スカートが映画「そらのレストラン」の主題歌と挿入歌を書き下ろし、世武裕子が挿入歌を提供することが発表された。
「そらのレストラン」は「しあわせのパン」「ぶどうのなみだ」に続く、北海道を舞台にした映画シリーズの第3弾。北海道出身の大泉洋(TEAM NACS)が主演を務め、せたな町の牧場で育まれるチーズと、そこからつながる仲間たちの絆を描くヒューマンストーリーとなっている。
主題歌に採用されたのは、スカートが本作のために書き下ろした新曲「君がいるなら」。北海道の豊かな自然が感じられるさわやかな楽曲で、スカートが8月に北海道で行われた野外ライブイベント「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2018 in EZO」に出演した際に、いち早くこの歌を披露した。また彼は挿入歌として「花束にかえて」も書き下ろしている。
世武は「物語の転換のポイントにしたい」と言う深川栄洋監督の意向を汲み、ピアノ弾き語りにフランス語の歌詞が心地よく響くナンバー「Bradford」を挿入歌に提供した。
映画「そらのレストラン」は2019年正月に全国ロードショー。
スカート コメント
エンディング「君がいるなら」の打ち合わせ時のメモに「映画は終わるが物語は続く」「これからの暮らしを描く」と書いてありました。それもあってかいつものスカートの音楽よりもグッと明るくなったと思います。その背中を押してくれた本作に感謝しています。挿入歌「花束にかえて」はその反対、今までのスカートがやってきたことを一番いい形で出せたと思っています。映画では映画サイズが使われていますが、とにかく自信作です。「そらのレストラン」に書き下ろした2曲はスカートにとって大事な曲になりました。
大泉洋 コメント
映画「そらのレストラン」の最後で、美しい北海道の景色と、清々しい物語のラストにのせてこの主題歌がかかった時に、本当に幸せな気持ちになりました。ワクワクするようなイントロから、スカート・澤部さんの優しい声が聴こえてきたとき、初めて聴くのに何故か懐かしい気持ちになる不思議な曲でした。この映画と一緒にたくさんの方に聴いてもらいたいです。