乃木坂46が主演する武内直子原作の舞台「乃木坂46版 ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』2019」が本日10月10日に東京・TOKYTO DOME CITY HALLで開幕。公演の前に同会場で会見とゲネプロが行われ、主要キャストである乃木坂46の久保史緒里、向井葉月、早川聖来、伊藤純奈、田村真佑の5人が出席した。
会見には、メインキャラクターのセーラー5戦士を演じる5人がタキシード仮面 / 地場衛役の石井美絵子、演出のウォーリー木下と共に登壇。セーラームーン / 月野うさぎ役を演じる久保は、初日を迎えるにあたって「稽古期間を経て、いい意味でもっと追求したいという思いが増してきました。緊張や不安もありますが楽しみという気持ちが強い。皆さんと楽しく素敵な時間を過ごせたら」と思いを語った。またセーラーマーキュリー / 水野亜美役の向井は「みんなで作り上げてきたものを精一杯出しきって、夢を届けられるようにがんばりたい」、セーラージュピター / 木野まこと役を演じる伊藤は「今までやってきた中で一番キャスト同士で話し合いながら作り上げた舞台。緊張はするけど、みんながいるから心強い。安心して初日を迎えられました」と公演に向けての心情をそれぞれ語った。
記者から「稽古で大変だったことは?」と質問されると、唯一の2期生である伊藤が「みんなすごく手がかかる子たちで」「急に4人妹ができたみたいな感じ」と回答。続けて記者の「一番“おしおき”したいのは?」との問いに「田村真佑かな? 私が何をしても『純奈さんかわいい』っていじってくるんですよ!」と発言すると、対するセーラーヴィーナス / 愛野美奈子役の4期生・田村が「私が演じるキャラクターはリーダー的ポジションの役柄なんですけど、周りは先輩ばかり。特に純奈さんとか立ってるだけでリーダー感出ちゃうから。いかに純奈さんを超えられるか」と答え、すかさず伊藤が「これいじってますよ(笑)」とツッコミを入れる一幕も。また田村と同じ4期生の早川は、セーラーマーズ / 火野レイ役を演じるにあたり「5人の関係性や自分の気持ちは大切にしながら役として生きるのに苦労しました。(火野)レイちゃんになりきっても、だんだんセーラーマーズじゃなくて聖来の気持ちが動いちゃうことが多かった」と演技と向き合った際の感想を述べた。
最後に改めて久保が「キャスト一堂、緊張もありつつこの日を楽しみにしてきました。武内直子先生が作ったセーラームーンの素敵な世界を皆様にお伝えできるように全身全霊でがんばっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします」と舞台開幕に向けての意気込みを語り、会見を締めくくった。
舞台「乃木坂46版 ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』2019」は本日10月10日から14日まで東京・TOKYO DOME CITY HALL、11月22日から24日まで中国・美王其大戯院で上演される。各公演の終演後にはセーラー5戦士とキャストがライブショーとして6曲パフォーマンスすることが決定している。
※美王其大戯院の「王其」は組文字が正式表記。
(c)武内直子・PNP/乃木坂46版 ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」製作委員会 2019