桜エビ~ずが9月22日に東京・新宿BLAZEでワンマンライブ「桜エビ~ずワンマンライブ in autumn 2019 ~食欲の秋!読書の秋!桜エビの秋!~」を開催した。
この日、桜エビ~ずは新宿BLAZEを舞台に2部制でライブを行い、RYUTistとツーマンライブを繰り広げたあとに単独公演を実施した。チケットは見事ソールドアウトし、フロアは約800人のファンでいっぱいに。メンバーのうち桜井美里は喉の不調によりダンスのみでのパフォーマンス参加となったが、熱気に包まれた会場で気迫のこもったライブが繰り広げられた。
黄緑の明るい新衣装を身にまとってステージに登場した桜エビ~ずは、オーディエンスを煽りつつ、初期からのライブの人気ナンバー「オスグッド・コミュニケーション」を最初に披露。さらに1部でRYUTistがカバーした「タリルリラ」、SFストーリー仕立ての「まわるまわるまわる」といったアッパーチューンを畳みかけ、序盤からフロアを大いにヒートアップさせた。
元気いっぱいに自己紹介し、チケットが完売したことについてファンに感謝の気持ちを述べた6人は、続いて夏のシティポップチューン「灼熱とアイスクリーム」や青春ダンスナンバー「帰れない!」などのミドルテンポの楽曲を連発する。RYUTistとのツーマンライブを振り返ったあとのブロックでは、「ねぇ、ローファー。」「おねがいよ」「せつないや」など5曲をじっくりと歌い上げ、観客を楽曲の世界観に引き込んだ。その後、彼女たちはHave a Nice Day!の浅見北斗が手がけた「リンドバーグ」や、ONIGAWARA提供の「それは月曜日の9時のように」といった代表曲で会場を1つに。昨年から今年にかけて行われた12カ月連続新曲リリース企画のラストを飾ったナンバー「さいしょのさいしょ」でライブ本編を終えた。
アンコールに応えて再びファンの前に姿を見せた桜エビ~ずは「キラキラ」を響かせたのち、夏の終わりをテーマにした「can't go back summer」をパフォーマンス。1人ひとり感想を述べるMCでは、桜井が「みんなを心配させちゃったと思うんですけど、私は全然元気なので! 2部はチケットがソールドアウトした喜びと、メンバーに歌割りを任せちゃったお礼の気持ちでめっちゃダンスをがんばりました!」と笑顔を見せ、川瀬あやめは「カバーし合っていけるのが桜エビ~ずのよさだと思うので、これからも6人一緒にがんばっていきたいと思います!」と意気込みを語った。
最年少の芹澤もあは「800人という数を超えて、もっと大きいキャパでこの6人と皆さんで挑みたいと思いますので、それまで付いてきてください!」と力強く呼びかけるも、感極まり思わず涙。茜空も目を潤ませながら「ソールドアウトと聞いたときは頭が真っ白で、ライブが始まるまでこういう景色を見れることがわからなかった。今でも夢じゃないかと思ってるんだけど、本当にいる? みんな」と喜びを表現した。また村星りじゅは「私は不器用だし、何もできないけど、皆さんが温かい目で見てくださって感謝しています」とファンに感謝の気持ちを伝え、本公演まで約1週間活動を休んでいた水春は「今日こうやって戻ってくれたのは本当にうれしいし、皆さんに大歓迎されたと思ってるから安心しました」と胸の内を明かした。
そして挨拶を終えた6人がライブを締めくくろうとするも、コミカルなBGMと共に藤井ユーイチチーフマネージャーがサプライズで登場。スクリーンにVTRが映し出され、11月16日に東京・よみうりランド 日テレらんらんホールで桜エビ~ず初のホールワンマン「桜エビ~ず 1stコンサート"ALL OUT"」が行われることが発表されると、メンバーは声を上げて歓喜した。場内が歓声で満たされる中、彼女たちは崩れ落ちながら涙を流し、「みんなお待たせ、ホール!」「11月16日に桜エビ~ずの夢が叶います!」とファンと喜びを分かち合った。
桜エビ~ず「桜エビ~ずワンマンライブ in autumn 2019 ~食欲の秋!読書の秋!桜エビの秋!~」2019年9月22日 新宿BLAZE セットリスト
01. オスグッド・コミュニケーション
02. タリルリラ
03. まわるまわるまわる
04. 灼熱とアイスクリーム
05. Magik Melody
06. 帰れない!
07. わたしロマンス
08. ねぇ、ローファー。
09. 214
10. グラジェネ
11. おねがいよ
12. せつないや
13. リンドバーグ
14. それは月曜日の9時のように
15. さいしょのさいしょ
<アンコール>
16. キラキラ
17. can't go back summer
桜エビ~ず 1stコンサート"ALL OUT"
2019年11月16日(土)東京都 よみうりランド 日テレらんらんホール