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イロドリミドリ新メンバーも加わった3rdワンマン、うれしい特報も

5年以上前2019年06月01日 5:06

セガの音楽ゲーム「CHUNITHM」(チュウニズム)から生まれたオリジナルガールズバンド・イロドリミドリによる3rdワンマンライブ「イロドリミドリ LIVE'19 第3話 ~ON YOUR MARK~」が、5月25、26日に東京・Zepp Tokyoで開催された「SEGA 音ゲーフェス」の2日目公演として行われた。

イロドリミドリは「学園フェスでいい演奏をすると単位がもらえる(らしい)」という噂を信じた主人公、明坂芹菜を中心に結成されたバンドで、ステージには芹菜役の新田恵海をはじめ、福原綾香(御形アリシアナ役)、山本彩乃(天王洲なずな役)、佐倉薫(小仏凪役)、M・A・O(箱部なる役)、高野麻里佳(月鈴白奈役)、花井美春(五十嵐撫子役)、東城日沙子(萩原七々瀬役)が登場。花井と東城は今回が「イロドリミドリ」ライブ初参加となった。

ライブの火蓋を切ったのは、2ndライブで最後に歌われた「GO!GO!ラブリズム▼ ~あーりん書類審査通過記念Ver.~」。新田、福原、山本、佐倉、M・A・O、高野の6人によるハイテンションなパフォーマンスで冒頭から会場の熱気は一気に上がり、盛大な「あーりん!」コールが鳴り響く。ステージ背後のスクリーンには「イロドリミドリ」ライブ恒例となっている音ゲーを模した映像演出が投影され、「ハイ! ハイ!」といった合いの手のかけ声が楽曲に合わせたタイミングで表示される。観客はそれに合わせて叫び、ゲーム内の高判定「JUSTICE」を連発した。

続いてスクリーン上でミニドラマが上映され、ライブのセットリストをどうするか言い争う3年生と2年生の「セトリ争奪対抗戦」が勃発する。3年生と2年生はそれぞれ交互にとっておきの楽曲を披露していくことに。まず3年生チームの新田、福原、山本が「Help me, あーりん!」を歌えば、2年生チームのM・A・O、佐倉は「なるとなぎのパーフェクトロックンロール教室」で対抗。さらに3年生チームはタオルを回しながら歌う「光線チューニング ~なずな妄想海フェスイメージトレーニングVer.~」、2年生チームは“炎上”コールが沸き起こる「燃えてもエンジョイ! 宛城、炎上!!」と、観客に息つく暇も与えないアッパーチューンを連発した。福原と佐倉による一騎打ち「『ウソテイ』 ~二回戦なぎvsあーりん~」まで歌ったところで、結局「どっちも最高!」という結論に至り、ここから「六人バトルロイヤル一本勝負」と題したソロコーナーに突入。先陣を切った高野は「Ever green Never end」で熱い思いを響かせ、続く福原はスタンドマイクを使って「brilliant better」を熱唱する。佐倉はさわやかな「イロトリドリのメロディ」でムードを一変させ、山本は「Tic Tac DREAMIN'」で優しく微笑みながらキュートな歌声を響かせた。「にゃー!」とひと声上げて登場したM・A・Oは「猫祭り」を歌い、「ワッショイ!」のかけ声でお祭り騒ぎ。最後は新田が「ハート・ビート」でまっすぐな歌声を響かせた。

ここで6人は改めて自己紹介。併せてライブグッズを紹介していると、高野はバッグの中から“エナドリ”を発見して飲んでしまう。その“悪汁”の力で酔っ払った高野は、そのまま「紅き魔汁、闇より降りて天啓の響きを導く」を熱唱。全身を使った悲劇と喜劇を表現するようなドラマティックなパフォーマンスで観客の視線を釘付けにした。エナドリ騒動でバタバタする先輩たちを尻目に、今度は新たに加わった2人がステージへ。 まずは花井が桜の描かれたギターを手に「オーケー? オーライ!」を晴れやかに歌い上げる。曲中には気持ちをあふれさせたセリフも飛び出し、花井は初ステージを笑顔いっぱいに楽しんでいた。「熱いコールありがとうございます!」と興奮の声を上げた花井は東城を呼び込むと、くるりと回って初披露の衣装アピール。この日のために用意したオリジナルピックを投げ込んで和やかに話す2人だったが、バトンを受け取った東城は「それじゃ、次の曲行くよ」と表情を一変させ、アンニュイな雰囲気の「サヨナラフリーウェイ」を歌い上げた。

幕間映像での争いを終えて無事に平和を手に入れたイロドリミドリのメンバー。1stライブの衣装をリアレンジした新衣装に着替えた新田、福原、山本、佐倉、M・A・O、高野の6人は、最後に「Still」「エンドマークに希望と涙を添えて ~イロドリミドリアレンジ~」を披露した。 「Still」では、高野が卒業して海外にいる姉・月鈴那知(CV:今村彩夏)への思いを届けるようにエアバイオリンを演奏した。ライブは感動的に大団円を迎えたが、アンコールでは音ゲーの魅力たっぷりにもうひと騒ぎ。新田とM・ A・OはDJセットを駆使した「痛快リズムアクション『B.B.K.K.B.K.K.』」で「BASS! KICK! クラップ!」のコールを巻き起こす。「SUPER RESULT BEAT vol.1」ではM・A・O、高野、佐倉が真顔でパラパラを踊り、スクリーンの音ゲー映像はCOMBO継続のフルパーフェクトとなった。続いて新田、福原、山本の3人が車掌の帽子を被って登場すると、電車ごっこに電車コール「次は2サビ~、2サビ~」といった車掌アナウンスも楽しい「Kattobi舞高 Riders」へ。「揺れるウェーブにご注意下さい」のアナウンスで会場にはウェーブが巻き起こった。

この日のラストを飾ったのは、イロドリミドリ史上一番難しいとされる「conflict(斉唱)」。「conflict(独唱)」を歌った那知への思いを胸に、メンバーと観客全員による合唱で3rdワンマンライブは締めくくられた。興奮冷めやらぬ会場に「特報」として今回のライブBlu-ray化やLINEスタンプ発売の告知が上映され、さらに「最終特報」として那知の新曲に関する情報も発表された。2017年の1stライブ「イロドリミドリLIVE'17~第1話『Still Going On!!!!!!!』」を最後に海外へと飛び立った天才バイオリニスト・那知が帰ってくるといううれしい情報に、ファンは喜びの声を上げた。新曲の登場は6月6日。「CHUNITHM」イロドリミドリの今後の展開に注目しておこう。

イロドリミドリ LIVE'19 第3話 ~ON YOUR MARK~
2019年5月26日(日)Zepp Tokyo セットリスト

01. GO!GO!ラブリズム▼ ~あーりん書類審査通過記念Ver.~
02. Help me, あーりん!
03. なるとなぎのパーフェクトロックンロール教室
04. 光線チューニング ~なずな妄想海フェスイメージトレーニングVer.~
05. 燃えてもエンジョイ!宛城、炎上!!
06. 『ウソテイ』~二回戦なぎvsあーりん~
07. Ever green Never end
08. brilliant better
09. イロトリドリのメロディ
10. Tic Tac DREAMIN'
11. 猫祭り
12. ハート・ビート
13. 紅き魔汁、闇より降りて天啓の響きを導く
14. オーケー? オーライ!
15. サヨナラフリーウェイ
16. Still
17. エンドマークに希望と涙を添えて ~イロドリミドリアレンジ~
<アンコール>
18. 痛快リズムアクション「B.B.K.K.B.K.K.」
19. SUPER RESULT BEAT vol.1
20. Kattobi舞高Riders
21. conflict(斉唱)

※「GO!GO!ラブリズム▼ ~あーりん書類審査通過記念Ver.~」の▼はハートマークが正式表記。

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