STEPHENSMITHが2月8日に東京・TSUTAYA O-nestで初のワンマンライブ「Essay」を開催した。
12月に発売されたアルバム「ESSAY」のリリース記念で行われたこのライブ。序盤は「豪雨の街角」を皮切りに、「紫陽花」「手放せ」「欲しがり」などアルバム収録曲が一気に演奏された。アルバムでは鍵盤やサックスを交えてレコーディングされていた楽曲も、ライブではメンバー3人だけで再現。トリオバンドながら多様なアンサンブルでオーディエンスを魅了した。
中盤では、山下達郎がカバーしたことでも知られるブレッド&バターの1974年の楽曲「ピンク・シャドウ」を披露。初ワンマンのためか多少の固さが感じられた3人だったが、このあたりから一転してリラックスしたムードに変わった。地元・福岡で活動していた時期の楽曲「微温湯の雨」「夜釣」を経て、彼らは「早く録音したい」と言いながらアルバム未収録の新曲「LOAFER」「LADY」を連続で演奏。アルバムのリリースライブでありつつ、バンドの次のステップを示唆する構成となった。
本編最後に演奏されたのは、メンバー自身思い入れが強いと語る「皺寄せ」。さらにアンコールとして、彼らのR&Bへの強い憧憬を感じさせる「ベッドタイムミュージック」を披露し、バンド初のワンマンを締めくくった。
なおSTEPHENSMITHは、2月18日に大阪・Music Club JANUSで開催されるイベント「J A M M I N U S !!」に出演。彼らのほかOmoinotake、Ryu Matsuyama、Valeinesが出演する。
STEPHENSMITH Release Live「Essay」 2019年2月8日 TSUTAYA O-nest セットリスト
01. 豪雨の街角
02. 紫陽花
03. 手放せ
04. 放蕩の歌
05. デコルテ
06. 欲しがり
07. ピンク・シャドウ
08. 微温湯の雨
09. 夜釣
10. フラットな関係
11. LOAFER
12. LADY
13. あだると
14. 皺寄せ
<アンコール>
15. ベッドタイムミュージック
J A M M I N U S !!
2019年2月18日(月)大阪府 Music Club JANUS
<出演者>
Omoinotake / STEPHENSMITH / Ryu Matsuyama / Valeines