1990年代に活躍したガールズグループ・C.C.ガールズの系譜を継ぐ新ユニット・C.C.ガールズ3(読み:シーシーガールズ)がデビュー。本日9月18日に東京都内のザ・キャピトルホテル東急でお披露目会見が行われた。
C.C.ガールズは青田典子、藤森夕子、藤原理恵、原田徳子の4名で1990年に結成されたグループ。大人のセクシーな魅力で歌やグラビア、バラエティ、CMなどマルチに活躍し、歌手デビューした1991年には「音楽祭新人賞」を受賞した。1996年に卒業メンバーが出てからは、メンバーのソロ活動などの際はサポートメンバーがグループに入り、常に4人で活動できるようにする“スーパーサポートメンバー制”を導入。そののち、1998年に初代メンバーが全員卒業したのを機に2代目C.C.ガールズが結成され、2代目は2003年まで初代を継承するグループ活動を行った。
今回デビューが決まった3代目のC.C.ガールズは、C.C.ガールズを展開するオスカープロモーションが令和初のガールズグループとして世に送り出した。メンバーは河合ひかる(かわいひかる)、豊田百佳(とよだゆか)、花岡なつみ(はなおかなつみ)、鈴木佳奈(すずきかな)、中川知香(なかがわちか)の5名で、平均年齢24.6歳、平均身長171cm、平均バストサイズ86cmと公表された。「Cool & Classy」を意味する「C.C.」の名のもと、5人は大人のクールさと洗練されたセクシーさを持ち合わせたグループとして台頭すべく活動を行っていく。
リーダーの河合はグループについて「モデルをしていたメンバーがいたり、歌手をしていたメンバーがいたり、芸能界に入るのが初めてなメンバーもいて、個性豊かなグループになっています」と説明。昨年まではウエディングプランナーとして働いていて、この日が芸能界デビューとなった豊田は「結成を聞いたのは6月でした。この5人で活動できることに楽しみな気持ちと、『足を引っ張らないようにがんばらなければ』という思いがありました」と自身の思いを明かす。花岡は「第14回全日本国民的美少女コンテスト」音楽部門賞受賞・音楽新人賞を受賞したのち歌手活動を行ってきたメンバーで、C.C.ガールズの名前を継承することについて「“Cool & Classy”というコンセプトは残しつつ、私たち5人のカラーも作り出していきたいです」と語った。また、メンバーにはそれぞれ担当があるといい、河合は「私と中川はスタイル担当、豊田はセクシー担当、花岡はアイドル担当、鈴木は小悪魔担当です」と説明した。
そして会見には事務所の先輩である武井咲と河北麻友子が応援に駆け付け、5人に花束を贈呈した。メンバーと初対面の武井は「皆さん足がキレイで、ハッとするようなオーラを放っていますね。いろいろな場所でご活躍されるのを楽しみにしています」とコメント。河北は「これだけスタイルがよければ全身タイツも様になると思うので、全身タイツとか紐なしバンジーとか、いろんなお仕事に挑戦してもらいたいですね!」と、5人の緊張をほぐすようなメッセージでエールを送った。さらに、初代C.C.ガールズのリーダーである青田からの応援メッセージも5人のもとに到着。司会者の代読で「令和の時代にC.C.ガールズの名前が受け継がれていくことをうれしく思います」「(成功の)秘訣は絶対に夢がかなうと信じてあきらめないこと。この5人でしか味わえない歓喜を楽しみに、前を向いて楽しんでいってくださいね」と青田の言葉が伝えられると、サブリーダーの中川は「青田さんの言葉が今の私たちに沁みます。つらいこともあるかもしれないけど、青田さんの言葉を思い出して乗り越えていきたいと思います」と誓った。
グループの楽曲などは現在制作中で、所属レーベルやリリースに関する詳細などは決定次第アナウンスされるという。中川は「5年以内に人気になることが目標」と宣言し、「恋愛する暇がないくらいにがんばりたい」と、5年間は恋愛禁止というルールを設けたことを報道陣に明かした。今後の活動について、鈴木は「このメンバーでここに立てている喜びを噛み締めてがんばります」とコメント。中川も「全身タイツの仕事にもひるまずに挑みます(笑)」と強い思いを語る。そして最後に、河合はメンバーを代表し「皆さんを驚かせてしまったかもしれませんが、その驚きを喜びに変えていけるようにがんばっていきます。感謝の気持ちを忘れずにチャレンジします」と意気込んでいた。