HYが本日8月22日にセルフカバーベストアルバム「STORY~HY BEST~」をリリース。この作品の収録曲に寄せた著名人のコメントが公開された。
「STORY~HY BEST~」はファン投票結果をもとに選ばれた15曲にメンバーがセレクトした楽曲を加えた作品。今回、小田和正と槇原敬之、南沢奈央が「366日」に、剛力彩芽と高橋みなみ、渡辺直美が「NAO」に、それぞれコメントを送った。小田和正はTBS系「クリスマスの約束」で仲宗根泉(Key, Vo)と「366日」を演奏した思い出を「本番の彼女のパフォーマンスは圧巻でした」「曲とは裏腹にとても楽しい思い出です」と振り返り、槇原は「『恋をするとはこういうものか』という新鮮な不安感を思い出させてくれます」と語っている。
HY「STORY~HY BEST~」コメント
小田和正「366日」
「クリスマスの約束」という番組に仲宗根泉ちゃんに来てもらって演奏した「366日」は悲しく、突き刺さるような曲でした。コーラスを勝手にあちこちつけたので「それはいらない」と言われるかとちょっと心配でしたが、すべてそのまま受け入れてくれました。本番の彼女のパフォーマンスは圧巻でした。「366日」を一緒に演奏したことは曲とは裏腹にとても楽しい思い出です。
槇原敬之「366日」
人は大抵、本当のことを知った時、それまで自分が想像していたどんなものとも違う感情が胸にやってくる事に、驚き戸惑ってしまうもの。
この曲は「恋をするとはこういうものか」という新鮮な不安感を思い出させてくれます。
たとえば僕の場合、大好きな人と夢の中でやっと手をつなげたことが嬉しくてワンワン泣きながら目覚めた、遠い日のことを思い出しちゃったりします(笑)。
あなたもそうでしょう?
剛力彩芽「NAO」
ベストアルバムおめでとうございます! HYさんは私が小学生の頃から当たり前のように聴いていた音楽、好きな曲を一曲! というのは難しいですが…頑張って一曲出すとしたら…「NAO」です! 小学生ながら長く片想いしていた子を重ねて聴いていました。
歌詞に共感して、時には泣いたり、勇気をもらって。その一曲が、高校生になった頃、私がカラオケで歌わせてもらうと、今度は片想いしている友だちが泣いてくれてるんです。あぁ、いつの時代も、片想いできるって幸せなこともあるけど苦しかったり切なかったり…いろんな感情が溢れでるもので、年齢も性別も関係ないんだなって感じさせてくれる一曲です。
HYさんが綴る言葉は真っ直ぐで素直な想いが、いつも心臓にストレートに響きます。これからも楽しみにしています!
高橋みなみ「NAO」
この曲は2006年にリリースされていて、私はこの時15才中学3年生でした。歌詞があまりに切なくて何度も何度も読み返したのを覚えています。
まだまだ本気の恋なんてした事のない年齢だったので
ここまで人を好きになるって素敵だな、切ないな、なんて思っていましたが、
今27才になって改めて聞くと違った角度で聞こえてくる。
聞き手がいくつになっても色あせる事なく、年齢によって解釈が変わる。
私の中では、10年後も20年後も聞いていきたい楽曲の1つです。
南沢奈央「366日」
初めて出会ってから、10年が経った。聴くたびに、18歳だった頃の自分の感覚が蘇る。当時この曲を、どんな景色を見て、どんな匂いを感じて、どんな気持ちで聴いたか。恐いくらい覚えていた。静かなイントロがすぅっと身体の中に入ってきて、歌声が全身を揺らす……。それが新生「366日」で、過去は思い出になり、現在の自分の感覚に更新された気がした。366日と自分の人生は、これからも結ばれつづけていくことだろう。運命の赤い糸のように。
渡辺直美「NAO」
NAOが大好きです。
私の人生は片想いが多くて、NAOは私の気持ちをまさに歌っていて、むしろ私のために作ってくれたの?ってくらい共感しまくりの歌です。いつも好きな人と友達が付き合う事が多いのでこの歌を聴いて泣いてました!笑
泣いて次の日スッキリ、次に行こう!とさせてくれた曲です。