今冬に公開予定の平川雄一朗監督の映画「春待つ僕ら」に、DISH//の北村匠海が出演することが発表された。
「春待つ僕ら」は、2014年より「月刊デザート」で連載中のあなしんによる同名マンガの実写化作品。“脱ぼっち”を目指して高校に入学したものの、なかなかクラスになじめない主人公の春野美月と、彼女を取り巻くイケメンバスケ部員たちの恋模様や友情を描く青春物語で、美月役は土屋太鳳が務める。
北村が演じるのは、無口で天然な美月の同級生・浅倉永久(とわ)。永久はバスケ部の“イケメン四天王”の1人で、気になる美月のことをいつも見守っている。永久と同じ“イケメン四天王”の若宮恭介役には磯村勇斗、多田竜二役には杉野遥亮、宮本瑠衣役には稲葉友がキャスティングされ、アメリカ帰りの有名高校のバスケ選手で美月の幼なじみである神山亜哉役は小関裕太が務めることになった。作中では美月と永久、亜哉の三角関係やイケメン四天王と亜哉の所属するライバル校との熱戦の様子などが描かれる。
バスケ部員を演じるキャストは現在バスケの特訓中だといい、北村はキャスト発表に際し「物語を通して浅倉永久を演じ切りたいと思っています! 平川監督、キャストのみなさん、スタッフのみなさんと、これから始まる“高校生活”をとても楽しみにしています」とコメントしている。
「春待つ僕ら」出演者コメント
土屋太鳳
初めての学園作品は7年前、北村匠海君との場面が最初の一歩でした。杉野遥亮君との再会も、平川監督はじめ 御一緒したかったスタッフさん方キャストさん方との出会いも、本当に光栄です。瑞々しい原作の中で美月は愛らしく儚げで、私の担当に戸惑う方々も多いと思います。心苦しいながらも今の自分を全部注ぎ、力を尽くします。宜しくお願い致します!
北村匠海
今回、浅倉永久役を演じます北村匠海です。またこうして青春映画に参加させて頂けることを嬉しく思っています。 この映画は“バスケットボール”が1つのキーになると思うので、腕を磨く為に現在もみなさんと一緒に特訓を重ねています。物語を通して浅倉永久を演じ切りたいと思っています! 平川監督、キャストのみなさん、スタッフのみなさんと、これから始まる“高校生活”をとても楽しみにしています。
小関裕太
髪の長い、ミステリアスな、スーパー高校生バスケットプレイヤー、あやちゃんを演じさせていただきます。原作では目線、笑顔、話し方ひとつひとつに心が表れているあやちゃん。いつかご一緒したいと思っていた平川雄一朗監督のもと、最強のスタッフ、キ ャストと作品を創らせていただきます。とにかく楽しみです!
磯村勇斗
素敵な青春が詰まったこの作品に若宮恭介役として携わらせて頂けること嬉しく思います。恭介は、お兄さん的存在で見守る役なので、現場も優しく見守りながら、盛り上げて行けるようキャスト同士の仲を大切にしていきたいです。原作ファンの方含め、1度しか味わえない「春待つ僕ら」の青春を、皆さんに届けられるよう作品に取り組んで行きます。
杉野遥亮
「多田竜二」を演じさせて頂きます、杉野遥亮と申します。最近は、バスケの練習にのめり込み学生時代に過ごしていたような青春をエンジョイしています。嫌なことを忘れてみんなで一つのモノに熱中できる時間を愛おしく感じています。“日を追うにつれ楽しみになっていく”という感覚とワクワクが止まりません。公開を楽しみに待っていて頂けたら嬉しいです!
稲葉友
撮影を前にバスケ部のメンバーや監督、スタッフさんたちとバスケ漬けの日々を送っていますが、この方たちとなら青春特有の淡さや力強さや愛らしさみたいなものを一緒に作り上げられると勝手に思っております。大人になってからの「本気」や「全力」とはまた違ったパワーが宿った作品になるよう個性豊かな仲間たちと挑みますので、是非とも公開を楽しみにしていただきたいです。
平川雄一朗監督 コメント
この映画は、「今をひたむきに生きる若者たちの青春ラブストーリーだ」、と原作を読んだ時に思いました。キャストも、今を一生懸命生きている土屋太鳳さん、北村匠海くんをはじめ、未来の映画界を担うキャストの皆さんたちと、年始からバスケットの練習で顔を合わせ、若い力を感じてます。苦悩や葛藤を描きながらも、感動と勇気を届けられる作品になるようスタッフ、キャスト邁進してますので、ご期待ください。
あなしん(原作者)コメント
自分の作品が映画になるというありがたいお話をいただき、大変嬉しく思っております。キャストの皆さんや制作スタッフの方々のお名前を聞いた時は大変恐縮するとともに、どんな『春僕』を作っていただけるんだろうと、とてもワクワクしました。原作はまだ完結していないので、映画ならではの結末がどのような形になるのか、私も楽しみにしております。
(c)あなしん/講談社 (c)2018 映画『春待つ僕ら』製作委員会