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GLAY、進化を見せた20年ぶり「HEAVY GAUGE」ツアーに幕

TERU(Vo)(撮影:岡田裕介)
約6年前2019年06月27日 7:04

GLAYの全国ホールツアー「GLAY LIVE TOUR 2019 -SURVIVAL- 令和最初のGLAYとHEAVY GAUGE」が昨日6月26日の福岡・福岡サンパレス公演をもってファイナルを迎えた。

場内が暗転するとスクリーンにメンバー4人の顔が映し出された。続いてゾンビやピエロなどさまざまな姿に扮したメンバーの映像が流れ、ステージ上は赤いライティングに包まれていく。その後、メンバーのシルエットが浮かんだ紗幕が落ちると新曲「JUST FINE」でライブはスタート。勢いのあるオープニングナンバーにオーディエンスは熱狂した。「Young oh! oh!」を歌い終えたあと、TERU(Vo)は北海道出身のGLAYが福岡でライブができていることへの感謝の思いを口にする。そして「今日はどっぷりと『HEAVY GAUGE』の世界に引きずり下ろしてやる! 『HEAVY GAUGE』を楽しんで下さい」と呼びかけ、20年前にリリースされ、大ヒットを記録したアルバム「HEAVY GAUGE」のタイトル曲を披露した。

その後、4人は「FATSOUNDS」「SURVIVAL」「ここではない、どこかへ」といった「HEAVY GAUGE」からの楽曲を曲順通りにパフォーマンス。「LEVEL DEVIL」ではメンバーがステージを縦横無尽に動き回りオーディエンスを煽る一方、「BE WITH YOU」ではTERUがギターをつま弾きながら柔らかな歌声を聴かせる。TAKUROの憂いを帯びたギターソロで始まった「Winter, again」では、雪をイメージさせる映像と切々とした歌が会場に冬の空気を送り込んだ。「Savile Row ~サヴィル ロウ 3番地~」をもって「HEAVY GAUGE」コーナーを締めくくったあとは、「COLORS」「はじまりのうた」といった7月2日に発売されるニューシングル「G4・V-Democracy 2019-」の収録曲をプレイ。さらに、昨年11月にリリースした「愁いのPrisoner」を届け、現在のバンドのモードを観客にアピールしてステージを去った。

アンコールではメンバーが1人ひとりがトークを展開。TERUは「20年ぶりの『HEAVY GAUGE』ツアー、無事終了です。楽しいツアーでした!」「今の自分たちで演奏すると、(20年前と比べて)また違った形で『HEAVY GAUGE』を届けることができるのがまたいい」とツアーで得た手応えを明かし、JIRO(B)は「このツアーが始まる前は、再現ライブというものは過去を振り返るようで正直嫌だった。ただ実際にやってみると、20年前を思い出しながら演奏でき、当時より自分がどれくらい成長できているのかを試す機会にもなり、とてもよかった」とコメントした。HISASHI(G)はこの日、週末に迫っている韓国公演に向けてパスポートを身に付けていたことを告白。しかしあまりの熱演でHISASHIのパスポートはしわくちゃになっており、会場は笑いで包まれた。またTAKUROは近々テレビの出演を控えていることなどを語り観客を喜ばせた。

TERUの「令和も皆への感謝の気持ちを忘れず、いい音楽と皆に真摯に向き合いながらがんばっていきます」「みんなと一緒に強く生き抜いていこう、という決意表明的な曲があるので聴いてください」という紹介から「元号」へ。自分たちが駆け抜けてきた平成への思いを込めたナンバーを丁寧にパフォーマンスした。そして4人はしっとりした「Missing You」を届けたのち、ライブの定番曲「SHUTTER SPEEDSのテーマ」「彼女の“Modern…”」「誘惑」を続けてプレイ。激しい盛り上がりを作り出したあと、ツアーファイナルということで特別に「YOUR SONG」をパフォーマンスした。来たる韓国公演に向けて、メンバーは曲中に韓国語で「最高」という意味の「チェゴ!」を叫び、最後はファンと大合唱を繰り広げてツアーに幕を下ろした。

GLAY「GLAY LIVE TOUR 2019 -SURVIVAL- 令和最初のGLAYとHEAVY GAUGE」2019年6月26日 福岡サンパレス セットリスト

01. JUST FINE
02. Young oh! oh!
03. HEAVY GAUGE
04. FATSOUNDS
05. SURVIVAL
06. ここではない、どこかへ
07. HAPPINESS
08. summer FM
09. LEVEL DEVIL
10. BE WITH YOU
11. Winter, again 
12. Will Be King
13. 生きがい
14. Savile Row ~サヴィル ロウ 3番地~
15. COLORS
16. はじまりのうた
17. 愁いのPrisoner
<アンコール>
18. 元号
19. Missing You
20. SHUTTER SPEEDSのテーマ
21. 彼女の”Modern...”
22. 誘惑
23. YOUR SONG

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