小林克也&ザ・ナンバーワン・バンドが、昨日3月27日に埼玉・さいたまスーパーアリーナ TOIROにて単独公演を開催した。
3月21日に約25年ぶりのアルバム「鯛 ~最後の晩餐~」をリリースしたばかりの彼ら。実に34年ぶりに初期のオリジナルメンバーがそろった昨日のライブは、500名を招待して行われた。
開演すると、まずは小林が1人でステージへ。「たまたまこの会場が空いていた」「今日は僕の77回目の誕生日」と茶目っ気たっぷりに話し、さらに観客に「Happy Birthday to You」を歌ってもらってからライブをスタートさせた。小林は次々と登場するメンバーを丁寧に紹介しながらセッションを展開。全員がそろったところでThe Beatles「A Hard Day's Night」のカバーで観客を沸かせた。
その後も小林は、得意のトークを挟みつつライブを進めていく。「SHOWA WOMAN」「LET’S MAKE LOVE ~REGGAE ONDO~」といった「鯛 ~最後の晩餐~」の楽曲も惜しみなく披露し、バンドの最新型をしっかりオーディエンスにアピールしていた。また後半戦に入ると小林に代わり、ゲストの根本要(STARDUST REVUE)がメインボーカルを務めるコーナーも。終盤では小林と根本のツインボーカルによる「港の女」などが披露された。
アンコールでは、喜寿を迎えた小林へのサプライズが。ステージに誕生日ケーキとシャンパンが運び込まれ、さらにバンドメンバーから花束が贈られた彼は、「こんなにお花をもらったことはない」と照れながらもうれしそうに笑った。祝福ムードが漂う中、バンドはライブを再開し、最後まで熱演を繰り広げた。
なお小林克也&ザ・ナンバーワン・バンドはこの後、東京、広島、愛知にてライブを行う。
小林克也&ザ・ナンバーワンバンド 鯛!最後の晩餐ライブ!!(※終了分は割愛)
2018年3月31日(土)東京都 Billboard Live TOKYO
[1stステージ]OPEN 15:30 / START 16:30
[2ndステージ]OPEN 18:30 / START 19:30
2018年4月8日(日)広島県 広島CLUB QUATTRO
2018年4月9日(月)広島県 広島県民文化センターふくやま
2018年4月10日(火)愛知県 名古屋ReNY limited