チャットモンチーが6月8日公開の映画「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」の主題歌を担当する。
この映画は2010年にYahoo!知恵袋に投稿され、話題を集めた質問「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」のコミカライズ作品をもとにしたもの。死んだふりをして夫の帰りを待つ妻・ちえを榮倉奈々、その妻に困惑する夫・じゅんを安田顕が演じる。
7月をもって“完結”することを発表したチャットモンチー。今回彼女たちの楽曲が持つ雰囲気が、ちえとじゅんの不器用ながらも互いを思い合う関係、そして映画の優しい世界観にマッチしているという制作サイドの思いによりタイアップが結実した。チャットモンチーはこの映画にハートフルな新曲を書き下ろし提供。彼女たちは「作った曲には、私たちなりの死んだふりをつめこみました。愛すべき2人の自由さの余韻になれれば最高です」とコメントしている。
楽曲のタイトルなど詳細は後日アナウンスされる。
チャットモンチー コメント
オファーを受けた時は、好きな出演者の方々で、しかもとても気になるタイトルで嬉しかったです。
どの死んだふりも面白くて可愛らしくて、人の家の中には自分の知らない宇宙が広がっているんだなあと感動しました。
作った曲には、私たちなりの死んだふりをつめこみました。
愛すべき2人の自由さの余韻になれれば最高です。
榮倉奈々 コメント
ポスターからは想像がつかない程、人生についての深いテーマが描かれている映画になっています。
しかし、とても温かい気持ちになる映画でもあります。
物語の最後に流れるチャットモンチーさんの澄んだ綺麗な歌声に包まれて、足取り軽やかに映画館を後にすることができるような気がします。鮮やかな彩りを加えていただきました。
安田顕 コメント
曲中の“愛する君 自由な君”という言葉が、この映画のヒロインに、しっくりくるのではないでしょうか。
チャットモンチーさんのキュートでキャッチーなロックが映画に彩りを与えてくださることに、感謝申し上げます。
李闘士男監督 コメント
橋本さんも福岡さんも、とてもキュートな方でした。
で、映画の冒頭シーンを少し見せたら、笑ってくれて、、、それだけもう好きになりました。
こうなると、上がってくる楽曲に間違いはないのです。
チャットモンチー独特のリズムとメロディーが、チャーミングに映画のエンディングを飾ってくれています。
ちょっと変な感じがするのも、この映画と同様に良いのです。
宮前泰志(カラーバード)プロデューサー コメント
チャットモンチーさんは、独特な世界観を持ち、一曲一曲に全力を出されている印象を持っていまして、映画に出てくる不器用だけれども一生懸命お互いのことを想い合っているデコボコ夫婦の映画にはぴったりだと思いました。完成した楽曲も、お二人の強いメッセージがストレートに刺さる素晴らしい曲です。本作には色々な夫婦が登場します。楽曲を聞きながら、何通りもの愛のカタチについて想いめぐらし、愛おしい気持ちになりました。