矢部昌暉(DISH//)と生駒里奈が主演を務める舞台「暁のヨナ~緋色の宿命編~」が本日11月15日に東京・EX THEATER ROPPONGIにて開幕。初日である本日の開演前に、キャストによる囲み取材およびゲネプロが行われた。
草凪みずほによるマンガを原作としたこの舞台は、古代アジアをモチーフとしたファンタジー。謀反により父親の王を殺された王女ヨナが流浪の身となりながらもさまざまな人との出会いで成長し、自身の運命に向き合っていく姿を描くもので、生駒がヨナを、矢部がヨナの専属護衛・ハクを演じる。
囲み取材にはキャストから生駒、矢部、山本一慶、西川俊介、奥谷知弘、木津つばさ、樋口裕太、陳内将が登壇。舞台の見どころについて矢部が「迫力のあるアクションが魅力」と言うと、生駒は初日を迎えた心境を「ヨナはあまりないのですが、みんなアクションが多い中で、こうやって全員そろって元気に初日を迎えることができてうれしいです。精いっぱいがんばります」と語った。
記者から「今年1年を漢字1文字で表すとしたら?」と質問されると今年5月に乃木坂46を卒業した生駒は「第一歩を踏み出した1年だったので、“動”です」と回答。矢部は「自分で何かを考えて行動することが多く、今回の稽古場でもたくさん考えていたので、“考”です」と答えた。また年末年始の過ごし方についての話題になると、生駒は「紅白(「第69回NHK紅白歌合戦」)に出る乃木坂46をテレビで観ます! どの曲を歌うんだろう? どの時間帯に出るんだろう?と楽しみにしています」と古巣の活躍を楽しみにしている様子を見せる。例年、DISH//として正月にライブを行なっていた矢部は、来年の正月のライブがないことから「急にゆっくりしろと言われても何をしたらいいのかわからなくてちょっと今迷ってます」と笑った。最後に生駒は「(共演者は)初めましての方ばっかりだったけど、今はすごく大好きな人たちになりました。そんな人たちと作るヨナの旅をお客様にたくさん楽しんでいただけたらうれしいです」と述べ、矢部は「今までやってきたことすべてを出し切って、お客様に満足して帰っていただけるように突っ走るだけです。がんばります」と取材を締めくくった。
「暁のヨナ~緋色の宿命編~」は11月25日まで上演される。
舞台「暁のヨナ~緋色の宿命編~」
2018年11月15日(木)~11月25日(日)東京都 EX THEATER ROPPONGI
(c)草凪みずほ・白泉社/舞台『暁のヨナ』製作委員会