8月25、26日に神奈川・横浜アリーナにてライブイベント「@JAM EXPO 2018」が開催された。この記事では初日の25日公演の様子をレポートする。
日本のポップカルチャーを紹介する「@JAM」シリーズ最大規模のイベントとして2014年にスタートした「@JAM EXPO」。5回目の開催となる今年の公演にも数多くのアイドルが参加し、花道とセンターステージが新たに設置されたメインステージのストロベリーステージをはじめ、計6つのステージでライブやトークを繰り広げた。
ストロベリーステージには鶴見萌(虹のコンキスタドール)、安藤笑(Jewel Ciel)、沖口優奈(マジカル・パンチライン)からなる「@JAM」のナビゲーターユニットのMEYと、イベントの総合司会を務める寺嶋由芙による開会式を経て、Juice=Juiceがトップバッターとして登場。7月より新メンバーの稲場愛香を含む8人体制で活動している彼女たちは、「Fiesta! Fiesta!」や「Goal~明日はあっちだよ~」で横浜アリーナの温度を高めた。続く2番手はJuice=Juiceと同じくハロー!プロジェクトのグループであるこぶしファクトリー。5人は「念には念(念入りver.)」「シャララ!やれるはずさ」などを歌唱し、パワフルなステージングで観客を魅了した。
その後ストロベリーステージではクレディセゾンおよび関係会社の社員として働く女性たちにより結成された東池袋52や、メインステージ争奪戦を勝ち抜いた天晴れ!原宿らがライブを披露。夕方には秋元康が手がけるグループが次々に登場し、日本テレビで放送中の「マジムリ学園」とのコラボステージではAKB48チーム8の小栗有以を中心としたドラマの出演メンバーらが同作の主題歌「百合を咲かせるか?」などを熱演した。またラストアイドルファミリーは3rdシングル曲「好きで好きでしょうがない」や各ユニット曲を歌唱。STU48、NGT48に続いて現れた「@JAM EXPO」初出演のAKB48は、9月19日にリリースする53rdシングルの表題曲「センチメンタルトレイン」や、人気ナンバー「大声ダイヤモンド」で会場を大いに盛り上げていった。なおラストアイドルファミリーとSTU48の間にはアイドルカレッジがパフォーマンスを行い、石塚汐花の熱いMCと気合の入ったライブで観客の心を揺さぶった。
この日、ストロベリーステージに次ぐキャパシティを持つブルーベリーステージにはハコイリ▽ムスメ、愛乙女☆DOLL、Party Rockets GTらが登場。「@JAM」とタワーレコードによるコラボレーションレーベル「MUSIC@NOTE」のショーケースライブも展開され、同レーベルに所属するクマリデパート、CROWN POP、MIGMA SHELTER、uijinがそれぞれ1曲ずつパフォーマンスを届けた。またキウイステージでは9月の東京・中野サンプラザホール公演をもって解散するPASSPO☆、ピーチステージではいぎなり東北産やパンダみっく、オレンジステージではアイドルネッサンス解散後、ソロアーティストとしての活動をスタートさせた原田珠々華らがライブを披露し、観客を楽しませた。
初日のストロベリーステージのラストを飾ったのは、9月24日に山梨・山中湖交流プラザ きららで行われるワンマンライブ「全虎が啼いた!伝説の最高雷舞(クライマックス)」をもって解散するベイビーレイズJAPAN。解散への思いなどを語ったオープニング映像の上映後に登場した5人は、「TIGER SOUL」「暦の上ではディセンバー」「ベイビーレボリューション」などを畳みかけ、大勢のアイドルファンで埋め尽くされた横浜アリーナを沸かせた。その後ラストナンバーとして「僕らはここにいる」を歌唱した彼女たちは、観客に挨拶を述べてライブを終えるもアンコールの声に応えて再びステージへ。代表曲「夜明けBrand New Days」を熱唱し、会場が興奮と感動で包まれる中「@JAM EXPO 2018」の初日を締めくくった。
※▽はハートマークが正式表記。
※記事初出時、本文および写真キャプションに誤りがありました。訂正してお詫びいたします。