7ORDER projectの舞台「7ORDER」が本日8月22日に東京・天王洲 銀河劇場で開幕した。
7ORDER projectは安井謙太郎、真田佑馬、諸星翔希、森田美勇人、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央の7人によるプロジェクト。1人ひとりがジャンルレスに音楽、演劇、アートなどに挑戦し、その経験を混ぜ合わせてエンタテインメントを作り上げていく。今年の5月に始動を発表した7ORDER projectにとって、この舞台はプロジェクトの第1弾。遺伝子検査によって国民がランク分けされる国で、舞台俳優を夢見るユウマ、ダンサーのミュート、お笑い芸人のショウキ、寡黙なケイゴ、喧嘩っ早いアラン、絵の得意なレオ、リーダーのケンタロウが“音楽”を武器に自由を叫ぶ姿が描かれている。
バンドの演奏シーンや、ダンスシーンも取り入れられているこの舞台。ゲネプロ前に行われた囲み取材では、安井が「毎日お芝居やったり、歌ったり演奏したりという感じで飽きない稽古でした」と振り返り、阿部も「考えることがすごく多かった。刺激もあったしね」とうなずく。その後も前のめりで舞台をアピールする7人だったが、「『僕が一番がんばった!』と自信を持って言えるメンバーは?」と記者から質問されると、7人は誰も挙手せず。萩谷は「俺よりみんなががんばってると思っちゃうんですよ」と苦笑い。長妻も「俺なんて全然ですよ……」と遠慮するが、6人に促され、最終的には「強いて言うなら俺です!」と元気よく挙手してみせた。作中ではそんな長妻が描いたイラストも使用されている。長妻は「ぜひまた何かあれば描きたいです。ゆくゆくは個展もやってみたいですね」とさらなる展望を語った。
舞台の見どころについては、諸星が「みんなで円陣を組んで結託するシーンがあるんです。みんな気持ちのこもった目をしているので、そこをぜひ見てください!」と力強くコメント。安井は「オープニングですかね。お客様の前で初めて幕が開いたときに、7人そろった形でオープニングを始めたいと提案させていただきました。今からワクワクしています」と語る。森田は「時代背景を説明するような映像のキャラクターも、僕らが演じているんですよ。ニュースキャスター役とか」と映像にも力を入れていることをアピール。映像内の役は稽古場でオーディションを行って決めたことや、デモのシーンにはサバイバルゲームが好きな萩谷の私物が使われていることも明かされた。
バンドの演奏シーンでは、真田が制作した楽曲も披露される。真田は「僕が作った曲も演奏するので、そういう意味ではいろいろと感慨深いものがあります」としみじみと語る。阿部も演奏シーンを見どころに挙げ、「バンドシーンはお客さんとの距離感が近くなるんじゃないかなと思っていて、好きなところです」と目を輝かせた。
囲み取材の最後に「歌うのは好きですか?」と記者に問われると、安井をはじめメンバーは「好きですよ!」と即答。最後に安井がメンバーを代表して「たくさんの方の協力があって、僕らはここまで来れていると思います。ファンの人の力がもちろん大きいと、7人とも感じています。皆さんの期待に応えられるように、これから一歩ずつ、しっかりとした足取りで7人横一列そろって進んでいきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします!」と力強く意気込むと、6人も「よろしくお願いします!」と頭を下げた。
舞台は本日8月22日より9月1日まで天王洲 銀河劇場、9月5日より8日まで兵庫・AiiA 2.5 Theater Kobeで上演される。9月8日にはDMM.comで千秋楽公演の模様がライブ配信される。
舞台「7ORDER」
2019年8月22日(木)~9月1日(日)
東京都 天王洲 銀河劇場
2019年9月5日(木)~9月8日(日)
兵庫県 AiiA 2.5 Theater Kobe