2月21日に19歳の誕生日を迎えた南端まいなが、本日2月24日に東京・原宿クエストホールでバースデーコンサート「南端まいな Birthday Concert ~juke box~」を開催した。
1年前の2018年2月24日、かつて所属していたアイドルグループ・アイドルネッサンスのメンバーとして最後のライブを行い、その後ソロアーティストとしての道を歩み始めた南端。3月27日には初のソロCD作品となるミニアルバム「Clarity」のリリースを控えている。アイドルネッサンス解散からちょうど1年、19歳になって初のステージとなった本日のコンサートでは、「Clarity」からの楽曲やカバー曲など、彼女が「今歌いたい曲」を詰め込んだ10曲が披露された。
南端が1曲目に選んだのは、大塚愛のカバー「黒毛和牛上塩タン焼680円」。続けてJunky feat. 鏡音リンのボカロ曲「メランコリック」をカバーしたところで、南端は「お待たせしました。19歳になりました、南端まいなです」と挨拶し、「うれしい、楽しい! 袖のほうでずっと出たくてソワソワしてました」とファンの前で歌える喜びを爆発させた。アカペラで始まるバラード「黒毛和牛上塩タン焼680円」を1曲目にした理由について、南端は「やっぱり『大好きよ』から始まりたかったので」と説明。2曲目の「メランコリック」は彼女が5年前、アイドルネッサンスに加入するきっかけとなったオーディションでダンスを披露した楽曲だという。
優しいミドルテンポのオリジナルナンバー「Cherry moon」、荒井由実のカバー「やさしさに包まれたなら」を歌い、場内を温かいムードで包み込んだ南端は、「2月24日はアイドルネッサンスが解散した日でもあるんですけど……やっぱりあのときは悲しい気持ちも、寂しい気持ちもたくさんあって。でも1年経った今、皆さんとこうしてバースデーをお祝いできているというのは、すごくうれしい幸せなことなので、これからたくさんの楽しい思い出を皆さんと作っていけたらと思います」と音楽活動ができる喜びをしみじみと語った。観客はここまで椅子に座ってじっくりと彼女の歌声に耳を傾けていたが、後半は「立ってー」と促す南端の声で全員立ち上がる。広瀬香美のカバー「ゲレンデがとけるほど恋したい」では大のラグビーファンとして知られる南端がサインとメッセージを書き入れた小さなラグビーボールを客席に投げ込んだ。
ステージを所狭しと駆け回りながら渡辺美里の「恋したっていいじゃない」を歌った南端は、スタッフとファンに感謝を述べ「素敵な19歳になります! また南端まいなに会いに来てください!」と笑顔で退場。アンコールを受けて再びステージに戻ると、1stミニアルバム「Clarity」から「言えなかったサンキュー」と初披露の新曲「青い風」の2曲を披露した。南端はこのアンコールの場で、ミニアルバムのタイトルが「Clarity」に決まったこと、そして5月1日に東京・Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREで昼夜2部制のワンマンライブ「南端まいなワンマンライブ~Firsts~」を行うことを発表した。
南端まいな Birthday Concert ~juke box~
01. 黒毛和牛上塩タン焼680円(オリジナル:大塚愛)
02. メランコリック(オリジナル:Junky feat. 鏡音リン)
03. Cherry moon
04. やさしさに包まれたなら(オリジナル:荒井由実)
05. Always the sun
06. 1/2(オリジナル:川本真琴)
07. ゲレンデがとけるほど恋したい(オリジナル:広瀬香美)
08. 恋したっていいじゃない(オリジナル:渡辺美里)
<アンコール>
09. 言えなかったサンキュー
10. 青い風
南端まいなワンマンライブ ~Firsts~
2019年5月1日(水)東京都 Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE
[昼公演]OPEN 14:00 / START 14:30
[夜公演]OPEN 18:00 / START 18:30
南端まいな「Clarity」収録曲
01. センチメートル
02. 言えなかったサンキュー
03. Cherry moon
04. Reach the sky
05. Always the sun
06. 青い風