中合わせの状態で楽曲を披露した。

ライブ中盤、アコースティックギターを手にした石崎は小気味いいストロークと共に「ダメ人間」を歌う。続いてシャッフルビートの「1983バックパッカーズ」が届けられると、観客は体を左右に揺らしながら音に乗り、いつもは「イエイエイエー」と合いの手を入れるパートでは腕を上げてレスポンスを表現していた。また普段はまくし立てるように歌う「ピーナッツバター」は大胆にテンポを落としてアダルトな雰囲気をまとったアレンジに。同じくスローテンポな「ピリオド」では石崎の熱のこもった歌声が会場に響き渡り、曲が終わると大きな拍手がこだました。

何年も前から知っていて、念願叶って山本とツアーを回ることができたものの「朝はごはん派? パン派?」「夜はシャワー派? お風呂派?」などの2択でことごとく意見がすれ違うことが明かされたMCを経て、ライブは「さよならエレジー」で後半戦に突入。繰り返されるシンコペーションが楽曲に勢いを生み出す同曲のあと、「夜間飛行」でライブの盛り上がりは最高潮に達する。石崎は曲のラストで叫び声を上げ、喜びを爆発させた。

バラードナンバー「ナイトミルク」と「花瓶の花」で場内をクールダウンさせた石崎は、12月22日に5年ぶりとなるフルアルバムをリリースすることを発表。鳴り止まない拍手を受け、「今の拍手の長さでみんなが待っていてくれたのが伝わりました」と笑みを浮かべる。そして「デビュー当時に作った曲もあれば、このツアー中に作った曲も入っていて、多種多様な内容になっています。これから訪れるであろうみんなの人生の大切なタイミングに、どうかこのアルバムのどれか1曲が立ち会えたらうれしいです」とアルバムについて語り、「変わらないみんなの顔を見れたから安心しました。それだけでツアーを回った意味があったと思います」と言って何度も「ありがとう」とファンに感謝の気持ちを伝えた。

ラストは「アヤメ」「世界の終わりのラブソング」の2曲でフィニッシュ。時に優しさに満ちた、時にひりつくような歌声を丁寧に届けて、全18公演に及んだアコースティックツアーの幕をそっと下ろした。

石崎ひゅーい「石崎ひゅーい Tour 2021『for the BLACKSTAR』-Acoustic Set-」2021年10月30日 横浜赤レンガ倉庫 セットリスト

01. ブラックスター
02. パレード
03. 第三惑星交響曲
04. ピノとアメリ
05. ひまわり畑の夜
06. おっぱい
07. ダメ人間
08. 1983バックパッカーズ
09. ピーナッツバター
10. ピリオド
11. さよならエレジー
12. 夜間飛行
13. ナイトミルク
14. 花瓶の花
15. アヤメ
16. 世界の終わりのラブソング

公式twitterアカウント「@JOYSOUND_PR」をフォローして最新情報を入手しよう! JOYSOUND公式 facebookファンページ JOYSOUND CHANNEL