東京メトロが展開しているキャンペーン「Find my Tokyo.」の新CM「和光市_みずみずしい街」編に、安藤裕子 feat. TOKUの楽曲「これでいいんだよ」が使用される。
「Find my Tokyo.」はイメージキャラクターに石原さとみを迎え、東京各地の魅力を伝える企画。新CM「和光市_みずみずしい街」編では石原が安田聖愛と共に和光市の新倉ふるさと民家園や軽トラ市、うどん専門店「新倉うどん ひろとみ」などを訪れる様子が収められている。
このCMに使用される楽曲「これでいいんだよ」は小林武史がプロデュースを担当。小林は「東京近郊と言うのか、いわゆる中心と言うのではないけれど、何か引っ張られる、つい入り込んでしまう時間と空間があって、そこに主人公の多分恋愛の記憶が絡んでいくのを、サスペンスタッチでお届けしてみました」と楽曲のコンセプトを説明している。
CMは「Find my Tokyo.」の特設サイトで公開中。7月2日(月)より東京メトロ各線の駅構内や車内ディスプレイ、テレビにてオンエアされる。
小林武史 コメント
以前、中島美嘉×Salyu「Happy Life」の時に作詞をお願いした安藤裕子さんが、今回満を持しての登場となりましたが、実は僕の作編曲として彼女をプロデュースすることになるのは初めてで、多少の不安はあったのですが、結果は会心の出来(これ全然盛っていないです)となりました。
東京近郊と言うのか、いわゆる中心と言うのではないけれど、何か引っ張られる、つい入り込んでしまう時間と空間があって、そこに主人公の多分恋愛の記憶が絡んでいくのを、サスペンスタッチでお届けしてみました。
そこにTOKUのフリューゲルホルンが複雑な光を帯びて奏でられるのだけれど、ヌーヴェルヴァーグ時代、ルイマル監督の「死刑台のエレベーター」(タイトルは怖いけど、本当に素敵な映画です)と言う名作があるんですが、その音楽をやったマイルス・デイビスのトランペットにある緊張感と輝きに少し通じているような……。